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伊藤 裕也 院長の独自取材記事

もとまち内科クリニック

(豊田市/土橋駅)

最終更新日:2021/01/14

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豊田市柿本町のバス停を降りてすぐの場所にあるのが、「もとまち内科クリニック」だ。伊藤裕也院長は消化器内科を専門とし、胃・大腸の内視鏡検査や腹部超音波検査を得意とする。検査は技師任せではなく、診療の合間にすべて自分の手で行い、「患者さんのお話を丁寧に聞き、一つ一つの手技を丁寧に行う」ということを大切にしている。2017年の開業以来、地域の高齢者や近隣企業に勤める働き盛りの世代の患者や、開業前からのなじみの患者など多くの人が通い続ける。早期発見・早期治療への想いを大切にし、地域住民の健康を守り続ける伊藤院長に開業して丸3年目の今の想いを聞いた。
(取材日2020年12月9日)

開業して3年、地域医療に力を尽くす

開業されて丸3年目の今の状況をお聞かせください。

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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今は特に感染対策に力を入れています。当院では、かなり早期の段階から手指消毒やマスク着用、スタッフの体調管理を徹底しています。患者さんに呼び出しベルをお渡しして車で待機してもらうほか、熱のある人は事前に電話で連絡してもらうようお願いして隔離室や屋外で診察するなど、熱のある方とない方が接触しないよう細心の注意を払っています。また胃の内視鏡検査では患者さんがマスクを外す必要があるため、検査中の感染症対策も徹底したいと考え、患者さんの顔を囲うアクリルボックスを設置しました。ほかにも飛沫の飛散を防ぐため、歯科医院に設置されている口腔外吸引装置を導入し、検査中に飛散する飛沫が最小限になるよう対策をしています。患者さんを感染からお守りすることはもちろん、自分たちが感染して患者さんにうつしてしまう、ということは絶対に避けなければいけないですから。

来院される患者さんの層はどのような感じですか?

患者さんは、一般的な内科疾患から生活習慣病まで、幅広い症状の方が来院されています。地元の方、高齢の方も少なくないのですが、自動車メーカーのお膝元という土地柄で関連会社や工場などがたくさんあるので、会社員の方も多いのが特徴でしょうか。会社の健康診断で異常があって、再検査に来るという方も多いですね。開業前に勤務していた病院の患者さんもいらしてくださっていて、ありがたい限りです。名古屋など遠方から来院される患者さんもいますが、そういう方は専門的な治療を求めていらっしゃるのか、消化器内科系の疾患の方が多いですね。

開業時から変わったところがあれば教えてください。

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来院される患者さんが順調に増えたことに伴い、スタッフを増員しました。現在は事務員5人、看護師6人の体制です。患者さんには優しく丁寧に接したいという想いがあり、スタッフともその想いを共有しています。当院のスタッフは皆、明るく優しい人ばかりで、チームワークもクリニックの雰囲気もいいのではないかと自負しています。そのほか、開業当時から変わったことというと、駐車場を大きく広げたことですね。8台から現在は17台駐車できるようになりました。新型コロナウイルスの感染拡大以来、車で来院されて車の中で順番を待っていただくことも出てきているので、患者さんの利便性向上と感染症対策の両面で、駐車場の拡張は良かったなと思っています。

丁寧な検査と問診で早期発見・早期治療に心を砕く

先生は胃や大腸の内視鏡検査が得意分野だと伺っています。

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特に胃の内視鏡検査は勤務医時代にどの先生よりも多くこなしていたのではないかと思います。当院でも、検査は診療の合間に私が一人ですべて行っていますので、胃の内視鏡検査も大腸内視鏡検査も1日2件程度、超音波検査だと3件ぐらいでしょうか。また、私のモットーは丁寧に対応することです。まずは丁寧にお話を聞いて、患者さんが求めている医療に合わせていろいろな提案を心がけています。検査時においても一つ一つの所作を丁寧に、ゆっくり時間をかけて診ていきます。大腸は折れ曲がっていたり、ひだがあったりしますので、小さなポリープなど見逃さぬように注意が必要です。反転操作といって、カメラの向きを180度変え、ひだの裏までくまなく診ることも行います。内視鏡検査での患者さんの負担を考えると早く終わらせることも大切ですが、小さなことでも見落とさず、早期発見・治療につなげられるようにしたいという想いが強いですね。

早期発見・早期治療につなげたいという想いは昔からお持ちなのですか?

