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矢吹 有里 院長の独自取材記事

ゆりクリニック

(港区/田町駅)

最終更新日:2021/11/15

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三田駅を出てすぐ目の前、田町駅からも歩いて1分の場所にある「ゆりクリニック」。女性ならではの悩みに対応する、女性のための整形外科だ。矢吹有里院長がこの場所に開業したのは2017年のこと。今秋、同ビル内4階に運動療法専用のスペースを拡張し、運動器リハビリテーションから、体力維持のためのトレーニングまでサポートしていく体制を整えた。また、内科や美容皮膚科の診療など、広く女性の健康と美容の相談に応じているのだそう。女性が気軽に相談できる場所をめざし、近隣の医療機関との連携も強化している。「ご自身の骨密度を知り、骨や骨格を美しく保ちましょう」と語る矢吹院長に、骨粗しょう症や骨美容について話を聞いた。

(取材日2021年11月5日)

美容と健康をサポートする「女性のための整形外科」

クリニックの特徴をお聞かせください。

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当院は、女性医師による女性のための整形外科。整形外科・美容皮膚科・内科のお悩みに対応し、女性が美しく健康に年齢を重ねられるような医療を提供しています。田町駅や三田駅からすぐの通いやすい立地です。近隣にはオフィスビルが立ち並び、働き世代の女性の患者さんも多くいらっしゃいます。一方、少し歩くと昔ながらの住宅街が見えてきます。古くからこの辺りにお住まいの女性の方にも、幅広くご利用いただいています。毎週水曜には小田原市にある「あやクリニック」院長の岡宮綾先生の診察も受けられます。岡宮先生は私の大学時代の先輩にあたり、消化器をメインに美容皮膚科、更年期などを専門とされています。整形外科や美容皮膚科で当院に通院されていて「胃腸の調子が悪いなど、内科的なことが心配」と感じたら、ぜひご相談ください。

先生はなぜ女性のためのクリニックを開業されたのですか?

私は東京女子医科大学を卒業したのち、慶應義塾大学の整形外科医局に入局、関連の急性期病院で整形外科全般の治療に携わってきました。中でも専門としていたのは日本人女性に有病率の多い股関節です。日々の診療の中で、実は整形外科疾患の中にも女性特有のものが多く存在することを実感することがよくありました。女性の健康は女性ホルモンと深く関わっており、例えば膝の痛みや肩こり、腰痛、骨粗しょう症、腱鞘炎なども、女性ホルモンが大きく影響しています。女性整形外科医としてそのようなお悩みに心から寄り添える場を提供できたらという思いが、2017年に開業したきっかけです。女性の皆さんがちょっとした不調を感じた際に、気軽に相談に来ていただける場でありたいと思っています。より専門的な治療が必要な場合には、近隣の医療機関をご紹介します。この地域には高度な医療を提供する病院も多く、各施設との連携を強化しています。

美容皮膚科ではどのようなお悩みが多いのでしょうか?

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しみやしわ、毛穴の開きなどでお悩みの、幅広い年齢層の方が多くいらっしゃいます。ひと口に「しみ」といっても、その原因はさまざま。老人性色素斑、そばかす、肝斑、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)、ニキビ後の色素沈着などがあり、またそれらが混ざり合っていることも多く、簡単には区別できないこともあります。これらをダーモスコピーや肌分析器などで詳しく観察します。対応方法は塗り薬・レーザーなど方法がいくつかあるのですが、ダウンタイムやどの程度まで改善を望むかなど、その方のご希望をよくお聞きして、治療の選択肢をご提案し相談しながら決めていくようにしています。あとは日々のスキンケア指導にも力を入れています。洗顔方法や保湿の仕方、紫外線防止の大切さなどを丁寧にご説明し、しみやしわのできにくい肌、内面から輝く素肌美をご提案しています。美容医療が初めての方にも通いやすい雰囲気を心がけています。

