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田中 昂太郎 院長の独自取材記事

からん歯科・矯正歯科&キッズ

(美濃加茂市/前平公園駅)

最終更新日:2019/08/29

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美濃加茂市と坂祝町の境、国道248号線バイパス沿いに、2017年開院の「からん歯科・矯正歯科&キッズ」はある。通勤などで248号線を利用する人にとって、この真新しく美しいクリニックの存在は気になるところだろう。歯列矯正と小児歯科を得意とする田中昂太郎院長は、子どもから高齢者まで口腔内の健康をトータルに支える家族のかかりつけ医となることをめざしている。一般から歯周病、予防や審美歯科まで、ほぼすべての治療に対応しており、そこに歯列矯正の専門家としてのアプローチを加えるのが特色だ。田中院長が大切にしている治療への思いや考え方について話を聞いた。
(取材日2018年4月9日)

クリニック名に込められた治療への思い

クリニック名になっている「からん」の由来について教えていただけますか?

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「からん」とは、「優しく包む、抱きしめる」という意味を持つフランス語の「calin」をひらがな表記にしたものです。クリニック名を考えた際に、自分の名前をつける選択肢もありましたが、このクリニックが地域に根差し、末永く愛される存在であるために、また、患者さんに対して優しく、家族を愛するように包み込むような診療をしていくために、このクリニック名をつけました。

先生のご専門の治療はクリニック名にもある矯正と小児歯科でしょうか?

開院するまでは矯正歯科専門のクリニックで経験を積み、専門性を深めました。また一般歯科のクリニックにも勤めながら、小児歯科や虫歯、歯周病などの一般歯科診療についても学ばせていただき、幅広く治療できるようになりましたね。ですから自分をどんな歯科医師か客観的に表現すると、総合的な治療を行う“町の歯医者さん”であり、その上で小児歯科や矯正歯科が得意である、ということになると思います。

この場所に開業された理由は?

僕が生まれ育ったのは恵那市なのですが、親戚一同がこの辺りに住んでいまして、その意味では縁がある土地に開業したと言えるでしょうね。開業にあたっては、地元での開院も検討しましたが、さまざまな要素を検討する中で、この地域が新しい住宅が増え、それに伴って子育て世帯も増えており、お子さんを診る歯科医院が今後必要とされると予想できたので、縁があるこの地に開院することを決めました。

2017年11月の開業以来、どのような患者さんがいらっしゃっていますか?

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地域の子どもの患者さんとそのお母さんをはじめとするご家族が通い始めてくれています。それに、高齢の患者さんも増えてきています。ご近所の方が中心ですが、国道沿いという立地もあり、自家用車で通院する患者さんも多いですね。

子どもが楽しく、快適に過ごせる環境づくり

キッズスペースがとても広くて、デザインも素敵ですね。子どもたちに喜ばれそうです。

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そうですね。子どもたちが待ち時間中も楽しく快適に過ごせるようにこだわりました。例えば、一般の待合スペースとキッズスペースの間にあえて段差を一段設けることで、土足とそうでない空間を分けています。またこの段差があるおかげで、ハイハイするくらいの乳児のお子さんがキッズスペースから待合スペースに簡単に行けないようになり、安全の確保という役割も果たしています。おもちゃもすべて木製で安全や環境に配慮し、このスペース以外にも、それぞれの診療用のチェアはプライベート空間になっているのですが、チェアのそばにちょっとした子どもが遊べるスペースをつくっています。そうすることで、待合室だけでなく、診療チェア周りも子どもにとって楽しい場所であるとともに、例えばお母さんが治療を受けているときも、お母さんのすぐそばで遊びながら過ごすことができるんです。自分も家では父親なので、親目線でもクリニックづくりをしましたね。

