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安藤 直子 院長の独自取材記事

なおこレディースクリニック

(横浜市都筑区/センター南駅)

最終更新日:2021/02/24

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ブルーラインのセンター南駅から徒歩3分の「なおこレディースクリニック」は、女性特有の悩みを気軽に相談できるアットホームな産婦人科クリニックだ。受診しやすい雰囲気づくりに心を砕く安藤直子院長のもとには、幅広い世代の女性が訪れる。長く大学病院に勤務し、現在も昭和大学横浜市北部病院で兼任講師を務める院長が行うのは、患者の話をゆっくりと聞く丁寧な診療。「年齢ごとに女性の体の悩みは違います。大丈夫ですよと声をかけると安心して帰る方もいらっしゃいますね」と優しくほほ笑む院長に、同院の特徴や患者への思いなどについて話を聞いた。
(取材日2021年1月22日)

大学病院での経験を生かし、幅広い世代の女性を診療

初めに、この地域で開業された理由を教えてください。

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2004年から開業する2016年まで、昭和大学横浜市北部病院で勤務していました。現在も兼任講師を務め、なじみがある地域で、病気が見つかったときには近隣の医療機関にご紹介できると考えたのが、ここで開業した理由です。勤務医時代は地域の方の出産に何度も立ち会いましたが、先日初めて、立ち会った時に生まれたお嬢さんがお母さんと一緒に受診してくださいました。医師は転勤が多いので意外とそのような機会は少ないのですが、私は比較的長く横浜にいたこともあり、訪ねてくださったようです。出産に立ち会った方は医師と患者というよりも同志のような感覚になりますので、「そうかあ、あの時の」としみじみ思いましたね。もちろん、受診の必要がないのが一番なのですが、このような出来事は産婦人科医として医師冥利につきます。

どのような年代の患者さんが受診していますか?

思春期の学生さんから、20~30代の若い女性、妊婦さん、中高年の方まで、あらゆる世代の方に来ていただいています。月経のお悩みで受験前の中学生がお母さんと一緒にいらっしゃるケースや、親子3代で受診してくださる方もいて、80代の患者さんから「娘と孫もよろしくね」と言われたこともあるんですよ(笑)。女性特有の体の悩みは年齢とともに変化します。実はその中には病気ではないこともたくさんあって、その場合は「大丈夫、心配ないですよ」とお声がけして安心していただけるようにしています。婦人科は受診しづらいと感じる方も多く、これまで何度も「婦人科には本当は行きたくなかった」「痛かった」「話をした時に恥ずかしかった」という患者さんの声を耳にしてきました。当院ではリラックスできるインテリアで統一し、プライバシーを守る工夫をするなど、症状はあるけれど行きづらいということがないように努めています。

若い女性の患者さんも増えているそうですね。

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無月経や月経不順、月経前の不調といったご相談や、検診で子宮頸がんの一歩手前である子宮頸部異形成が見つかったという方が増えています。お母さんがかかられていて、「娘のことで心配しているので一緒に連れて行きたい」とおみえになるケースや、お友達が受診されていて、その話を聞いてという方が比較的多いですね。先ほどふれたように、お話をさせていただく過程で、「様子見で大丈夫」「問題ない」という場合もあり、皆さんも話しているうちに、これは異常がない状態なのだとわかってくださるように感じています。インターネットなどで調べて、不安になってしまうのかもしれませんね。まずは丁寧に話をすることが大切だと思っています。もちろん治療の介入が必要な場合は、しっかり治療していきます。

日帰り子宮鏡下ポリープ切除術など先進の治療にも対応

子宮鏡下のポリープ切除手術を日帰りで受けられると伺いました。

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はい。大学病院で長く診ていた経験を生かして、合併症がない方であれば日帰りでの子宮鏡下ポリープ切除術が可能です。手術の前処置から、手術、術後の診察までが日帰りででき、1日お1人の対応ですので、プライベート感のある治療だと思います。時間の面でのご負担を軽くするだけでなく、侵襲が少ないタイプの機器を使いますので体へのご負担にも配慮しています。お仕事や子育てで忙しく、入院が難しい方にも治療を受けていただきやすいと思っています。

産科領域の診療ではどのような特徴がありますか?

