全国のドクター8,993人の想いを取材
クリニック・病院 161,449件の情報を掲載(2020年2月20日現在)

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 茨木市
  4. 茨木市駅
  5. 松尾歯科医院
  6. 松尾 栄伸 院長

松尾 栄伸 院長の独自取材記事

松尾歯科医院

(茨木市/茨木市駅)

最終更新日:2019/08/23

185623 %e6%9d%be%e5%b0%be%e6%ad%af%e7%a7%91%e5%8c%bb%e9%99%a2

阪急京都線の茨木市駅東口から府道139線沿いに東へ歩くこと約6分。右手にひときわ目立つ黄色い外観のスーパーマーケットが見える。その2階にあるのが「松尾歯科医院」だ。子どもから高齢者まで、患者が安心して通える医院であることをめざし、スペックを重視した衛生機器や検査機を導入。歯周病治療に詳しい松尾栄伸(ひでのぶ)院長は、虫歯や歯周病にならないための予防にも力を入れており「丁寧に時間をかけて患者と向き合い、長く付き合う歯だからこそしっかり支えたい」と話す。そんな松尾院長に、診療において大切にしていることや、歯周病や予防についてなど、多岐にわたって話を聞いた。
(取材日2017年12月20日)

徹底した衛生管理を行い、歯科用CTも導入

開院したのはいつですか?

1

今年の9月に開院しました。大学を卒業後は研修医をしながら天王寺の歯科医院にお世話になり、それから大学の先輩が開業している河内長野の歯科医院で6年間ほど勤務医をして、この茨木市に開院しました。河内長野の医院は、土地柄ファミリー層に加え、高齢の方がとても多くて、歯周病や入れ歯や口腔ケアなど高齢者の歯のトラブルについても多く経験を積ませてもらいました。開院するにあたって茨木市を選んだのは、幼少から箕面で育って、中高の通学時にこの茨木市駅をよく使っていたからです。そんなこともあって、開院するならなじみ深い茨木か箕面方面でと思っていたところ、この場所に出会いました。

大型スーパーの2階ということで、患者さんはファミリー層が多いのですか?

そうですね。お子さん連れのお母さんから高齢の方までいらっしゃいます。スーパーの2階ということで、買い物がてら来やすいという声をいただいています。この辺りは駐車場が少ないんのですが、こちらですとスーパーの駐車場を利用できますし、エレベーターを降りてすぐ正面にあるので、車いすやベビーカーで移動できるのも喜ばれています。また院内も段差があるところは、必要に応じてスロープを設置できるので、診察室までにスムーズに入ることができます。 

診療においてのモットーは何ですか?

やはり患者さんに安心・信頼して治療を受けてもらえる歯科医院であることですね。そのために、しっかりと時間をかけてカウンセリングをし、できるだけ丁寧にわかりやすい説明を行っています。治療法においても、僕が全部選んで決めてしまうのではなく、いくつかを提案して患者さん自身に選んでもらうようにしています。あと特に重視しているのが衛生管理ですね。近年問題視されたタービン(ハンドピース)の使い回しはせず、患者さんの口の中に入れるものはすべて先を外して、患者さんごとに滅菌しています。個人のクリニックでは導入数が限られている、滅菌力を重視した滅菌機を使い、徹底した衛生管理を行っています。

歯科用CTも導入されていると伺いました。

2

こちらもやはり患者さんに安心・信頼していただける診断を考えて導入しました。エックス線写真ではわかりづらい診療の妨げになるグレーゾーンが歯科用CTではクリアにすべてわかるので、診断に一番違いが出ると思います。患者さんへの説明においても、CT画像を見てもらうことで理解度を増すことにもつながりますし、インプラント治療を手がける際にも、安心安全な治療を考えるとやはりCTは必須になってくると考えています。

歯周病の専門家として、歯を守るために予防でサポート

歯周病治療に力を入れているそうですが、患者に一番伝えたいことは何ですか?

