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瀧澤 徹 院長の独自取材記事

たきざわ歯科布施クリニック

(東大阪市/布施駅)

最終更新日:2022/10/25

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大阪府東大阪市。近鉄・布施駅から徒歩3分。駅前から続く商店街をアーケード沿いに進んだ場所に「たきざわ歯科布施クリニック」はある。外観はガラス張りで、飲食店のように外からもおおよその雰囲気がわかるようになっている。「誰もが来てもらいやすいオープンな場所にしたかった」と語る院長の瀧澤徹先生は、大阪市の出身。町の下町っぽい雰囲気と駅からのアクセスの良さに引かれ、今年の2月に開院したばかり。できる限り、「歯を抜かない」「削らない」「痛くない」という治療方針を掲げ、地域密着型の歯科医師になろうと奮闘している。瀧澤院長に地域に根差した歯科医療の大切さや今後の展望など、さまざまな話をじっくりと語ってもらった。

(取材日2018年3月12日)

オープンな雰囲気で通いやすいクリニックに

どうして、この場所で開院されたのでしょうか?

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駅から近く、商店街のアーケードを通れば、ほとんど雨に濡れずに来られるというアクセスの面に引かれました。中でも、決め手はなんと言っても、この町の雰囲気です。「布施」の下町っぽさが自分の診療方針や性格に最も合っているんじゃないかと思い、この地で開院することを決意。もともと、ここは以前に飲食店がテナントとして入っていたそうですが、建物のガラス張りの感じもお店っぽくて気に入っていています。しっかりとプライバシーは確保しつつも、ガラス張りなので何となく中の雰囲気も伝わるんです。めざしているのは、オープンな雰囲気で、あらゆる人が集まれるような場所。若い人から高齢者、一般の虫歯治療から予防まで、年代や症状に関わらず、さまざまな人が訪れることのできる歯科クリニックをめざしています。

開院して1ヵ月ですが、どのような患者さんが多いのでしょうか?

思っていた以上に健康への意識が高い方が多いことに驚きました。年齢層的には比較的ご高齢の患者さんが多めでしょうか。また、当院は活気ある商店街の中にあるのですが、そこの商店主の方も患者さんとして大勢来ていただいています。まだまだ私には地域のことはわからないことが多いので、商店街で買い物をしたり、話を聞いたりすることでいろいろ教えてもらっています。めざすのは気軽に立ち寄れる「地域密着型」の歯科医院。私自身、商店街の組合に入り、積極的に会合などにも参加しながら、地域の方々と深い結びつきをつくっていきたいと思っています。

キッズスペースやお子さん向けのおもちゃも充実していますね。

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敷地が広く、スペースに余裕があったため、キッズスペースを広くとることができました。子ども用とはいえ、キッチンセットがあり、小さなお子さんに好評です。来院されたお子さんは皆さん、そこへすぐに吸い寄せられていきますね。ですので、小さなお子さんをお持ちの方も安心して連れて来られます。他にも、診療の終わったお子さんに「ご褒美」として、院内のカプセルトイに利用できるメダルを渡しています。こうした取り組みで、少しでもお子さんが来院しやすい雰囲気になればうれしいですね。また、バリアフリー設計で、ベビーカーや車いすの患者さんにも問題なくご来院いただけるようになっています。お子さんからおじいちゃん・おばあちゃんまで、ファミリーで通える歯科医院にしていくことが目標です。

コンセプトは歯を抜かない、削らない、痛くない

先生の治療方針を教えてください。

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できる限り、「歯を抜かない」「削らない」「痛くない」治療を心がけています。研修医や勤務医時代に、虫歯を治しても、同じ箇所の治療が再び必要になるケースを数多く見てきました。削ったり、抜いてしまった場合、一時的に治癒しても、同じ場所や周囲から虫歯が出てくることがあるのです。そのうち、削ればいいものではないなと思うようになってきて、大切なのは治療しなくていいように患者さんを導くことだと思うようになりました。診察では半分くらいの時間を説明とコミュニケーションにあて、患者さんに納得していただいてから治療をスタートするようにしています。「ここは治療し、ここは経過観察しましょう」とか、「なるべく小さめの入れ歯で済むようにしましょう」とか、患者さんに合った負担の少ない方法を提案するよう心がけています。

診療にあたり、注意されていることはどういったことでしょうか?

