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浅田 優佑 院長の独自取材記事

AYデンタルクリニック

(相模原市南区/古淵駅)

最終更新日:2022/06/22

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JR横浜線の古淵駅から徒歩5分、大勢の人でにぎわう大型ショッピングセンターの3階にある「AYデンタルクリニック」。浅田優佑院長は研修医時代に歯科口腔外科や医科領域も学び、多くの手術にも携わり研究も行うなど幅広い専門性を持つ歯科医師だ。2017年の開業から5年を経て、地域にも浸透した同院。駅からも近く、買い物のついでに受診できる気軽さもあり、近隣のファミリー層や高齢者など多くの患者が訪れるようになったという。その中で、より地域に根差した診療を行いたいと訪問診療も手がけ、また勤務医時代に診ていた患者の診療も続けるなど、エネルギッシュに走り続ける診療姿勢が印象的だ。そんな浅田院長に、同院の診療の特徴や、今後取り組みたい治療などについて語ってもらった。

(取材日2021年3月15日/情報更新日2022年6月21日)

買い物帰りや仕事帰りにも気軽に立ち寄れる歯科

まず、こちらのクリニックの成り立ちを教えてください。

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前身は「いづみデンタルクリニック」という別の歯科医院でしたが、2017年に患者さんをそのまま引き継いで治療を行ってきました。ですから、開業当初は60〜70代の方が多かったのですが、次第に若いファミリー層の患者さんが増えてきました。当院開業の際、院内は全面改装してバリアフリーとし、ベビーカーや車いすで入りやすいようにスロープやパウダールームを設置したり、デジタル設備の充実を図ったりしました。ユニットは4台で、座ると正面が大きな窓なので開放的です。中心のカウンセリングテーブルは、患者さんに細かい説明をする際に使用しています。また、口腔外バキュームや空気清浄機、オートクレーブ(高圧滅菌器)なども整備したので、昨今の感染症対策にも役立ちました。

では、先生がここで開業したきっかけを教えてください。

僕は鶴見大学歯学部歯学科を卒業後、東京医科大学病院の口腔外科に勤務し、その後、同大学の大学院で基礎系の研究を行うなど、かなりハードな毎日を過ごしていました。29歳の時に大学院を辞めてからは、神奈川県内のクリニックを3院かけ持ちで診療を行っていました。何回か開業の話は出ていたものの、まだ自分には早いと思い断っていたんです。そのような時に、このすぐ近所で「あさだ歯科」という歯科医院を開業している父が、以前「いづみデンタルクリニック」の院長を務めていた関係でここが空くことがわかり、そろそろ生活スタイルを変えたいと思っていたこともあり、開業することに決めました。

こちらのクリニックにはどのような特徴がありますか。

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ショッピングセンターの中という環境なので、やはり週末は混み合います。またこの施設の中にはカルチャーセンターなどもあるので、買い物帰りや習い事の帰りに夜の診療時間帯に来られる患者さんも多くいらっしゃいます。地域性としては、高齢者でも割と歯が残っている方が多いなと感じますし、歯が多く残っていらっしゃる方は、皆さん本当に元気ですね。健康意識も高い方が多いのかもしれません。ですから、主訴も、虫歯よりも、年を取ると避けられない歯周病の方が多いように思います。またスタッフはみんな親しみやすく、患者さんにも丁寧に対応してくれているので信頼しています。仕事もしっかりこなしてくれていますので、僕が何か口出しすることもあまりありませんね。また非常勤の先生方にもサポートしてもらっています。父も週に1回、日曜に来てくれますし、女性の先生にも週に数日診療してもらっています。

子どもから現役世代、高齢者、訪問診療まで幅広く対応

子どもの患者さんも増えていると聞きました。

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そうですね。治療で気をつけているのは、一人ひとりのペースに合わせて無理な治療はしないようにすることです。ちょっと今日は治療ができないとなったら少し間隔を開けて、2〜3ヵ月後に再度受診してもらうこともあります。お子さんは素直ですから、痛かったら痛いと言ってくれるので、その時は加減して治療を行うなどしています。でも、泣いて治療ができなかった子が、半年後に来た時はきちんと治療を受けられるようになっていることもよくあり、お子さんの成長にはびっくりさせられることもよくありますね。

