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後藤 正之 院長の独自取材記事

ごとう小児科アレルギー科

(横浜市青葉区/青葉台駅)

最終更新日:2026/03/11

後藤正之院長 ごとう小児科アレルギー科 main

「ごとう小児科アレルギー科」は東急田園都市線青葉台駅から徒歩30秒、地域の子どもたちと家族を支えるクリニックだ。院長の後藤正之先生は、自身も幼少期に肺炎で入院を繰り返した経験を持ち、病気と向き合う子どもや、看病に奔走する親の不安に寄り添う。徹底した感染対策や機器の導入、そして親の負担を軽減するためのこまやかな配慮など、診療スタイルには後藤院長ならではの想いが込められている。後藤院長に、診療ポリシーや今後の展望などについて詳しく聞いた。

(取材日2026年2月5日)

小児科から50代の大人まで、地域に開かれた診療体制

クリニックにはどのような年齢層の患者さんが来院されていますか?

後藤正之院長 ごとう小児科アレルギー科1

当院は小児科ですので、もちろんさまざまな年齢のお子さんに来院いただいています。ですが、最近では20代から50代の大人の方も増えてきました。花粉症などのアレルギー症状や、お子さんと似た症状で受診される方、慢性的な疾患について相談に来られる方など、理由はさまざまです。また、以前は病気の治療やワクチン接種が中心でしたが、頭の形の外来を始めたことで、少し遠方からでも足を運んでくださる方が増えています。近隣にお住まいの方だけでなく、幅広い層の患者さんにご利用いただいていると感じています。

頭の形の外来について、詳しく教えてください。

頭の形の外来は、主に生後2ヵ月から6ヵ月頃までの赤ちゃんを対象としています。頭の形に歪みが見られる際に、ヘルメットを用いた矯正治療が必要かどうかを診断する外来です。以前は、頭の形は成長とともにある程度は自然に整うという考え方もありましたが、最近では、重度のゆがみが将来的に視力や噛み合わせ、背骨の発達などに影響を与える可能性も考えられています。また、頭の形のゆがみの背景に、治療が必要な病気が隠れていることもあります。そのため、まずはそのゆがみの原因を慎重に診断することがとても重要です。当院では診察の結果、専門的な治療が必要だと判断した場合には、専門の医療機関へ責任を持ってご紹介するという体制を取っています。

安心して受診できるよう、院内の環境で工夫されていることはありますか?

後藤正之院長 ごとう小児科アレルギー科2

はい、皆さんに安心して来院いただける環境づくりとして、診療室に直結した2つの待合室を備え、入り口もそれぞれ別に設けています。これにより、感染症の疑いがある方と、アレルギーなどの一般的な症状の方、あるいは健康診断や予防接種で来られた方とで動線を完全に分けています。また、発熱がある患者さんには、通常の診療室とは別の特別診察室で対応しており、クリニック全体で院内感染を防ぐ工夫を施しています。院内は余計な物を置かず常に清潔に保ち、建物の構造上、換気も良くなっています。さらに、待ち時間での感染リスクを減らし、一人ひとりの診察時間をしっかり確保するために、現在は診察・予防接種・乳幼児健診のすべてを完全予約制としています。予約時にウェブ問診票にご記入いただくことで、院内での滞在時間を短縮し、よりスムーズな診療につなげる工夫も行っています。

育児の負担を軽くし、子を持つ喜びを分かち合う

医師として守り続けたいスタンスを教えてください。

後藤正之院長 ごとう小児科アレルギー科3

医療の在り方が多様化する中で、当院では医学的な根拠に基づき、患者さんにとって適切と考える医療を提供するということです。例えば、検査において、たとえお子さんにとって少し負担がかかる方法であっても、適切な診断のために必要であれば、その理由を親御さんに丁寧に説明し、ご理解いただいた上で行うよう努めています。ワクチンの痛みを和らげるための処置についても、メリットだけでなく副作用のリスクまでしっかりお伝えして進めます。

診療の際、親御さんとのコミュニケーションで意識していることは何ですか?

