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浅田 優佑 院長の独自取材記事

AYデンタルクリニック

(相模原市南区/古淵駅)

最終更新日:2020/04/01

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JR横浜線古淵駅から徒歩5分、大勢の人でにぎわう大型ショッピングセンターの3階にある「AYデンタルクリニック」は2017年11月開業。院内は明るいクリーム色で統一され、ユニット前は大きな窓が広がり、木々の緑が見えて心地良い。駅からも近く、買い物のついでに受診できる気軽さもあり、週末は多くの患者が治療に訪れる。院長の浅田優佑先生は研修医時代に歯科口腔外科や医科領域も学び、多くの手術にも携わり、研究も行っていたという。また、2018年11月からは訪問診療も行い、より地域に根差した診療を行っているそう。大学時代の話から開業に至る経緯、クリニックの診療、将来の展望などについてじっくり話を聞いた。
(取材日2018年2月9日/更新日2019年8月16日)

買い物帰りに気軽に立ち寄れる、利便性の高さが魅力

2017年の11月に開業したそうですね。

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当院を開業するまでは「いづみデンタルクリニック」という別の歯科医院が入っていたのですが、2017年の10月で診療を終え、「AYデンタルクリニック」として患者さんをそのまま引き継いで治療をしています。ですから患者さんは60〜70代の方も多いです。開業に伴い院内は全面改装し、ベビーカーや車いすで入りやすいようにスロープやパウダールームを設置したり、デジタル設備の充実を図ったりしました。よく患者さんから聞かれますが、土足でも大丈夫ですよ。ユニットは4台で、座ると正面が大きな窓なので開放的です。中心のカウンセリングテーブルは、患者さんに細かい説明をする際に使用しています。

先生は開業前までどちらで経験を積まれたのですか?

鶴見大学歯学部歯学科を卒業後、東京医科大学病院の口腔外科に勤務し、その後、同大学の大学院で基礎系の研究を行うなど、かなりハードな毎日を過ごしていましたね(笑)。29歳の時に大学病院をやめて、神奈川県内のクリニックを3院掛け持ちで診療を行っていました。何回か開業の話は出ていたものの、まだ自分には早いと思い断っていたんです。ところが、このすぐ近所であさだ歯科という歯科医院を開業している父が、以前いづみデンタルクリニックの院長を務めていた関係で、ここが空くことを知りました。本当は父がこの場所で開業したがっていたのですが、当時僕も3ヵ所の掛け持ち診療で休みがほとんどなく、生活スタイルを変えたいという思いもあり、結局僕が開業することに決めました。

来院してみて思ったのですが、スタッフさんの雰囲気がとてもすてきですね。

ありがとうございます。スタッフはみんな親しみやすく、患者さんにも丁寧に対応してくれているようで信頼しています。仕事もしっかりこなしてくれていますので、僕が何か口出しすることもあまりありません(笑)。また父は週に1日、日曜に来て診療をしてもらっていますし、非常勤で女性の先生にも、週に数日出勤してもらっています。ですから、もし女性に診てもらいたいというご要望がございましたらそちらもできる限り対応させていただいていますよ。

ショッピングセンター内にあるので、週末は患者さんが多いのでは?

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土日は混んでいて、結構忙しいですね。施設の中にはカルチャーセンターなどもあるので、買い物帰りや習い事の帰りに寄る患者さんも多くいらっしゃいます。診察していると、高齢者でも割と歯が残っている人が多いなと感じますし、歯が多く残っていらっしゃる方は、皆さん本当に元気ですね。健康意識が高い方が多いのかもしれません。ですから主訴も、虫歯よりも、年を取ると避けられない歯周病のほうが多いように思います。

年を取っても歯を残せるよう、低侵襲の治療を心がける

歯周病を進行させる要因は何ですか?

