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渡邉 達樹 院長の独自取材記事

わたなべ歯科

(高槻市/富田駅)

最終更新日:2021/10/12

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富田駅より徒歩3分、摂津富田駅からも徒歩6分という便利な地に立つ「わたなべ歯科」。小さい子どもがいても治療を諦めなくていい「子どもと妊婦に優しいクリニック」をつくりたかったと話してくれたのは、院長の渡邉達樹(たつき)先生だ。その想いが詰まった院内には、ベビーカーを置ける診療室、おむつ交換台のある化粧室、子どもたちの心をしっかりつかんだキッズルームがあり、細かなところまで配慮にあふれている。医学的根拠に基づいた、全身との関わりを踏まえた診療で、母子だけでなくさまざまな体の疾患を抱える高齢者にも対応。誠実な姿勢で歯科医療に向き合う渡邉院長に、その胸の内から今後の展望まで語ってもらった。

(取材日2018年12月6日)

理念は「安心・理解・納得」の得られる歯科診療

これまでの経緯を教えてください。

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広島大学歯学部を卒業後、滋賀医科大学の歯科口腔外科で研修しました。そこは口腔外科疾患のみに特化しているわけではなく、がんや全身疾患など深刻な病気を抱えておられる入院患者さんたちの口の管理において、他科とも連携しながら診療していました。もともと私は、口腔内と体との関わりを知らないまま治療にかかることに懸念がありました。全身疾患をお持ちの患者さんに少しでも安全な診療を提供したいと思っていましたので、研修後も医員として留まりました。そこでさまざまな臨床例を経験し研鑽を積むことができましたね。大学病院を退局後、開業医に勤務し、口腔外科では少なかった小児歯科等を含む全般的な診療を習得しました。開業後は、そうした経験を生かしながら、歯科一般の幅広い分野に携わっています。

大学病院とは患者層も違いますね。

最初は驚くことが多かったです。大学病院では治療方針は先生に任せますという方が多かったのですが、開業医勤務で「自分はこうしたい」という強い気持ちが、すべての患者さんにあることを知りました。例えばブリッジのように隣の歯を削ってかぶせていく治療においては、その隣の歯がしっかりしていないとできません。ですが、他の選択肢が入れ歯だけの場合、多少無理にでもブリッジにしてほしいという方もいらっしゃいます。それでは歯が持たないと考えられる上に、早期に再治療になってしまいます。私はできるだけ長持ちする治療を受けてもらいたいので、なんとか理解していただけるように努めています。将来的にちゃんと噛めることを一番に据えた治療を提供することが、歯科医師の役割だと考えていますので。

患者さんのため、懸命に取り組まれている姿勢がうかがえます。

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それでも、納得を得られない場合は無理強いはしません。患者さんにとっての良い治療とは、納得できるものであるべきと考えているからです。ですから、当院の理念は「安心・理解・納得」なのです。「安心」は医学的に間違っていない、医学的根拠を踏まえた治療の提供のことです。それを抜きに、今までこうだったからとか、経験による感覚的な要素の強い治療になると根拠がないので、何かあったときに修正がきかなくなります。歯科医師として、きちんと正しい理由づけから成り立つ治療をと、常に心がけています。

子ども時代からの歯の管理が将来の健康にもつながる

どういった患者さんが来られますか?

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住宅街ですので全年齢層になりますが、20~40代前後の方や若いお母さんたちの割合が多いです。また、受診された方がご家族に勧めて、一家で来院してくださる世帯も増えてきました。開業から1年2ヵ月たちますが、以前の勤務先と比べて、重度の虫歯の方が大勢いることに驚いています。1本でなく数本というケースも珍しくなく、今は神経を触る根管治療が多いという状況ですね。5歳のお子さんでも10本以上虫歯がある子もいました。忙しくて手が回らないのだと思いますが、お母さんには歯の健康を守る必要性を知っていただいて、お子さんの歯磨きと、お母さんによる仕上げ磨き、この2つを習慣づけていくことから始めてほしいですね。

歯への意識を高めてもらうために、どんな工夫をされていますか?

