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よどやばしメディカルクリニック

田中 基幹 院長

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関西のビジネス街の中心となる淀屋橋エリアの玄関口、地下鉄御堂筋線淀屋橋駅・京阪淀屋橋駅から徒歩1分というビルの4階に、2018年4月「よどやばしメディカルクリニック」は開院した。同院が掲げる診療科目は、内科、泌尿器科、そして腫瘍内科だ。腫瘍内科は、まだあまり聞きなれない診療科目かもしれないが、端的に言うと、がんを緩和ケアに至るまで総合的にフォローするという。このビジネス街の真ん中という立地に個人クリニックが腫瘍内科を診療するその意義と重要性は、これからの医療の一つの在り方としても期待したい。たくさんの胡蝶蘭に囲まれた、まだ真新しい院内で、米国で培った経験も含め、臨床、研究その双方に豊富なキャリアを持つ田中基幹(もとよし)院長に話を聞いた。
(取材日2018年4月17日)

クリニックの親近感と総合病院並みの対応力をめざす

―国内各病院と海外での勤務。そして臨床と研究、実に幅広い経験をお持ちですね。

北海道の旭川医科大学という日本最北端の医科大学を選択して、そこから私の医療人生がスタートしました。冬になれば気温がマイナス20度などは当たり前で、スターダストが見られるというような毎日。ですから学業に専念するには絶好の環境でしたね(笑)。その後、北海道大学で博士課程を修了し、そのまま医局で10年間勤務して泌尿器科の基礎と臨床を学びました。ここでがんの研究をしていた上司と出会い、今の腫瘍内科を持つ医院開業へとつながっていきます。北海道大学の医局に勤務する中で米国テキサス州のがんセンターへ留学しました。そこで発表した論文が認められ、そのままフェローとして残り研究と臨床を重ねたのです。その後、5つの大学で講師や医師として勤務し、また大手製薬会社の研究員として創薬にも携わりました。

―泌尿器科と腫瘍内科。先生における、この2つの関係性をお教えください。

泌尿器科といえば、前立腺、膀胱、尿管、そして腎臓といった部位が専門となりますが、この臓器はすべてがんに侵される危険性があります。しかも前立腺がんは、男性のがん罹患率で肺がんや胃がんと並んでトップクラスです。私の実際の臨床現場でも、がんの発見から治療というのは日常でしたので、医療業務のライフワークとしてはどうしてもがんと向き合う必要性がありました。そして他のがんの場合、内科で発見して外科で手術、治療などというケースが一般的なのですが、泌尿器系のがんの場合は、発見、治療、そしてフォローと泌尿器科内で一気通貫で治療できるのが特徴的ですね。そういう意味でもやりがいは大きく感じられますし、ずっと同じ先生に診てもらえるということも患者さんの安心感につながると思います。

―開院にあたってのコンセプトについてお伺いします。

まずはこの淀屋橋界隈にお勤めの皆さんに知っていただき、風邪などの日常の身近にある体の不調を気軽に相談、治療のできるクリニックでありたいと思っています。便利な駅近な上、朝の10時からお昼の2時まで、そして夕方4時から夜8時までという診療時間ですので、お昼休みにちょっととか、仕事が終わってからすぐに受診できるという使い勝手の良い、このエリアで働く方々の気軽ながらも頼れる健康ステーションをめざしています。また、ミドルエイジ以降になりますと前立腺や尿トラブル、更年期障害による不調などで泌尿器科を必要とする場合が多いのですが、意外に泌尿器科は不足気味なので重宝いただけたらうれしいです。



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