妊婦健診で4Dエコーを使用しています。赤ちゃんの病気を見つけるためというよりは、妊娠しておなかの中に赤ちゃんがいるということをご夫婦や上のお子さん、おじいちゃん、おばあちゃんなど、家族のみんなで実感していただくためです。一緒に動画を見ていただくことで、妊娠がすごく幸せなものなんだということを共有し、赤ちゃんが生まれてくるのを楽しみにして幸せに過ごしていただきたいですね。

患者さんとのコミュニケーションではどのようなことを心がけていますか?

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最初は私が話をするというよりは聞き手に回るようにしています。まず問診票にご記入いただいた後、看護師がお話をさせていただき、最後に私の診察となるので、慣れるまでは聞かれることが多いなと思われるかもしれません。ただ、丁寧に段階を踏むことで、医師には言いづらいことを問診票に書いたり、看護師に話したりすることで私に伝わりますし、患者さんご自身も、そういえばそんな症状があるかも、これが一番つらいかもと、受診の理由を整理していただくことができると思います。お話だけして帰られるとしても、何も問題がなければ安心できますし、病気が見つかれば適切に治療をしていく、それがクリニックの役目だと思います。

気軽に受診しやすいクリニックをめざす

先生が医師という職業をめざしたきっかけは何でしたか?

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子どもの頃、近所におじいちゃん先生の診療所がありました。いつもたくさん患者さんがいたのですが、診察室を出てくると皆さん元気になっているように見えたんです。つらくて行くのに、帰る頃には元気になっている。小さい頃の記憶ですが、それがすごいなと思ったことがこの道に進んだきっかけです。産婦人科を選んだのは女性であることを生かしたかったのと、外科系の手術をしたかったからです。当時の産婦人科は他の外科系と同じく男性医師が中心で不安もありましたが、女性の先輩が生き生きと働いている姿を見てやっていけると思い、この科を選びました。

新型コロナウイルス感染症が流行していますが、貴院でも感染症対策を徹底されているそうですね。

はい。例えば消毒用のアルコールは1日3リットルは使いますし、換気については空気清浄機3台をはじめ、空気清浄機と加湿器の一体型を5台、加湿器5台、サーキュレーター5台の合計18台をそろえ、稼働させています。もともと当院は商業施設にありながら換気が良く、今はドアと窓も開けて風がよく通りますので、入り口にかけたカーテンの動きを見ていても空気がどんどん入れ替わっているのがわかります。むしろ風通しが良すぎるのではと思うくらいなんですよ。先日いらした患者さんは、「いろいろな報道を見ると心配になるけれど、健診を受けないのも不安だったので来ました」とお話しされていました。患者さんのほうもだんだん冷静な判断ができるようになってきたのかなとも思っています。できる限り不安を感じずにお越しいただけるように努めておりますし、実際に当院でその様子を見ていただけたら、安心していただけるのではと考えています。

最後に今後の展望についてお聞かせください。

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今は若年層の婦人科疾患も増えていますし、若いうちから抵抗なく受診できるクリニックにしていきたいです。受診しやすい雰囲気や環境をつくり、「行きにくい」という産婦人科のイメージを払拭したいとやってきましたので、現在多くの方に来ていただけるのはとてもありがたいことです。その反面、「時間をかけてお話ししたい」「予約外の方も断らずに拝見したい」と思う分、お待たせしてしまうことがあるのは申し訳ないと感じるところです。そこで順番がわかる予約システムに対応し、自分の番まであと何人待っているのかをスマホでも確認できるようにしました。待合室の密な状態を避けるためにも有用です。身構えず受診することが病気の早期発見になり健康でいることへの最初のステップにもなりますので、おかしいなと思うことがあれば気軽にお越しください。

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