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年齢もありますが、寝ている間の噛みしめや歯ぎしりも、1ヵ所に力が加わって歯茎にストレスがかかり、歯周病を加速させる原因になります。歯を見ると、他よりもすり減っているのでわかりますし、歯茎に骨の隆起がある方は、知らず知らずに噛みしめや、寝ている間に歯ぎしりをしているかもしれません。他にも、頬の辺りが凝った感じがすると言って、噛み締めや歯ぎしりに気づくことも。顎関節症の恐れもあるので注意が必要です。

歯を残すためには、何が一番大事でしょうか。

やはり、日々のブラッシングだと思います。手磨きでも電動歯ブラシでも、きちんと磨けるならば、どちらでも構わないと思います。診療でも、高齢者で歯が残っている方は、それほど歯が汚れているとは感じませんから、きちんと磨けているのだと思います。むしろ、40〜50代の働き盛りの方のほうが歯石が多く、あまりきれいにできていないなという印象があります。定期的にメンテナンスをする方は増えていますが、40代、50代の方は、仕事が忙しくて来たくても来られないという事情があるのかもしれません。症状が出てから受診するのも、やはり、この年代の方が多いですから。

小児の患者さんに対しての治療はどのようにされていますか?

お子さんはまだそれほど多くないですが、治療で気をつけているのは、一人ひとりのペースに合わせて、無理な治療はしないようにすることです。もし、今日は治療ができないとなったら、少し間隔を開けて、2〜3ヵ月後に再度受診してもらうこともあります。あと、お子さんは素直ですから、痛かったら痛いと言ってくれるので、そのときは加減して治療を行うなどしています。でも、お子さんの成長にはびっくりさせられることもあり、泣いて治療ができなかった子が、半年後に来たときは、きちんと麻酔もできて治療が受けられるようになっていることもよくあります。

力を入れている治療や、患者さんと接する際に心がけていることはありますか?

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できるだけ歯を削らずに、神経を残す治療をしています。神経がない歯は、どうしてももろくなるので、歯の神経を残すことは重要です。あと、患者さんには、治療の際、顔にタオルをかけてもらっていることもあるので、施術を行う際は、「風をかけますね」とか「削りますね」というように、必ず一声かけてから行います。他にも、無用な緊張感を与えないようにして、気軽になんでも質問できるように心がけています。

開業前から携わっている、訪問歯科診療も行いたい

先生はなぜ歯科医師になろうと思われたのですか?

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大学進学の際に、父に強く勧められたからです。それまではまったく歯科医師になりたいとは思っていなくて、医学部に進みたいと思っていました。でも高校の時に、父から歯科医師はやりがいがあるぞと勧められて、それならと思い、歯学部に進学を決めました。腫瘍の研究をやりたかったので専門は口腔外科を選び、大学病院時代は手術などを行いながら当直もこなしました。同時に、口腔外科に付随する、麻酔科と救急科、放射線科の研修を3ヵ月ほど受けました。医師や看護師さんなど、医科の人たちと一緒に働く環境だったので、医科の先生からもアドバイスを求められたりして、とてもいい勉強になりましたね。

休日のリフレッシュ方法を教えてください。

僕は本来無趣味なのですが、旅行は好きです。勤務医の頃は休みをとって香港やオーストラリアなどに行きましたし、あとは京都が好きで年に4〜5回は行っています。2〜3時間で、日本語が通じるガラッと空気の違う別世界に行けることが魅力です。京都駅を降りるとすぐにお香の匂いがして、安らぎますよね。京都で一番気に入っているのは、祇園にある建仁寺という所です。畳があって、足を投げ出したり、割と自由な感じで過ごせるところが気に入っています。

今後の展望と、読者へのメッセージをお願いします。

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実は昨年11月より、お昼休みの時間に訪問診療をはじめました。最近では、通院が難しくなった患者さんのお宅へ訪問しています。訪問診療では義歯の調整などが多いですね。入れ歯がしっくり合っていると、お話もしやすくなりますし、食事も楽しむことができますからね。きちんと噛めることはさまざまな良い影響があると思います。口腔ケアに関しても、週に1回のブラッシングでも、かなり歯茎が引き締まるんですよ。当院としても今後は訪問歯科診療も積極的に行いたいです。また患者さんたちには、治療中でも構わないので、疑問に思ったことや困っていることは我慢しないで言ってほしいです。例えば、歯型を取るときの印象材が苦手な方には、印象材を硬くしたり、体を起こした状態で型を取るなど、患者さんに合った対応をいたしますので、気軽になんでも言ってください。

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