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平野 琢起 院長の独自取材記事

平野歯科クリニック

(箕面市/北千里駅)

最終更新日:2019/08/23

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古くからある住宅地と新しい町並みが程よく調和した箕面市小野原。その一角にある「平野歯科クリニック」は、幅広い世代がリラックスして診療を受けることができるような明るく開放感のある雰囲気だ。元ラガーマンだという院長の平野琢起(たくおき)先生は、爽やかな笑顔が印象的な患者思いの歯科医師。「長持ちする治療を提供することで、患者さんに喜んでいただくのが生きがいです」と語り、悪い歯だけを治すのではなく、口腔内全体を診て総合的な治療を行うことをモットーとしている。全身の健康も視野に入れつつ、オールラウンドに質の高い治療の実践をめざしている平野先生に、診療スタンスやスタッフへの思いなどについて話を聞いた。
(取材日2018年3月22日)

長持ちする治療で患者の笑顔を増やしたい

どうして、この町に開業されたのですか?

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故郷である北摂地区の近くで開業場所を探していたところ、たまたまこの町を訪れる機会がありました。古くからある町並みに新しくできた飲食店や住宅地が違和感なく溶けこんでいて、これからどんどん発展していきそうな将来性に惹かれたんです。小さなお子さんから高齢者まで、一人でも多くの方の健康をサポートしながら町と一緒に成長したい。そういった私の理想にぴったりでした。実際、開業後は、昔から住んでいるご年配の方から新しく越してこられた若いファミリー層まで幅広い世代の患者さんにお越しいただいています。歯の健康に対する意識の高い方が多く、今まで勉強してきたことが生かせるので、毎日の診療にもやりがいを感じますね。この町で開業できて、本当に幸運でした。

診療にあたる上で大切にされていることを教えていただけますか?

できるだけ長持ちする治療を行い、患者さんに喜んでいただくのがモットーです。というのも、日本の歯科医療は海外に比べると、治したところが壊れて再治療になる割合が高いと言われているからです。悪い歯をその都度治すだけでは、治療を長持ちさせることはできません。口腔内全体を診て悪くなった原因を診断し、総合的に治療を行うことが不可欠です。総合的に治療するには、さまざまな分野に精通している必要があります。歯科医師になってからというもの、積極的に勉強会や研修会に参加して、治療の守備範囲を広げてきました。こうした努力のかいもあり、治療を終えた方からは「人生の中で今が一番、歯の調子がいい」という喜びの声が聞かれ、歯科医師である私のほうが患者さん以上に喜んでしまっている状態です(笑)。

総合的に治療を行う上で、何を意識されていますか?

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患者さんの口腔内の問題に、どれだけ「気づけるか」ということを意識しています。特に初診では時間を取り、相談内容をもとにじっくりお話を伺っています。もし、気になる所見があれば、生活習慣やこれまでの病歴、職場環境の変化といった生活背景も合わせてお尋ねしているんですよ。歯が悪くなった原因を見極めるには、検査結果はもとより、ヒアリングの内容も重要ですからね。実際に当院で行った治療の症例写真を見ていただき、どのように治せるのかを治療前にイメージしていただいてから治療に臨んでいます。また、私が一方的に話すのではなく、患者さんからも質問を受けて情報を共有することも意識しています。院内にはカウンセリングルームが設けてあるので、検査結果や治療のメリット、デメリットを含め、ご納得いただけるまで説明を聞いていただくことが可能です。

一人ひとりに適した安心・安全な治療の提供をめざす

設備機器も充実させているそうですね。

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総合的な治療を行うためには、虫歯や歯周病の治療・予防をはじめ、インプラント治療、根管治療、補綴治療、さらには矯正治療や審美歯科まで幅広い対応が求められます。こうした治療のクオリティーを高めるために導入しているのが、歯科用CTと歯科用マイクロスコープです。歯科用CTは、高画質画像で口の中を立体的に診ることができるので、痛みの原因究明に役立っています。一方、歯科用マイクロスコープを使うと、肉眼ではわからない部分が見えるため、適切な治療にもつながると思います。もちろん、衛生面への配慮も忘れていません。すべての機材や器具は、手術が可能なレベルまで滅菌消毒を徹底することで安心して治療を受けていただいていると思います。