それは子どもたちにとってはうれしいでしょうね。

そうですね。スタッフの中に、保育士の免許を持っている者が複数人いますので、託児もこのスペースで行っています。また、子どもたちが、歯科医院に来るのが「嫌だ」と思わないクリニックづくりが大切だと思っています。だからこそ、スタッフにも皆、笑顔で患者さんをお迎えして、常に気持ちよく過ごしていただけるようにしています。ハード面、ソフト面、ともに充実させることで、歯科医院が持つ、治療に伴う痛みなどから連想されるネガティブなイメージから、歯の健康を守ってくれる「強い味方」であり、楽しい場所だというように患者さんが思ってくれたらいいなと思っています。お子さんを連れてきてくださるご両親には、お家で歯科医院のことを話す際、「歯医者さんは歯の健康を守ってくれる頼もしい味方だよ」と言ってもらえると、子どもたちの心理的な不安も薄れると思いますね。

クリニックで働く上で、スタッフの皆さんとの約束事があるそうですね。

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患者さんをないがしろにしないこと、そしてスタッフ同士も同様にないがしろにしないこと。当院に関わるすべての人たちを思いやる、ということを、お互いに約束し合っているんです。私は2児の父でもあるのですが、自分の家族と同様に、患者さんやスタッフも、大切な存在。患者さんと接するとき、治療を考えるとき、常に「自分の家族だったら」という思いを持っています。またスタッフも皆、患者さんはもちろんのこと、同僚とのコミュニケーションも相手を大切にすることにプライオリティーを置いています。

比較写真で患者の治療へのモチベーションを上げていく

初診の際の一般的な治療までの流れについて教えてください。

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カウンセリングの専用スペースがあり、初診の際は1時間の枠をとり、詳しくお話を伺っています。そこから治療の方針を決めていくのですが、歯周病など、自覚症状のない疾患がある場合もあるため、レントゲン撮影をして、歯全体をまずは確認させてもらっています。その上で、主訴の治療や、希望に応じて歯列矯正について相談して決めていきます。主訴の治療後は、必要に応じて他の箇所の治療に入り、一通り治療が落ちついたら、良い状態を維持するため、予防歯科治療へ移っていきます。また、こだわりとしては治療前と治療後の比較写真を患者さんに見てもらうことで、患者さん本人の治療へのモチベーションを持ってもらえるように工夫しています。歯周病のように、進行しても自覚症状が少ない疾患もあるので、その点についても写真は効果的ですね。

患者さんとのコミュニケーション面で取り組まれていることはありますか?

専用のソフトを使って、患者さん一人ひとりのすべての歯の状態を、ビフォーアフターで比較できるよう写真を撮り、見た目ではわからないところは数値化して比較できるようにしています。写真や数値で可視化することで、患者さんにとっては治療に対してモチベーションが得られやすいと思います。中には積極的に結果について質問をしてくれる患者さんもいます。自分自身のお口の状態を知り改善していきたいという気持ちがあれば、必ず良い方向へ進んでいけると思いますので、状態の可視化は今後も力を入れていきたいです。

最後に、小児歯科や矯正について教えてください。

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お口の状態はそれぞれ違うので一概には言えませんが、私は小児矯正を行うことは選択肢の一つとしてお勧めしています。それは、成人の場合でも歯並びを矯正することはできますが、子どものうちに始めることによって、永久歯を理想的な状態に並べることがしやすいですし、歯茎やお口周りの筋肉をバランスの良いものにしていける可能性が高くなるというメリットがあります。また、お子さんの普段の生活習慣が、歯並びにとても影響することがあります。例えばずっとうつ伏せで寝ていたり、横向きでも常に同じ方向で寝ると、歯並びが悪くなる可能性が高まります。生活習慣が、健康なお口や歯並びへ影響を及ぼすことをぜひ知ってほしいですし、子どもたちの歯並びや顔のつくりをみると、その子の生活習慣上の癖がだいたいわかります。それらの指摘や改善が必要だと思われる場合は適切なアドバイスをすることも、僕たち歯科医師の大切な役割だと思っています。

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