訪問診療も行っているそうですね。

昼休みの時間を利用して、通院が難しくなった患者さんのお宅に訪問しています。訪問診療では義歯の調整などが多いですね。入れ歯がしっくり合っているとお話もしやすくなりますし、食事も楽しむことができます。きちんと噛めることはさまざまな良い影響があると思います。口腔ケアに関しても週に1回のブラッシングでも歯茎の状態は変わるんですよ。今後はオンライン診療も導入して、効率良くきめ細かな診療を行いたいと思っています。

患者さんと接する際に心がけていることはありますか。

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できるだけ歯を削らずに、神経を残す治療をしています。神経がない歯はどうしてももろくなるので、歯の神経を残すことは重要です。あと、患者さんには、治療の際、顔にタオルをかけてもらっていることもあるので、施術を行う際は、「風をかけますね」「削りますね」というように、必ず一声かけてから行います。他にも無用な緊張感を与えないようにして、気軽に何でも質問できるよう心がけています。

歯を残すためのアドバイスを聞かせてください。

やはり大切なのは、日々のブラッシングだと思います。手磨きでも電動歯ブラシでも、きちんと磨けるならば、どちらでも構わないと思います。高齢でも歯が残っている方は、丁寧な歯磨きを心がけており、きちんと磨けているのでしょう。むしろ40〜50代の働き盛りの方に歯石が多く、あまりきれいに磨けていない印象があります。忙しいと思いますが、定期的にメンテナンスを受けて、正しいブラッシングも会得していただきたいですね。また、虫歯のない方は大丈夫だと油断して、歯周病が進行することも多いので注意が必要です。歯周病は年齢もリスクですが、寝ている間の噛みしめや歯ぎしりも、1ヵ所に力が加わって歯茎にストレスがかかり、歯周病を加速させる原因になっていることがあります。歯のすり減りや、歯茎に骨の隆起がある方は、知らず知らずに噛みしめや寝ている間に歯ぎしりをしているかもしれません。顎関節症の恐れもあるので注意してください。

CT導入で、インプラントや矯正など診療の幅を広げる

ところで、歯科医師になった経緯を教えてください。

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大学進学の際に、父に強く勧められたからです(笑)。実は、あまり歯科医師になりたいと思っていなかったのですが、父から歯科医師はやりがいがあるぞと勧められて、それならと思うようになりました。しかし医科にも興味があり、腫瘍を研究したかったので口腔外科を専門に選び、大学病院時代は手術などを行いながら当直もこなしました。同時に口腔外科に付随する麻酔科と救急科、放射線科の研修を3ヵ月ほど受けました。医師や看護師など医科の人たちと一緒に働く環境だったので、医科の先生からもアドバイスを求められたりして、とても良い勉強になりました。

今後の展望について聞かせてください。

当院も患者さんが増え、スタッフも増えましたので、院長としてのマネジメントも一層重要になってきましたし、歯科用CTを導入したのでインプラント治療や矯正歯科、また歯周病治療の再生療法にも取り組みたいと思っています。このエリアはファミリー層も増えてきていますし、高齢になっても元気で健康な方が多いですね。歯も骨もしっかりされているので、歯がバキッと折れたという方もいらっしゃるんですよ。こうした口腔外科の面でもお役に立ちたいですね。今もかけ持ちしていたクリニックにも診療に行っていますし、忙しい毎日ですが、このままノンストップで走り続けたいですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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患者さんには優しく丁寧に対応して、患者さんの要望はできるだけ断らずに、お困り事には対応できる、そんな診療体制にしたいと思っています。治療中でも構いませんので、疑問点や困っていることは我慢しないで言っていただきたいですね。例えば、歯型を採るときの印象材が苦手な方には、印象材を固くしたり、体を起こしたりした状態で型を採るなど、患者さんに合った対応をしますので気軽に何でも言ってください。セカンドオピニオンで来られる患者さんもいらっしゃるのですが、どういう経緯でセカンドオピニオンを受けようと思ったのか、正直に話していただけると、良い内容になると思います。気軽に何でもご相談ください。

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