3

歯周病というのは、一度かかると治すのがとても難しい病気なので、やはり予防が大切です。皆さん、歯があって当たり前と思っていらっしゃると思うのですが、なくなったときの不便さというのは非常につらいものです。歯を失った人の「もっとちゃんとケアしておけばよかった」という言葉は、これまで幾度となく聞いてきました。義歯という手段もありますが、どれだけよくできた入れ歯でも、入れ歯は入れ歯です。やはり自分の歯で食事をしたときの満足度とは全く違います。ですので、自分の歯をいかに長く残すかを考えると、歯が健康な若いうちからの予防が必要なんです。定期検診を受けていただくと、歯周病の原因となる歯ブラシでは届かない歯茎と歯の間の奥の汚れなどもしっかりクリーニングできます。最初は3ヵ月に1回の検診から始めて、状態がよくなれば半年に1回。当院では、その方のその時の状態に合わせて検診のサイクルを決めています。

予防のために定期検診を受けることは、歯を守るために大切なことなんですね。

そうですね。歯周病という名前は知っていても、その怖さについてはあまり知られていないんじゃないかと思います。かなり進行しないと症状が出ないので、病気という認識が低いのかもしれませんね。予防は歯周病だけでなく、虫歯の予防も大切で、小さいお子さんの場合は歯が生え始めた頃から予防は必要になります。子どもさんの場合だと、クリーニングやフッ素コーティングなどのほかにも、ブラッシングや食事の指導をすることもあります。定期検診では、毎回口の中の写真を撮って、前と比べてどうなのか、変化はないのか、そのときの状態によって適切な指導や、その状態に応じた歯ブラシや歯間ブラシのサイズなどもお伝えするようにしています。時間はかかりますが、患者さんの歯の将来のためにできるだけ丁寧に診察・指導をしています。歯が痛くなったら歯科医院に行くというだけでなく、予防をする場として気軽に通ってもらえたらと思います。

マタニティー歯科として妊婦さんの検診も行われているとか。

4

茨木市では、自治体の取り組みとして妊婦歯科検診をしています。そのため、妊婦の方がよく来られます。妊娠期間中というのは、特につわりのひどい時期など口の中の環境が悪くなりやすく、気持ちが悪くて、つい歯磨きがおろそかになりがちです。妊娠期間中は虫歯にも注意が必要ですが、ホルモンバランスの影響で歯周病がとても進みやすい時期でもあるのです。検診では、出産後忙しくなる前に、生まれてくる赤ちゃんの歯について勉強してもらうこともあります。あくまで妊婦さんの体調を優先にして、通いやすい時期にご自身や生まれてくる赤ちゃんの歯のことで不安なことがあれば、いつでも相談に来ていただきたいですね。

子どもの緊張をほぐす、家族が一緒に入れる個室診療室

子どもを診療する際に配慮していることはありますか?

5

お子さんは大人以上に警戒心が強いので、ゆっくり時間をかけてコミュニケーションをとり、不安を取り除くようにしています。カウンセリングルームとしても使っている広い個室診療室に、必要に応じてお母さんやお父さんも一緒に入ってもらうこともできますし、デスクがあるので塗り絵や折り紙をして気持ちをほぐしてもらうこともありますね。個室では、お母さんが治療をしている様子を子どもさんに見せることで慣れてもらって、「こういうふうにやるんだよ。怖くないでしょ」と言いながら、次の受診で子どもさんの治療をすることもあります。治療は無理強いしないで、子どもさんのペースで行うようにしています。

お休みの日はどんなことをしてリフレッシュしているのですか?

開院してから今のところ、丸一日休みというのはほとんどありませんが、新しい技術を入れるために講習会に出たり、講演会やセミナーに参加したりしています。プラモデルを作ったりするのも好きですね。今は時間が取れないのでなかなか行くことができないのですが、大学時代に卓球をやっていたので、時々後輩が試合に誘ってくれます。今後、また少しずつ体を動かしてまた卓球は始めたいですね。

今後の展望をお聞かせください。

6

治療はもちろんですが、歯を守るためにも、予防を重視していきたいと考えているので、患者さん一人ひとりの背景をしっかり察知して予防を習慣にしてもらえるようにサポートしていきたいですね。ご家族みんなで安心して通ってもらえるように、地域に長く根差していける「通いやすい歯科医院」になるのが目標です。歯が痛くても痛くないときでも、ちょっと気になることがあれば買い物のついでに立ち寄ってもらえるような存在になりたいですね。

Access