野瀬 冬樹 院長の独自取材記事
野瀬国際歯科・矯正歯科
(調布市/国領駅)
最終更新日:2026/05/19
京王線国領駅から徒歩8分、国領八丁目交差点のそばにある「野瀬国際歯科・矯正歯科」。院内は、シックな色調でまとめられ、高級ホテルのような雰囲気が印象的だ。野瀬冬樹院長は、昭和医科大学大学院で歯周病学を専攻し博士号を取得後、ニューヨーク大学に留学し、インプラント治療の研鑽を積んだ。歯科の幅広い分野に精通する野瀬院長と矯正歯科を専門とする野瀬佳奈副院長のタッグで、一般歯科から歯科口腔外科や矯正歯科に至るまで専門性の高い歯科診療を提供。子どもから高齢者まで幅広い世代のさまざまなニーズに対応している。「世界基準の歯科医療をお届けすることで、生まれ育った場所に恩返しできれば」と語る野瀬院長に、同院の特色や診療方針、歯科医療にかける想いなどを聞いた。
(取材日2026年4月23日)
「世界基準の歯科医療」をめざし、ニーズに応えたい
まずは、開院までのご経験をお聞かせください。

大学を卒業して昭和医科大学歯科病院で勤務し、その後大学院に進み歯周病学を専攻しました。大学院修了後は、インプラント治療を学ぶためニューヨーク大学に3年間留学しました。渡米したきっかけは、学生時代にメディアでインプラント治療の問題点ばかりがクローズアップされる風潮があり、「優れた治療法だと思うのになぜ悪く言われるのだろう?」と、感じていたからです。留学後アメリカに残るという選択肢もあったのですが、先進の技術や知識を日本に還元したいという想いから帰国を決心し、勤務医を経て2018年に開院しました。
居心地の良い、すてきな院内ですね。どんな点にこだわっていますか?
患者さまにリラックスして過ごしていただけるよう、院内はいかにも歯科医院らしい造りではなく、ホテルのような癒やされるスペースになるよう意識してデザインしました。フロアにはやわらかいじゅうたんを敷いているので、カツカツという足音が響かず、お子さまが走っても安心だと思います。キッズスペースも用意していますので、小さなお子さま連れでも気兼ねなく通っていただけるのではないかと思います。手術専用ルームを含めて個室が2室と、半個室3室の計5室で診療を行っています。より充実した診療を提供できるよう、新たに先進のデジタルマイクロスコープを導入しました。
診療内容を教えてください。

虫歯や歯周病などの一般歯科から小児歯科、インプラント治療や矯正歯科、審美歯科など幅広い診療を提供しています。私の専門分野は歯周病とインプラント治療ですが、この領域だけに力を入れているわけではありません。歯科医師として大切なのは、「患者さまが望んでいること」と「噛む機能を回復するために必要なこと」に、全力で取り組むことだと考えています。私自身、さまざまなニーズに対応できるよう技術を磨いてきましたし、矯正歯科や歯科口腔外科など、特別な治療に対してはその科目を専門としている歯科医師が対応できる体制を整えています。また、国際的な勉強会などでチームリーダーを務めたり、留学中に知り合った各国の歯科医師と連携したりと、日本だけでなく世界の先進の治療技術にもアンテナを張り、「世界基準の歯科医療」をお届けできるようブラッシュアップを重ねています。どんなお悩みでも、気軽にご相談していただければうれしいですね。
症状の改善を図るだけでなく、先を見越して治療を提案
どのような患者さんが多いのでしょうか?

小さなお子さまからご年配の方まで、幅広い世代の方にご利用いただいており、患者さまのニーズもさまざまです。また、ご自分のご家族やお友達を紹介してくださる患者さまも多く、とてもうれしく思っています。最近は、過去に受けた治療がうまくいっていなかった、治療自体を断られてしまったといった患者さまが増えている印象があります。歯の神経にまで細菌が侵入してしまった虫歯や重度の歯周病など、難症例といわれる状態の方でも、必要な検査を行う中で何かしらアプローチ方法が見えてくるかもしれないので、何もしないということはありません。困っている患者さまにできる限りのことをして差し上げたいですし、必要な治療に応じて専門性の高い施設を、責任を持ってご紹介いたします。
診療のコンセプトを教えてください。
一歯単位ではなく、一口腔単位で治療を考える「包括的歯科診療」がモットーです。例えば、痛むのは一つの歯だけでも、エックス線や歯科用CTなどの画像検査や歯茎の検査などを行うと、周囲の歯や歯茎に問題が見つかるかもしれません。その場合は、検査結果をもとに症状の原因を説明するとともに、この先起こり得るリスクもご指摘し、今ある症状だけでなく口腔内全体の環境の改善に向け、総合的な治療をご提案いたします。また、治療後のメンテナンスも大切です。たとえどんなに良い治療をしても、口腔内の衛生状況が悪いとすぐに元の悪い状態に戻ってしまいます。当院では3ヵ月に1度の検診をお勧めしています。
矯正歯科にも注力しているそうですね。

