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太田 彰 院長の独自取材記事

せきれい歯科クリニック

(安城市/三河安城駅)

最終更新日:2019/08/29

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JR東海道線三河安城駅から車で10分。幹線道路沿いの商業施設が多い地区に「せきれい歯科クリニック」はオープンしたばかりだ。木目調の引き戸を開けると、くつろいだ気持ちにさせてくれるような爽やかな空間が広がる。太田彰院長は大学で口腔外科を専門にし、同院でも外科処置を伴う治療を積極的に行っている。院内には手術ができる広い個室があり、スタッフの導線や衛生面に配慮された造りになっている。また、靴を脱ぐ必要がないバリアフリーの院内、子どもが怖がらずに治療を受けられるように診療台を置いていない部屋など、子どもから高齢者までみんながリラックスして治療を受けられるように配慮されている。終始笑顔で歯科医師としての思いを語る太田院長に、得意な治療や患者や地域への思いを聞いた。
(取材日2018年4月10日)

患者がリラックスできる空間を意識した歯科医院

「せきれい歯科クリニック」というお名前には、どういう由来があるのでしょうか?

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せきれいは、身近にいる鳥なので皆さんも日ごろ目にしたことがあると思うんです。ただ、それがせきれいだと気づいている方が少ないだけなんですよね。当院は患者さんに「気づき」を与えることをモットーにしているので、そんな思いがせきれいという鳥と重なりました。それにせきれいは小さな鳥なんですが、背骨がしっかりしてるんですね。軸がぶれない鳥、それは当院のコンセプトも決してずれないようにという思いとつながっています。クリニックのモチーフを見ていただくとわかるように、鳥が四葉のクローバーをくわえて歯にとまる、つまりせきれいが幸せを運んでくるということ。そんなイメージから「せきれい歯科クリニック」と名づけました。皆さんにも覚えてもらいやすいようで、気に入っています。

鳥のモチーフがかわいく、とてもすてきなクリニックですね。

院内は患者さんがリラックスできることと、僕たちスタッフがプロフェッショナルに動けるような環境にしようと思い個室設計にし、患者さんとスタッフの動線が重ならないように工夫しています。また、歯科医院は生活習慣を正していく仕事なので、治療したらそこで終わりではなく、なぜそうなったか、どうしたらそうならないようにできるか、を考えなくてはいけません。そういう意味で患者さんとじっくり話すことはとても重要なので、独立したカウンセリングルームをつくりました。その他、お子さんが歯科医院を怖がらないように、チェアではなくソファーだけを置いた部屋もあります。5月末にはホワイトニング専用の部屋も完成する予定です。

歯科医師になられたのには、おばあさまとの思い出が関係しているそうですね。

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はい。僕は生粋のおばあちゃん子で小さい頃からよく一緒に遊んでもらいました。川に遊びに行ってせきれいをよく見たことも鳥好きにつながっているのかもしれません。そんな僕の大好きなおばあちゃん、そして僕を好きでいてくれたおばあちゃんが、晩年一番楽しみにしていたのは食べることだったんですね。歯科医師というのは人々に噛める喜びを与えてあげることができる仕事の代表だと思います。開業し、そういう喜びを皆さんに直接与えられるようになることは、社会に大きく貢献できると思ったんです。大学にいる時は、研究や新しい手技で社会貢献できる道を考えていましたが、身近な人々に噛める喜びを気づかせていける今の仕事に転換したのも、僕の中では運命だと思っています。

患者自身に気づきを与える治療をモットーに

先生が力を入れている治療についてお聞かせください。

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大学では、口腔外科を専門にしていたので、骨を作る手術を数多く経験しています。現在は、親知らずの抜歯はもちろんですが、矯正治療や舌の手術、小さな腫瘍手術、インプラント治療など外科的処置を伴う治療も幅広く行っています。また、何よりも患者さんにとって安心安全であることを考え治療にあたっています。特にインプラント治療では、初めからインプラントを選択するのではなく、他の治療でも効果的と思われる場合は、患者さんの歯を移植するという方法も提案しています。まずは治療の選択肢を全部テーブルに並べ、患者さんの気持ちや希望を伺いながら治療方針を決めていくことを大切にしているんです。そのためにも、じっくり話ができるカウンセリングルームを造りました。

