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武田 邦太郎 院長の独自取材記事

四條畷なんこう通り歯科

(四條畷市/四条畷駅)

最終更新日:2020/04/01

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学研都市線の四条畷駅から徒歩7分ほどの場所にある「四條畷なんこう通り歯科」。カフェのような落ち着いた外観が目を引く。インタビューに笑顔で応えてくれた武田邦太郎(くにたろう)院長は、話し方がやわらかい、患者に対して気遣いのある接遇をしているのだろうという様子が垣間見える。クリニックの大きな特徴は、予防医療で世界的に名高いスウェーデンを発祥とする医療システムである、「メディカルトリートメントモデル(MTM)」を軸とした予防医療を診療のベースにしていること。「予防に勝る治療はないことを広く社会に訴えたい」と勉強会にも積極的に参加し、全国の歯科医師とネットワークを組む武田院長に、同院で行う予防歯科について、そして診療に対する想いなど話してもらった。
(取材日2019年11月13日)

スウェーデン発祥の予防歯科医療の考え方を取り入れる

歯科医師をめざされたきっかけと開業までの経緯を教えてください。

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父が歯科医師で、寝屋川市内で開業していました。実は建築家になりたいという夢もあったのですが、家業を継ぐという雰囲気も周囲にあったことから、大阪歯科大学に入学を決めたのです。卒業後は大学病院や歯科クリニックで研鑽を積んでいたところ、「新しい医院をやるから一緒にやらないか。」と大学の先輩が声をかけてくれたため、7年間、そちらでしっかり勉強をさせてもらいました。2013年に、父の武田歯科医院の院長に就任しましたが、中学時代に通学で使っていた四條畷で、「地元の歯科医療のレベルアップのために開院してほしい」と幼なじみに懇願されまして、2017年に「四條畷なんこう通り歯科」を開院いたしました。

開業する際、診療に対してどのような想いを持っていたのでしょう?

大学病院やクリニックでの診療の経験を積むにつれ、治療に追われているばかりではなく、予防と並行した診療をしていかない限り、口腔内の健康は保てないのでは、と考えるようになっていきました。普段から予防に取り組んでいると、虫歯や歯周病が見つかったとしても大がかりな治療になることが少ない印象がありましたし、義歯も長持ちする印象があったんです。それで、開業するなら「予防歯科」を診療の中心にと決めていました。勉強会にも足しげく通い、たくさんの指導をしていただきましたので、予防医療へのモチベーションは上がっていきましたね。また、勤務医の時の師匠に「開業医はスペシャリストであるより、ジェネラリストであれ」ということを学びました。開業医はある治療に特化して技術が優れていることよりも、歯を守るためのオールラウンドな技術を持ち、そのレベルの向上が要求されるのだと思います。

こちらでの予防歯科診療の流れについて聞かせてください。

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まず診療の際には、カウンセリングルームで患者さんからお話をじっくり伺うことから始めています。例えば「歯が取れた」という訴えがあっても、それは歯科医院に来るきっかけの一つと考えています。その症状が起きた背景に、なぜそうなったのか、改善しなくてはいけない生活習慣の課題がないか、カウンセリングでうかがいます。その後、当院で採用しているMTMについてご紹介し、その予防プログラムを希望する患者さんに対して、予防医療を進めていきます。カウンセリングの後は、症状に応じた検査やリスク検査を行い、「歯が取れた」などに対する応急処置を済ませた後、プログラムに従いメンテナンスや定期検診を行っていきます。

プラスの言葉がけで、前向きに治療に臨んでもらいたい

ブラウンで統一されたレンガ壁の外観はコーヒーショップのような雰囲気で、スタイリッシュですね。

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皆さんが歯科クリニックに抱かれているかもしれない「冷たい」イメージを払拭し、気軽に来院してもらえるような外観にしたいと設計士さんにお願いしました。裏庭は芝生になっていて、ゆくゆくは院内からグリーンが見えるように改装したいと思っています。診療室は、一般的な治療エリアと予防エリアで分けていて、予防で来院される患者さんには治療中の機械音が聞こえないように配慮しています。特に子どもさんには幼い時から「健康を保つために定期的に通い続けるべきところ」というイメージを持ってもらうことが大切で、その後の歯科医院との関わり方に大きな影響があると考えています。

開院されて3年がたちますが、患者さんの層はいかがですか?