エックス線写真でここが虫歯ですと言っても患者さんはピンとこないですから、鏡やペン型のカメラを口の中に入れて虫歯や歯石が見えるようにしています。目でちゃんと確認できると問題を認識できて、治療の必要性もわかると好評です。治療法に関しても「神経の治療です」と言うだけでは、どういったものかわからないので、アニメーション映像をお見せして、理解していただいてから取りかかります。また、乳歯で重度の虫歯が多数ある子の口腔内をみて、歯科医師としてできることがないかと考え、小さい頃から関わることができるように保育園の嘱託医も担っています。あと、お母さんの口の状態が悪いとお子さんにも影響することがありますから、妊婦の段階からきちんとケアをさせてもらっています。そして小さい子がいても気兼ねせずに通ってもらえるように、診療台の横にはベビーカースペースを設けており、産後すぐから治療やケアを受けていただけます。

どんなときにやりがいを感じられますか?

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やっぱり患者さんに当院を選んで良かった、この治療をしてもらって良かったと喜んでもらえるときです。説明が丁寧で安心できたというお声も、うれしいですね。また、治療期間中にお話ししているメンテナンスの重要性も、徐々に伝わり始めたように感じています。それから、勤務医時代にも印象深い経験があります。歯科が怖いようで、泣いてしまって治療に入れないお子さんがいたのです。見送ること数回、いざ治療にとりかかっても大変なことの連続で、とても苦労しましたが、次第に頑張って治療を受けるという姿勢に変わっていきました。そして最終的には「歯医者さんになりたい」と言ってくれて、本当に感動しました。ですから、開業にあたっては子どもがなじみやすい内装や小物を意識して、キッズスペースにもこだわりました。隠れ家的な要素が満載なので、みんななかなか出てこないくらい気に入ってもらっています(笑)。

自分の家族だと思って治療することの大切さ

医師をめざされたきっかけを教えてください。

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子ども時代虫歯治療に通うことがよくあったのですが、待ちくたびれた頃に先生が来て、治療が始まるとものすごく痛くて、その痛みにひたすら耐えないといけない歯科が嫌いでした(笑)。でも中学生の時、両親の仕事で1年間住むことになったドイツで歯の治療を受けたら日本と全然違っていたんです。外観も院内もクリニックらしくないから緊張しないし、消毒の匂いもなくて、おしゃれで雰囲気が良いんですよ。それに治療もほとんど痛くなくて、先生も優しいし、かっこいいなあと感じて、それからめざすようになりました。歯科医師になった後は、研修期間中お世話になった大学病院の先生に影響を受けました。「根拠に基づいた治療」「患者さんを自分の家族だと思って治療しなさい」という教えに非常に共感し、今も私の礎としています。

お忙しい毎日ですが、休診日はどのように過ごしていらっしゃるのですか?

子どもがまだ小さいので、休日はずっと一緒に遊びながらリフレッシュしています。スポーツは大学時代テニス部でしたが、働き出すとなかなか時間がつくれないので、場所を選ばずいつでもできるジョギングが趣味になりました。学生時代から好きだったこともありますが、走ると気持ち良いんですよ。

今後の展望やメッセージをお聞かせください。

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学生さんやお勤めの若い世代の方で、重度の虫歯があり口の中を見られるのが恥ずかしい、または治療が怖くて歯科に通えず、さらに悪化させてしまうというケースが見受けられます。早いうちから治して管理していくことが大事ですので、治療が必要な方にはちゃんと受けていただけるように願っています。そして小さいお子さんがいて、受診をためらっていたお母さんにも来ていただきたいです。子育て経験があるスタッフもいますし、みんな子ども好きなので安心して治療を受けていただけると思います。また、厳しい基準をクリアした滅菌機器や、診療台の水を清潔に保つシステムの導入など衛生管理も徹底しています。当院はさまざまな治療に対応して幅広く行っておりますので何でもご相談いただければと思います。また治療とともに予防歯科に力を入れており、今後長く地域の歯の健康を支えていけるクリニックでありたいと思っています。

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