開院当初から変わらず幅広い診療に対応していますが、最近は歯列矯正に取り組む患者さまが増えていますので、しっかりとご要望にお応えしたいと考えています。多くの歯科医院でマウスピース型装置を用いた矯正を行っていますが、歯並びによってはこの方法が適さないケースもあります。当院では、他にもワイヤーとブラケットを用いた矯正など、多様な矯正方法に対応しており、丁寧にカウンセリングを行いながら、ライフスタイルも考慮した治療計画を立てていきます。当院では大学院で歯科矯正学を修め、臨床経験も豊富な副院長が矯正歯科を担当しております。小児から成人まで患者さま一人ひとりに合った専門性の高い治療をご提供できることが当院の強みですので、歯並びについて気になることがありましたらぜひご相談ください。
審美歯科へのニーズはいかがでしょうか?
ホワイトニングや前歯をきれいにしたいなど、審美性を求めて来院される患者さまも多いですね。まずは患者さまのご要望をしっかりお聞きして、複数のオプションの中からその患者さまに適した治療をご提案します。当院では、審美面に配慮した治療は見た目の美しさを求めるだけでなく、機能性も追求できるものだと考えています。特に、歯列矯正を希望される患者さまには矯正の目的が機能性の面にあることをご説明しています。矯正の一番の目的は、歯列の乱れの改善を図ることで、噛む力の分散や歯みがきしやすい状態につなげ、歯の長持ちや、虫歯や歯周病のリスクの抑制をめざすことです。そういったの機能性を追求することの付加価値として見た目の美しさがあるということをしっかりとご説明してから、矯正に臨んでいただきます。
定期的なメンテナンスの大切さを伝えることに尽力
海外と日本を比較すると、歯科に対する意識に違いはあるのでしょうか?

日本では痛みなどの症状が出て初めて受診するという考え方が主流だと思いますが、欧米の方は痛くならないためのメンテナンスが大切だと捉えている方が多いように思います。これは患者さまの意識というよりも、歯科医師の「患者さまにお口の健康の大切さを理解してもらおう」という意識づけの違いではないかと考えています。予防のために歯科医院に通うことが世界のスタンダードです。定期的なメンテナンスの大切さを患者さまに理解してもらえるよう、すべての歯科医師が努力するべきだと思いますし、当院でもご理解いただけるように伝えていきます。
お忙しい日々かと思いますが、どのようにリフレッシュされていますか?
小学生と中学生、2人の子どもの父親なので、時間が取れたときはできる限り子どもたちと過ごすようにしています。公園に出かけるなど、子どもたちの好きなことを一緒に楽しむことが一番の幸せです。子どもたちと過ごす時間を一分一秒でも多くつくりたいですね。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。

「ここで治療して良かった」と心から感じていただけるよう、クリニック全体で患者さまに寄り添う診療を大切にしています。当院は国内外から患者さまがお越しくださいますので、英語での診療に対応していますし、英語でコミュニケーションできるスタッフも勤務しております。今そこにある問題や患者さまの要望を解決することだけにとらわれず、長い目で考えて患者さまの一生の財産となるような診療を、スタッフ全員で提供できる歯科医院になるのが理想です。ここ調布市は私の地元でもあり、適切な歯科医療をお届けすることで、生まれ育った町に恩返ししていければと思っています。お口に関する悩みは、どんなに小さなことでも気兼ねなくご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とはマウスピース型装置を用いた矯正/110万円~、ワイヤー矯正/成人:115万5000円~、インプラント治療/51万7000円~、ホワイトニング/オフィスホワイトニング:2万7500円~、ホームホワイトニング:3万3000円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