親御さんが何に困っていて、何に不安を感じているのかを、時間をかけてじっくり伺うことです。お一人お一人の育児の負担や迷いを少しでも軽くし、大変なことも含めて子どもを持つ喜びを実感していただくお手伝いができれば、と考えています。また、当院は、かかりつけ医機能報告制度への報告を行っています。かかりつけ医とは、単に体調を崩した時に診察するだけでなく、日頃の健康管理から急な発熱まで、最初に何でも相談できる医師のことです。この制度によって、かかりつけ医の情報に患者さんがアクセスしやすくなります。制度を活用しながらこまやかなサポートをしていくことも、一つの役割だと考えています。

クリニックとして新たに取り組んでいることがあれば教えてください。

後藤正之院長 ごとう小児科アレルギー科4

土曜日の午後診療を開始し、平日の午前診療も8時45分からに早めました。また、お子さんから大人の方まで、舌下療法を積極的に行っています。他にも、まだ視力検査が難しい小さなお子さんの弱視をできるだけ早期に発見できるよう新たな機器を導入しました。指先からのわずかな量の採血で41項目のアレルギー原因を調べられる機器も導入し、注射が苦手なお子さんの検査に活用しています。

子どもと親の不安に、真正面から向き合う医療

診療で大切にされているポリシーは何でしょうか?

後藤正之院長 ごとう小児科アレルギー科5

当院では、「一般疾患をしっかり診る」「予防医学に力を入れる」「保護者の育児負担の軽減」という3つを診療の柱にしています。1つ目の「一般疾患をしっかり診る」というのは、例えば単なる発熱の中にも重大な疾患が隠れている可能性があり、それを見逃さないようにすることです。2つ目の「予防医学に力を入れる」は、健康診断や予防接種、アレルギー治療をしっかり行い、病気を未然に防ぐことをめざすということです。そして3つ目の「保護者の育児負担の軽減」は、体調が悪いお子さんはもちろん、看病する親御さんにも寄り添う姿勢を大切にすることです。

先生が医師を志したきっかけは何だったのでしょうか?

実は、大学卒業後は会社員として働いていました。とても良い会社でしたが、心のどこかで「このままでいいのか」という疑問を感じていました。そんな時、実家で医師をしていた父の仕事ぶりを目の当たりにし、感銘を受けた出来事があったんです。父のように、直接的に世の中の助けになるような生き方をしたいと強く思うようになり、会社を辞めて医学部を受験し直しました。私自身、幼い頃は体が弱く、しょっちゅう肺炎で入院しては両親に心配をかけていました。でも、子どもの頃の病気は、きちんと向き合えば乗り越えることがめざせます。自身の経験も踏まえ、保護者の方に寄り添ってきたいですね。

お休みの日はどのようにお過ごしですか?

後藤正之院長 ごとう小児科アレルギー科6

子どもたちが成長し、一緒に過ごせる時間はだんだんと短くなってきましたが、だからこそ、その時間を大切にしたいと強く感じています。子どものサッカーの応援に行ったり、家族でキャンプに出かけたり。最近では、長男と一緒にSUP(スタンドアップパドルボード)に挑戦し、愛犬も乗せて釣りを楽しんでいます。育児は大変なことも多いですが、それ以上に、家族と過ごす時間がいかにかけがえのないものかを日々感じています。

今後の展望と、読者へのメッセージをお願いします。

当院では「一緒に育児をさせていただく」という気持ちで、患者さんと向き合っています。青葉台の駅前にあることに加え、スタッフの協力のおかげで土曜日も診療を行うことができ、通いやすい体制を整えることができました。何かお困りのことや気になったことがあれば、医師だけでなくスタッフにも、どうぞ遠慮なくお声がけください。慢性疾患は、お子さんの成長過程やご家族の疾患や生活習慣も関係していることがあり、普段からのご様子を見させていただけますと、診断により近づけると思います。小さなことでも結構ですので、ぜひいらっしゃってください。