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加納 義浩 院長の独自取材記事

かのう内科クリニック

(箕面市/牧落駅)

最終更新日:2019/08/27

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阪急箕面線の牧落駅から徒歩10分の場所にある「かのう内科クリニック」。院内は「温かさ」「心地良さ」をコンセプトに設計。大きな窓から光が差し込む待合室は、とても明るく落ち着ける。院長の加納義浩(かのう・よしひろ)先生は内科の医師として、糖尿病や内分泌疾患の治療、内視鏡検査の分野で研鑽を積んだ。同院では、一般的な内科疾患の治療に加え、生活習慣病、骨粗しょう症、甲状腺疾患の治療、胃・大腸内視鏡検査など幅広く対応する。「地域の皆さんのファミリードクターとなることをめざしています」と優しく語る加納院長。診療においては、それぞれの患者の立場に立ち、温かく接するよう心がけている。終始笑顔で受け答えしてくれる加納院長に、医師をめざしたきっかけから今後の展望まで幅広く聞いた。
(取材日2019年2月27日)

患者の立場に立ち、優しく丁寧な診療を心がける

まずは医師をめざしたきっかけをお聞かせください。

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親族に医療従事者はいませんでしたが、父が肝臓の病気で入院したことがきっかけで医師という職業に興味を持ちました。人の役に立つことができて、人から感謝してもらえる職業はなかなかないですよね。それが医師をめざした一番の理由でしょうか。また、何かを研究するということにも関心がありまして。医学部であれば、研究に加えて臨床にも携われます。この道を選んで良かったと思っています。内科を専門にしたのは、幅広く全身を診られるからです。中でも、糖尿病や、ホルモンの病気である内分泌疾患の診療で研鑽を積みました。体のだるさのような全身症状がホルモンの異常から来ることもあるんです。内視鏡検査の分野で経験を積んだのも、全身をしっかり診たいという思いからですね。

どんな患者さんがおみえになりますか?

ご年配の方も含めて幅広い年齢層の患者さんに来ていただいていますね。若い方やお子さんが思っていた以上に多くいらしているようにも感じています。また、駐車場が広くて止めやすいということで、豊中市や池田市、茨木市から来てくださる方もいますね。主訴としては、風邪やインフルエンザの方はもちろん、「胃が痛い」「血便が出た」といった症状で来られる方も多いですね。大腸ポリープでも小さいものなら当院で切除できます。箕面市立病院から患者さんの紹介を受けたり、術後のフォローをしたりということもよくありますね。腹部・甲状腺・頸部エコー、胸部・腹部エックス線、胃・大腸内視鏡などさまざまな検査機器を導入して、生活習慣病や消化器疾患はもちろん、幅広い疾患を診療できる体制を整えています。

診療の際はどんなことを心がけていますか?

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患者さん一人ひとりの状況は異なっていますので、それぞれの立場に立って診療するよう心がけています。生活習慣なども含めて患者さんのお話を丁寧にお聞きするようにしていますね。説明する際にも、優しい口調でお話しするなど全体的に温かな感じの診療になるよう努めているんです。毎朝のミーティングの際に、「患者さんはつらい思いで来られるので、笑顔で出迎えて笑顔になって帰ってもらいましょう」とスタッフたちに伝えるようにしています。ほとんどのスタッフが開業当初から勤めていて、私の思いも理解してくれているのでありがたいですね。おかげさまで家族ぐるみで通ってくださる患者さんも増えてきました。地域の皆さんのファミリードクターとなることをめざしています。

負担の少ない胃・大腸内視鏡検査に力を入れる

力を入れている診療について教えてください。

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胃・大腸内視鏡検査に力を入れています。患者さんの負担が少なくなるよう、直径約5ミリメートルの細くてやわらかい内視鏡を用いていますし、鎮静剤を使用することもあるんです。胃内視鏡検査は経鼻・経口どちらも導入していまして。経鼻なら嘔吐反射は少なくなりますね。ただし、花粉症のために粘膜が腫れていたりすると、口から入れざるを得なくなります。それでも内視鏡が細いため、患者さんの負担軽減にはつながっていると思います。経鼻・経口それぞれの特徴を説明した後、患者さんに選んでもらっています。「検診で異常が見つかった」「胃が痛い」といった方には、胃内視鏡検査を受けるようお勧めしていますね。また、大腸がんの早期発見のためにも、40歳を超えたら一度大腸内視鏡検査を受けていただければ幸いです。

検査の際に意識されていることはありますか?