地域的に高齢の方が多いので、患者さんも高齢の方が多く来院されていますが、最近は子どもさんも増え、現在は0歳児から90代の方までいらっしゃっています。小児矯正も対応していまして、予防の一環として歯が生える前からのあごの成長から育成することが大切なので、おっぱいのあげ方や、離乳食、呼吸の仕方などについてお話ししています。また、管理栄養士による食育にも力を入れています。幼稚園児までは食育などを通して、口腔育成の指導をしていきます。食事など生活習慣を意識していけば矯正装置をつけなくても整った歯並びで成長していくことも期待していけることもあります。当院を開業する際に、父が長年診療していた歯科医院を引き継ぐ形でしたので、そちらの患者さんも継続して診なくてはという思いがありました。現在、前の医院があった寝屋川から通院される患者さんもいらっしゃいます。

患者さんとの信頼関係を大切にされているのがよくわかります。日頃の診療で心がけていることは何ですか?

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口腔だけでなく、その方の健康状態にまで配慮しながら診療を行い、患者さんの思い描く将来の姿を共有して、それに向かって診療を進めるようにしています。そのため、患者さんが安心できるような言葉づかいや表情を意識して、スタッフ全員でプラスの言葉を使うように心がけています。もちろん、私自身もです。また、診察室は全室個室という環境を確保し、プライバシーを守ることを欠かしません。家族で来られた場合、個室なので、他の患者さんを気にすることなく家族で入ることができるというメリットもあります。子どもさんが元気よく遊びたい時はキッズルームを案内してますね。

全国の歯科医師と勉強会で合流、ネットワークをつくる

休日はどのように過ごされ、リフレッシュされていますか?

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休日は全国で開催される勉強会に出席しています。先月は福岡、東京、山形へ行きました。家でゆっくりする時間はほとんどありませんが、勉強会に訪れた所で地元の先生と一緒においしいご飯を食べるのが楽しみですね。福岡には尊敬する予防歯科の先生がいらっしゃいまして、その先生のセミナーを受けに、歯科衛生士と参加しています。また、日本での予防システムを確立した山形の日吉歯科診療所でのセミナーも衛生士とともに参加しました。歯科技術の知識を得るだけでなく、患者さんに伝えるノウハウ、患者さんの健康感をいかに高めるかなど、予防歯科全体を円滑に進めるためのシステムも学んでいます。日本全国の歯科医師と情報交換できる機会は貴重です。全国規模でネットワークづくりをし、予防歯科の発展のために貢献できたらと思っています。

今後どのような展望をもって活動されますか?

院内で勉強会を開催するなど、クリニック全体のレベルアップを図ってきましたが、これからは地域全体を良くしていきたいですね。地域活動に積極的に参加して健康意識、公衆衛生の意識を高めてもらうための話をし、社会とつながってサポートしていく、まずはそこから始めたいと思っています。僕も、医療人として、新しい情報を伝えるため、得た知識を常にアップデートしなくてはいけませんね。すべての人に良い人生を送ってもらいたいという理念を持って医療を提供しなくてはと思っています。

最後に、読者にメッセージをいただけますか?

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特に小さなお子さんがいるご家族へお伝えしたいのですが、行動習慣、食習慣をはじめとする生活習慣は親の影響を大きく受けるといわれているので、ご自分とお子さんのために、インターネットや噂などの不正確な情報ではなく、正しい健康情報を得るためにアンテナを張ってほしいと思います。また、日本の場合、平均寿命は長くても健康寿命が短く、生きがいをなくしている高齢者が多くいるそうです。健康寿命を長くして人生の喜びを堪能できるよう、お手伝いしていきたいですね。歯科の分野でそのような情報の発信基地でありたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

唾液検査を含む各種検査/5000円、小児矯正/15万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/40万円~、インプラント/21万8000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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