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小林 将之 院長の独自取材記事

小林歯科医院

(大阪市東住吉区/針中野駅)

最終更新日:2020/10/14

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近鉄大阪線の針中野駅から徒歩9分。湯里交差点近くに開院する「小林歯科医院」を訪問した。院長の小林将之先生は、この東住吉区の出身。「患者さんと長いお付き合いをさせていただきたくて、人の多いオフィス街ではなく、あえて地元の住宅街で。駅から少し離れた場所にクリニックを構えました」と笑顔で語る。ロッジ風の内装や先進の機械の導入、衛生面の徹底など、すべては患者が心地良く過ごせ、安心して治療を受けられる点を重視した。そんなこだわりの空間で、日々、真摯に治療を続ける小林院長に、診療のスタンスから補綴治療の可能性、患者に知っておいてほしいことまで、たっぷりと話してもらった。
(取材日2020年9月15日)

駅から離れた場所でじっくりと治療に取り組む

広くてとても居心地が良いですね。くつろいだ気分で治療に向かえそうです。

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来院されたすべての患者さんに気持ち良く過ごしていただきたくて、いかにも歯科医院という雰囲気ではない造りにしました。空間を広くとり、壁や床には木をふんだんに使っています。診療室はすべて個室で、窓から坪庭が眺められる設計に。カウンセリングルームは私用と歯科衛生士用の2室を、トイレも男性用と女性用を2つ設置し、女性用のトイレにはパウダールームも併設しています。診療台はドイツ製のユニットを導入。歯を削る際に使う道具にもこだわっており、ペダルを踏むとバーが回転するのですが、回転軸がまっすぐでブレないため、回っているのが見えないほどです。細かい作業がスムーズにできますし、仕上がりも満足できるものです。寿司職人さんが包丁の切れ味にこだわるのと、似ているかもしれませんね(笑)。

先生は小さい頃から歯科医師になろうと決めておられたのですか?

父が歯科医師で、住居併設の歯科医院を開業していました。父から、将来歯科医師になるように言われたことは一度もありませんでしたが、小さい頃から父の仕事をする姿を見て育ちましたので、自然と歯科医師になろうと決めていたように思います。兄も歯科医師で、父の診療所を継いだので、じゃあ私は私でこだわった歯科医院をつくろうと思い、この場所に開業しました。床をフローリングにしたのは、実家の診療所の床が好きだったからです。実家のある場所からは少し離れているのですが、父が治療していた患者さんが偶然、来院されて「えっ? 先生もしかして息子さん?」と言われて驚くことも時々あります。「お父さんに、良くしてもらった」と言われると、くすぐったいような気持ちになりますね。

2014年に開院されて6年がたちますが、患者さんの層に変化はありますか?

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開院当初よりも、じっくり治療したい、きちんと治してほしいという患者さんが増えたように思います。ここは駅から少し歩かないと来られない場所です。私があえて駅の近くではなく、離れた場所に開院したのは「しっかりと治療したい」という患者さんに、来てもらいたかったからです。私は、歯科医師と患者さんと上下の関係ではなく、人付き合いをしているという気持ちで診療しています。人対人の関係だと思っているのです。これからもっともっと、長いお付き合いになっていければうれしいですね。じっくり時間をかけて、患者さんにメリットとなることを提供し続けたいと思っています。

患者ごとに違うリスクをしっかりと見極める

先生が力を入れておられる治療を1つご紹介ください。

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私は大阪歯科大学と同大大学院で、長く補綴学を学んできました。虫歯治療もインプラント治療も対応しますが、1つあげるとすると入れ歯治療になるでしょうか。入れ歯は「よく噛めない」といわれますが、私はちょっと違うと思うのです。確かに全部天然歯の状態と比べると、噛む力は劣るかもしれません。でもちちんと作れば、ある程度しっかり噛めるものはできるはずだと思いますね。入れ歯は基本的に歯茎の上に乗っているものなので、作り込みの仕方によって噛めるか、噛めないかというのは変わってくるからです。しっかりと作った入れ歯で患者さんに喜んでいただけると、やりがいを感じます。入れ歯は歯科医師だけでは作れません。しっかりとした技術のある技工士さんの力も大きいです。当院は私が尊敬する技工士さんと連携していますので、ぜひご相談いただきたいですね。

診療する上で、大切にされていることは何ですか?