平野先生が得意とされているインプラント治療について教えてください。

インプラント治療とは、歯を失った場合の治療法の一つです。顎の骨に人工歯根を埋め、その上に人工の歯を取り付け、しっかり噛めるように噛み合わせをつくっていきます。ただし、歯を失った方すべてに、この治療法が適しているわけではありません。インプラント治療を行うことで、別の歯が悪くなってしまう可能性があるからです。こうしたリスクを避けるためにも、悪い部分だけを治すのではなく、口腔内全体を診て、生まれ持った歯を1本でも多く残せるよう総合的に治療することが大切になってきます。もし、インプラント治療が適していないと思われる場合は、きちんとお断りするか、別の治療法をご提案して誠意ある対応を心がけています。

お子さんの矯正治療にも対応されていると伺いました。

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歯並びが悪いことを「不正咬合」といいますが、この不正咬合は、顎の骨の発育や歯の大きさ、生える位置に問題が生じることによって起こります。そこで、お子さんの矯正治療では、矯正装置を使って正常な顎の成長を促すと同時に、口や顎が正しく機能するための訓練を取り入れているんです。お子さんによっては、いきなり矯正装置を付けるのではなく、舌のトレーニングや鼻呼吸の練習をしていただいて様子をみるケースもあります。また、スポーツや楽器の演奏をやっていたり、受験生だから頻繁に通院できなかったりといった生活環境も考慮しますのでご安心ください。スタッフともども、お子さんの成長を見守りつつ、治療を進めていくのが当院の方針です。

予防歯科にも力を入れ、地域住民の歯の健康を守る

そもそも平野先生は、なぜ歯科の道を選ばれたのですか?

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子どもの頃から、ものづくりが大好きで、小学3年生の時に夏休みの自由研究で作った木琴が、市の展覧会に出展されたことがありました。そのとき、先生や友人たちがすごく喜んでいるのを見て、特技を生かすことによって誰かを喜ばせる仕事がしたいと思うようになったんです。あと、大学時代に熱中した部活のラグビーからは多くのことを学びましたね。ラグビーは、体力と精神力以外にも、選手が一丸となって戦うためのチームワークが欠かせません。スタッフや地域の医療機関と協力体制をとりながら診療にあたる歯科医師の仕事に、つながる部分がありました。人と接しながら細かい作業をメインに行うこの仕事は、私にぴったりの職業です。

親しみやすいスタッフばかりですが、スタッフ教育で力を入れていることはありますか?

総合的な治療を行うと、悪い歯だけを治す場合と比べて、どうしても治療期間が長めになります。そのためスタッフには、患者さんが安心して通い、気持ちよくお帰りいただけるような雰囲気づくりをお願いしています。生活スタイルや治療に至った背景は患者さんによって千差万別ですからね。一人ひとりにの立場に合わせてコミュニケーションをとることも大切ですね。最近は、患者さんから「受付の方と話すのが楽しみで来ていますから、通院も苦になりません」とうれしい言葉をいただきました。これまで診療を続けられたのも、スタッフが常に支えてくれたおかげです。皆には、感謝の思いしかありません。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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開業5年目を迎えた現在、治療を終えてメンテナンスに通ってこられる方が少しずつ増えてきました。私の行った治療が、患者さんの歯の健康を守っていると実感できて本当にうれしい限りです。その一方で、「もう少し早く治療していれば、歯を失わずに済んだのに……」と残念に思うこともあります。この地域から虫歯や歯周病で悩む方をなくすためにも、予防ケアの重要性をもっと広めていきたいですね。また、「もう治らないから」と治療を諦めているご年配の方はいらっしゃいませんか。歯の健康は生活習慣病など全身の健康とも深く関わっています。昨今は歯科医療の技術も進み、治療法も増えていますので、歯の悩みを解決して、ぜひ全身の健康増進につなげていただければと思います。患者さんの笑顔の数だけクリニックの財産も増えていきます。これからもスタッフと一丸となり、地域に根差した質の高い歯科医療を提供したいと考えています。

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