拡大鏡を使って治療をされているんですね。

拡大鏡は治療には手放せないですね。一般には2倍のものが多いと思いますが、僕が使っているものは6倍のものです。大きく見えるのはもちろんですが、ライトがつくので細部まで見ることができるんです。肉眼では見ることが難しい虫歯も、ライトで透過することではっきり見ることができます。それと、歯の根や神経の治療にとても役立っています。この治療はばい菌が入ってはいけないんですが、見えない管の神経を探るような治療でも、これを使うことで鮮明に見ることができるので、患者さんにも安心感を持ってもらえると思います。細かい精度を求められる仕事だけに、僕にとっては拡大鏡はなくてはならない医療器具になっています。

こちらの歯科医院の治療方針を教えてください。

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何よりも患者さん自身に「気づき」を持ってもらうことを大切にしています。健康なお口をつくるためには、患者さんと僕たちが一緒に考えていく必要があります。そのために、ゴールまでの道筋を細かく設定し、患者さんに説明するようにしています。例えば、先ほどのインプラントの例では、インプラント治療をするかどうかはあくまで手段であり、この先にどういうゴールがあるのかを患者さんにわかりやすくお伝えします。最終ゴールは今ある歯をいかに失わないようにするかで、そこまでの道はいろいろ選択があっていいと思いますし、それぞれの患者さんに合わせた治療を提案し一緒に考えていくようにします。そうすることで患者さん自身が、自分の歯に対してさまざまな「気づき」を持てるようになると良いと思いますね。

地域全体の口の健康を守っていける歯科医院でありたい

小児の治療には、どのような配慮をされていますか?

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お子さんは治療用の椅子を見ただけで怖がってしまう場合があります。子どもの気持ちになってみたら、知らない人がいきなり口の中に器具を入れてきたら、やっぱり怖いですよね。そういうお子さんが徐々に慣れていけるように、チェアを置かずソファーだけ置いた部屋で、まずはそこに寝てもらい口の中を見せてもらうことから始めています。そうして僕や医院に慣れていってもらえればと思います。それから、当院は女性歯科医師もいるので、男性が少し苦手なお子さんでも安心できると思います。女性歯科医師は子育て真っ最中のお母さんなので、お子さんの気持ちもわかると思いますし、お母さんの悩みにも寄り添えると思います。

スタッフとのコミュニケーションはどのようにとっていらっしゃいますか?

現在、僕以外に女性歯科医師、3名の歯科衛生士、2名の助手がいます。当院では歯ブラシ指導をほとんどの方に行っていますが、それを担う歯科衛生士は知識が豊富ですし日々の勉強にも熱心で、それが何より当院の誉れですね。週1回ミーティングを行い、コミュニーションをとるようにしています。先日、スタッフと食事に行き仕事についていろいろ話したんですが、スタッフから「話す時間が足りなかった」と言われてとてもうれしかったですね。スタッフがこの歯科医院を良くしていくように自ら考えてくれているということですから。昼食の時間も時々話をするんですよ。以前は僕は1人で昼食をとっていたんですが、スタッフが「一緒に食べましょう」と誘ってくれて。良いスタッフに囲まれていることに感謝しています。

今後の展望と、読者へのメッセージをお願いします。

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究極の目標は、当院へ来ていただいた患者さんだけでなく、家族の皆さん、そしてその周りの方々というように、地域全体に歯が壊れる人がいなくなるのが理想ですね。そのためにも、地域の歯科医院の先生とは月1回集まって情報交換しています。それぞれに専門分野があるので議論や検討を重ね、勉強させてもらっています。話の中に何度か出ていますが、皆さんに歯の健康に対して「気づき」を持ってほしいです。僕は、死ぬまで自分の歯を壊さず噛むことは可能だと思うんですね。歯というのは食べる、しゃべる、歌うという人生を謳歌するための術ですので、それを大切にしてほしいと思います。当院もそのお手伝いができる歯科医院でありたいと思っています。

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