顎骨や歯の健やかな成長発育を促す
小児矯正
下総中山アール歯科
(市川市/下総中山駅)
最終更新日:2025/12/11
- 自由診療
最近の子どもたちは、栄養価の高い食事によって歯が大きく成長する反面、やわらかい食べ物が多いため顎骨が正常に発達せず、結果、歯列が乱れてしまうケースが増えているそうだ。そんな歯列の乱れを治すために必要となるのが歯列矯正だが、小さい子どもに対してどのような矯正を行うのか不安に感じることもあるだろう。「下総中山アール歯科」の若林孝宏院長は、「小児の矯正は一人ひとり将来の成長の動向を見極めながら、適切な時期に始めるようにしています」と話す。同院では、歯列に影響を及ぼす悪癖の改善や、顎骨の適切な成長を促すなど症状に即した矯正法を提供している。実際、どのような流れで小児矯正が行われるのか、若林院長に詳しく聞いた。
(取材日2025年11月7日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Q子どもの歯科矯正はいつ頃から始めれば良いのでしょう。
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A
矯正装置を装着できるという点で考えれば3~4歳から始められます。しかし、それ以前にもできることはたくさんあります。例えば、最近は口呼吸の子どもが多いですが、本来は口蓋に収まるはずの舌が口呼吸によって下がることで、上顎や前歯の発達に悪影響を及ぼします。口呼吸の改善が必要ですし、鼻詰まりが原因であれば鼻の治療が必要になります。また、乳児期の授乳の仕方や抱っこの姿勢なども顎骨や歯の成長と深い関係があります。お子さんの成長発育に悪影響を及ぼすことはしないことが大切ですので、お子さんが生まれる前、妊娠中に歯科を受診して、乳幼児の口腔発達・成長に関する正しい知識を身につけておくと良いでしょう。
- Qこちらで受けられる小児矯正について教えてください。
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A
当院では、マウスピース型装置を用いて口周りの筋機能を鍛え、舌の位置や呼吸法、悪癖の改善を図り、顎骨の成長を促す方法と、装置を使用する顎顔面矯正を行っています。小児矯正について説明する際は、なぜその矯正が必要なのか、歯科的な面だけでなく体の健康面も含めて広い視点から丁寧にお話ししています。例えば、口呼吸によって感染症やアレルギー、睡眠時無呼吸症候群などを引き起こしやすいといったことを、親御さんが知らずに損していることは多いと思います。保護者がそれらの知識を持って、より早くお子さんの症状に気づいてあげることが大切です。
- Q期間について教えてください。
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A
マウスピース型装置を用いた小児矯正の場合、期間中は1年ごとに経過や状態を評価しています。症例によっては1年以上かかる場合もあります。また、顎顔面矯正の場合、期間はひとまず3年くらいが目安です。ただ、歯列の状態やゴールの設定状況によって、期間や費用は異なります。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1カウンセリング
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子どもの口腔内をチェックし、将来の成長、発達の動向を考え、起こり得る歯列のトラブルなどについて、理由も含めてわかりやすく説明。就寝時のいびきの有無や、日中の眠気の有無など、子どもの日常生活についても質問し、思い当たることがあるかどうか確認している。そのような確認を積み重ねて総合的に診断、保護者とも相談しながら咬合誘導や矯正を行うかどうか決定する。
- 2検査・診断・説明
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頭部エックス線規格写真、口腔内写真、歯型模型などによって歯列や噛み合わせ、顎骨の状態などを分析し、どのような方法が適しているか診断。その矯正法のメリット、デメリットについて丁寧に説明。保護者と子ども本人、ともにわかりやすく話している。
- 3矯正を開始
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マウスピース型装置を用いた咬合誘導では、装置のつけ方や装着時間、注意事項などについて説明。また自宅で行う筋機能トレーニングの方法なども丁寧に指導する。顎顔面矯正の場合は、装置に対する違和感を生じることもあるが「すぐに慣れるから大丈夫ですよ」と言葉をかけ、子どもが不安を抱かないように配慮。実際、子どもたちは順応性が高く、すぐに慣れるそうだ。
- 4定期通院
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原則として1ヵ月に1回通院して、口腔機能や歯列の変化などを確認する。自宅での筋機能トレーニングを怠っていると、歯科衛生士が厳しく指導することも。「せっかく費用と時間を費やしているのだから、それを少しでも無駄にしてほしくない」という熱い気持ちで、歯科衛生士も真剣に子どもたちと向き合っている。
- 5矯正後の定期メンテナンス
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矯正が終わった後は、通常の定期検診を受けるために3ヵ月に1回程度の頻度で通院。クリーニングや虫歯予防処置、ブラッシングの指導などを受ける。もし、悪癖が戻ってきているようであれば、その改善に向けたアドバイスも行っている。
自由診療費用の目安
自由診療とはマウスピース型装置を用いた咬合誘導/6万6000円~、顎顔面矯正/55万円~