胃内視鏡の場合、患者さんも安心できるよう、検査中にモニターで胃の状態を見ていただけます。画像をお見せしながら、「ここが荒れていますね」「ここに潰瘍がありますね」など説明させていただくのです。検査自体は10分ほどで終わります。その後、診察室で「こういう状態なので、こういった治療をしましょう」とお話しさせていただきます。必要に応じて、ピロリ菌に感染しているかどうかを判定する尿素呼気試験を行うこともありますね。どちらも2週間後ぐらいには検査結果が出ます。万が一胃がんや大腸がんが見つかった場合は、箕面市立病院にご紹介させていただきます。術後も、当院と市立病院でしっかり連携をとりながらサポートしますのでご安心ください。

骨粗しょう症や甲状腺疾患の治療にも対応されていますね。

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ホルモンバランスが変化する閉経後の女性に加え、糖尿病の方も骨粗しょう症になりやすい傾向がみられますね。エックス線で骨密度を測定した上で、内服薬や注射薬による治療を行っています。胃内視鏡検査を受けに来た方が「骨粗しょう症も気になっていて」と言われて、併せて検査することもあるんです。甲状腺疾患では、甲状腺ホルモンの多い少ないにより、体のだるさやむくみなどさまざまな全身症状が現れます。認知症と診断された方が実は甲状腺機能低下症で、甲状腺ホルモンを補充することで症状が改善につながったという例もあるんです。そのように、診療の際に背後に潜んでいる別の病気が見つかることもあります。さまざまな病気の可能性を探りつつ、トータル的にサポートしていきたいですね。

かかりつけ医として小児から高齢者まで幅広く対応する

予防接種も受けられるとお聞きしました。

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肺炎球菌、ヒブなどお子さんの予防接種にも対応しています。また当院では、スギによる花粉症や通年性のダニアレルギーに対する舌下免疫療法も行っているんです。舌の下に錠剤を投与し、徐々にアレルギー症状を減らしていくための治療法です。数年前から保険適用になりました。効果につながるまで長期間続ける必要がありますが、体質自体を変えることをめざすものですので、アレルギー症状の改善や緩和に期待できます。症状が重い方や薬を飲み続けたくない方は一度ご相談ください。加えて、一般的な花粉症治療も行っています。目だけ鼻だけということはなく、患者さんの症状に合わせて点眼薬や点鼻薬、内服薬を処方し、総合的に診療できるのが当院の特徴ですね。

積極的に情報発信もされているようですね。

診療内容についてより多くの方に知ってもらえるように、病気の治療法などを説明した院内レターを毎月作成しています。来院された患者さんが院内レターを持って帰られ、再度別の病気の相談で来てくださるということも多いですね。近隣の方が散歩の途中などに持っていけるよう、外にも置いているんです。ホームページの院長ブログにも役立つ情報を載せるよう努めていますし、昨年は市民健康教室で糖尿病をテーマにしたお話もさせていただきました。箕面市立病院の救急診療も担当していまして。地域の医師が交代で行うのですが、昨年はゴールデンウイークと年末に入らせてもらいました。少しでも市民の皆さんのお役に立てればという思いから、クリニック外でのそうした活動にも積極的に取り組んでいるんです。

最後に今後の展望や読者に向けたメッセージをお願いします。

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この先10年、20年と長きにわたって地域の皆さまにより良い医療を提供できるよう、日々研鑽していきたいと考えています。体調がお悪いときに安心していらしてもらえるようなクリニックをめざしていますので、小さく思えることでもぜひ気兼ねなくご相談いただきたいですね。当院では、子ども連れの親御さんも来院しやすいよう、キッズスペースも備えています。スタッフが赤ちゃんのお世話をして差し上げて、その間にお母さんに胃内視鏡検査を受けていただくということもよくあるんです。小さなお子さんのいる方も安心して検査を受けていただけるのではないでしょうか。子どもからご年配の方まで幅広く対応できる体制を整えていますので、気軽にご来院いただければ幸いです。

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