「なるべく削らない」という方針を立てていても、絶対に治療しなければいけない虫歯と経過観察で済む歯があります。ですから、その見極めが大切です。基本的に私自身の経験から判断しますが、当院ではレーザーを用いた虫歯診断装置を使うこともあります。この機械を使うと虫歯の進行状況が数値で表され、虫歯を削るか、削らなくてもいいかを判断しやすくなるんです。私の肉眼だけでなく、いろんな方法を使って判断し、患者さんに説明します。その上で、治療しなかった歯は経過観察を小まめにすることで、地域の皆さんの歯を長い目で見守っていきたいと思っています。

どのような患者さんに来てほしいのでしょうか?

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とにかく、いろんな患者さんに来てほしいので、外観をガラス張りにし、段差のないバリアフリー設計にしました。土・日曜もオープンし、夜は20時30分までと比較的、遅い時間まで開院していますので、会社勤めの方にも来てもらいやすいのではないでしょうか。お待たせしてしまうかもしれませんが、予約せずに来ていただいても大丈夫です。増えてほしいのは年齢を問わず、予防のために訪れる人。歯の健康のためには早期発見・早期治療が最も大切です。これからも「歯科医院に来るのは痛い人、歯の状態が悪い人だけじゃないですよ」ということを、事あるごとに訴えていきたいですね。あまり難しく考え過ぎないで、歯科クリニックをお口のメンテナンスをする場として気軽に通える場所だと考えてほしいです。

堅実な治療で地域の人たちの信頼を得ていく

休日はどのようにお過ごしでしょうか?

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夜は遅くまで開けていますので、診療後はもうご飯を食べてお風呂に入って寝るだけです。忙しくて、あまり休む時間はないのですが、休みの日はなるべく家族と過ごす時間を多く取るようにしています。妻と3歳の娘の3人家族なので、みんなで出かけたり、動物園に行ったりしています。とはいえ、今は開業して1ヵ月と忙しい時期。勤務医時代ですと、診療と診療の合間の時間は休憩でしたが、いろいろな人がおみえになることも多く、気の休まる暇もありません。その分、気持ちの面で責任感も増えました。忙しくも充実した日々です。今は1日でも早く、地域の皆さんに信頼される歯科医院になれるよう、研鑽を積んでいく時期だと思っています。

今後、どのようなクリニックにしていきたいですか?

近年、専門分野に特化した歯科クリニックも増えていますが、そういう場合は特殊な設備も必要になります。私の場合は、まずはしっかりと今できる治療を行い、この地域の人たちの信頼を勝ち得ていくことが大切だと思っています。その上で、さらに夢を語るなら、この2階にまるまる使っていない広いスペースがありますので、将来的にはそこを有効に使って患者さんの歯の健康を守るためのスペースにできればなと思っています。また、今後インプラント治療や矯正治療も患者さんのニーズに応えてきたいです。まだ、具体的には決めておりませんが、例えば、予防治療のためのスペースとするとか。この地域、この場所ならではの取り組みができれば、いいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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歯科医院は一般的に痛くなってはじめて行く場所だと思われています。でも、それだとすでに症状が進行していることが多く、歯を抜かざるを得なかったり、削ったりしてもそこからまた虫歯になることも。ですので、抜いたり削ったりしないで済むように、予防のために定期的に歯科医院に通っていただくことが大切です。20年後、30年後に自分の歯でしっかりと物を食べていけるようにするためには、歯磨きだけでは不十分で、歯科クリニックでの定期的な診断が不可欠。私も、多くの人にそれを伝えるためにも、このクリニックを、誰もがいつでも気軽に訪れることのできるオープンな場にしていきたいと思っています。

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