「骨美容」という考え方で骨粗しょう症の予防を

働き世代にとって「骨粗しょう症」はまだ先の話というイメージです。

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若い方はなかなか実感しづらいかもしれませんが、女性にとって「骨粗しょう症」は決して他人事ではありません。女性が人生最大の骨密度を獲得するのは成長期からおおよそ20歳までです。そこをピークとして、その後しばらくは女性ホルモンにより骨密度は維持されますが、更年期を迎え女性ホルモンが減り始める40歳を過ぎると骨密度も低下してきます。骨密度が大きく低下するのは閉経前後の10年間。40~50代の働き世代の女性の体の中では、症状もなく知らない間に徐々に骨密度が減っているのです。そして50歳以上では、女性の3人に1人が骨粗しょう症と言われています。当院には全身型の骨密度測定装置があり、骨粗しょう症による骨折が起こりやすい腰椎と大腿骨を直接測ります。測定は数分で終わり、結果は当日にわかります。40歳を過ぎたら、まずはご自身の骨の状態を知ることをお勧めします。

先生の提案する「骨美容」について教えてください。

ご自身の骨密度を知り、骨を丈夫にし、骨格を美しく保っていくための考え方を「骨美容」と名づけました。バランスの取れた、骨に良い食生活や定期的な運動を取り入れることで、骨粗しょう症による骨折を防ぐこと、将来寝たきりにならずにご自身の脚でいつまでも歩く、本当の意味での自立した状態をなるべく長く続けることが一番の目的です。骨粗しょう症になると、さまざまな「嫌」なことが起こります。大腿骨の付け根や背骨が骨折すると寝たきりや介護の必要な状態となりますし、背中が自然に丸く姿勢が悪くなるのも骨粗しょう症が原因の一つです。そして顔面の骨の萎縮は、しわやたるみなど老け顔の原因となります。健康も美しさも損なわれると、女性にとっての生活の質は大きく低下してしまいますよね。これらの「嫌」なことを避けるため、気づいた時から「骨美容」を意識していきましょう。

診療の際に心がけていることはありますか?

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患者さんの話をよく聞き、病状の説明にはなるべく易しい言葉を使うようにしています。骨密度が気になる更年期は、仕事や家庭の問題など、健康以外にも気になることの多い年代です。私はもともと患者さんと話すことがとても好き。会話の中から患者さん自身も気づかないポイントを見つけ出し、美容と健康のための治療方法を一緒に考えられたらと思っています。どんな小さなことでも、気軽に話してもらえるような医師でありたいと思っています。

運動療法のスペースを拡充。診療の幅を広げたい

運動療法専用のスペースを広げたそうですね。

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当院はビルの6階にあるのですが、4階にもスペースを拡充させて「ゆりクリニックスタジオ」をスタートしました。6階だけでは手狭になっていたのと、その方のご希望に合わせた健康づくりのサポートを行うスペースが欲しいな、と思っていたところご縁をいただき、伸び伸びと体を動かしていただける環境を用意することができました。4階では医師の指示のもと、運動器のスペシャリストである理学療法士がマンツーマンで体を整える運動器リハビリテーションを中心に行い、必要な方には負荷をかけて体のバランスを整えていくためのマシンを使用したトレーニングも行います。当院は女性の運動器疾患を専門とするクリニック。女性ならではの体の変化をきめ細かく診察しながら、一人ひとりに合ったプランを提案していきたいですね。

今後の展望をお聞かせください。

この秋に「ゆりクリニックスタジオ」を始動したことで「骨美容」に必要な運動療法も提供できるようになりました。運動する機会の少ない女性の皆さんにぜひ利用していただきたいです。整形外科の患者さんにはまずは保険診療での運動器リハビリテーションを、さらにはいろいろな「骨」にまつわるプログラムも始めていきたいですね。これからも患者さんのニーズを取り入れながら、骨の専門家として整形外科診療とスタジオでのリハビリやトレーニングを提供し、さらに診療の幅を広げていきたいと考えています。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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日ごろ家庭や仕事で頑張っている女性の皆さんには、ぜひご自分の体にも目を向ける時間を持っていただきたいと思います。例えば腱鞘炎や手のしびれなど、女性ならではの体の変化が整形外科に関係するケースはとても多いんです。原因はホルモンバランスのこともあり、加齢だけではなく妊娠・出産でも体の不調が起こることがあります。当院は女性のための整形外科。不調はそのままにせず、お気軽にご相談ください。女性の元気は家庭にも職場にも良い影響を与え、社会全体を幸せに導くと信じています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

美容用のレーザーを用いた施術/1万1000円~

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