はい。地域の中核病院で勤務をしていた時には、病気がかなり進行した状態で、町のクリニックから紹介されてくる患者さんが多かったんです。今は医療技術も進み、早期発見・早期治療ができれば多くの病気の治療ができる時代です。しかし、悪性の病気が進行した状態で見つかると、救える命も救えないということがあります。そんな経験から、自分が開業したら、早期に病気を発見して、早期に適切な治療が受けられる体制を整えようと思っていました。早期で発見することができれば、内視鏡手術で治療が行える場合もあります。また、患者さんのご相談は内科や消化器内科だけでなく、関節が痛い、めまいがするなど科をまたいだものも少なくありません。もちろん自分の知識には限界がありますが、なるべくどんなお悩みに対しても対応ができるよう、私自身も日々勉強し、患者さんにとって有用な治療を提供し続けていきたいと思っています。

導入している設備にもこだわりがあると伺いました。

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最近、超音波診断装置の新しい機械を導入しました。大学病院にあるような高性能のものです。医療は日進月歩で、当然機材もどんどん新しくて性能のいいものが出ますので、日々アップデートしていくことを意識しています。エコーの分野では、エラストグラフィという肝臓の硬さを測る技術や、臓器の血流を診る技術など、新しい技術が出てきていますので、これからも新しいものもどんどん導入していきたいですね。もちろん一番得意とする内視鏡の検査でも、技術が落ちないように研鑽を積みながら、新しい知見も積極的に取り入れていくつもりです。最近は医療用AIが話題となっていますが、内視鏡の分野でもAIの画像診断が期待されています。有用性が確認できれば、見落としを防ぐためのダブルチェックなどで活用できると思うので、そういうものも順次導入して役立てていきたいですね。

一人ひとりの希望に沿った医療の提案を

診療の際、特に心がけていることは何ですか?

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目標の共有ということでしょうか。どんなことでも、やはり人間は目標があったほうが頑張れるものですよね。「あと10年間はスキーがしたい」と言う70代の方もいれば、「80歳を超えても踊りを続けたい」と言う方も。そうすると、何とかそれをかなえてあげたいと思い、骨粗しょう症にならないようにとか、脳梗塞で倒れないようにとか、目標のためにこちらがサポートできることを考え診察にあたっています。また、生活習慣病の患者さんとは、どんな小さなことでもいいので、次の診察までの目標を設定し、そこに向かって一緒に頑張りましょうとお話をして治療を進めています。医療の主役は医師ではなく患者さんであると思っています。だからこそ、こちらが一方的に治療を押しつけるのではなく、一緒にお話をしながら、目の前の患者さんが求めているものが何かを常に考え、希望に沿った医療の提案ができるよう日々心がけています。

今後の展望をお聞かせください。

初心を忘れず、さらに新しいことも取り入れながら、10年後、20年後と続けていけたらいいなと思っています。当院には技師がいないので、検査もすべて自分で対応しています。もともと検査などの手技は得意なのですが、新しい知見や技術を絶えず取り入れながら、これからも引き続き、診療も検査もトータルにやっていきたいと思っています。そのためにも、最近は医院の休みである日曜にはきちんと休むことを心がけて、子どもと一緒に縄跳びをするなどしてリフレッシュと体力づくりに努めています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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現在は、ソーシャルディスタンスに気を配る必要があるため、10分に1人という間隔での予約制としていますが、予約がなくても急に調子が悪くなったという場合は、診療可能ですので、まずはご連絡ください。いかに質の高い医療を患者さんに提案し、いかに検査や治療のコストを抑えて安心して受診いただくか、いかに検査の際の苦痛を減らすかなど、お一人お一人のニーズに合わせた医療を提案していきたいと考えていますので、内科的な症状でお困りの際は、お気軽に受診いただければ幸いです。

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