まず患者さんとじっくり話をして、どんな治療をするかを決めていきます。歯科医師として持っている知識を、患者さんに押しつけたようにならないよう注意していますね。いくつかの選択肢をご提案した上で、もし患者さんが迷われたら「自分が治療されるなら、こうします」と言うことはあります。この辺りは高齢者が多く、口の中の状態が良くない方も結構おられますので、しっかりと噛める状態にしていくことと、その人その人のリスクを見極めることも大切です。歯ぎしりの多い方や食いしばりの癖のある方、肩が凝っている人や疲れた様子の方など。診療する前にはまず患者さんを遠目から見て、その人の生活習慣や背景も考えるようにしています。こういう時代ですから、皆さんいろいろな事情を抱えておられます。ストレスが歯に与える影響は大きいですから、そういう視点も大事だと思っています。

最近の傾向など、先生が歯科医師として患者さんに知っておいてほしいことはありますか?

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生活習慣が虫歯や歯周病のリスクにつながることを、知ってほしいですね。会社員の特に女性に多い傾向ですが、仕事の合間にちょっとずつお菓子を食べている人は要注意です。一度に食べる量は少しでも、始業時に食べ始めたお菓子が帰る頃には1袋なくなっている(笑)。そういう方は虫歯が一気に増える傾向にあります。缶コーヒーも同じです。お菓子や甘い飲み物が悪いわけではなく、おやつの時間を決めて食べたり飲んだりすることが大切です。「もともと歯が弱いから、虫歯になりやすい」ではないのです。虫歯や歯周病の原因は、食生活習慣と密接な関係にあります。私が患者さんとよくお話しするのは、そういうことを知るためでもあります。話をしないと患者さんが抱えているリスクはわかりませんからね。

対症療法ではなく総合的治療をめざす

子どもの歯についてはどうですか?

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食生活のリスクについて、特に小さいお子さんには気をつけていただきたいですね。学校の保健体育の時間に取り入れてはどうか?と思うほど、浸透していない印象です。もっとも効果的な予防歯科は、子どもの年齢で始まると思います。乳歯から永久歯に生え変わる時期より前に歯を失ってしまうと、永久歯の生え方やその後の噛み合わせ、さらに顎の発育にも悪い影響を及ぼすおそれがあります。早め早めに対応しておけば、大人になってから歯で困ったり、難しい補綴が必要なケースも少なくて済むでしょう。そうならないように、私も小さいお子さんのお口を診ていきたいと思っています。

休日の過ごし方も教えてください。

スキー、アイスホッケー、サーフィンなどのスポーツで気分転換をしています。アイスホッケーは小学校時代から始めて、国体に選手として出場した経験もあります。スピード感と展開の速さは、他のスポーツでは味わえない感覚です。今も、関西の実業団リーグに参加する社会人チームに所属していて、定期的な練習を欠かしません。最近は息子も始めたので、親子で出かける機会が増えました。仕事ももちろん好きですが、スポーツがないとつらいです(笑)。どれもやめることは考えられないですね。

最後に読者へメッセージをいただけますか。

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私が患者さんに一番願っていることは、皆さんが治療しなくていい状態になることです。もちろん最初に「痛い」「歯がぐらぐらする」という状態で来院されるわけですから、治療が必要なのですが。最初の治療が終わったら、その後はできればしない方向で。定期的な検診とメンテナンスだけでいけるのが理想的、というのが私の考えです。大事なのは、なぜ虫歯ができたか、歯周病に悩むことになったかの原因を見つけることです。眠っている間の歯ぎしりだったり、食いしばる癖も関係してきます。人によってバックグラウンドが違うので、歯をきれいに治す対症療法だけではなく、原因にアプローチする治療を行わないと改善には至りません。総合的な治療をさせていただくことで、皆さんのお口と健康な毎日をお手伝いしたいですね。どうぞ、歯科医師との長いお付き合いを考えてみてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

入れ歯/15万円~
インプラント/25万円~
セラミック冠/9万円~
セラミックインレー/4万円~
ホームホワイトニング/上下2万5000円~

※詳細はクリニックへお問い合わせください。

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