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小林 将之 院長の独自取材記事

小林歯科医院

(大阪市東住吉区/針中野駅)

最終更新日:2019/08/23

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近鉄南大阪線の針中野駅から東へ徒歩約9分、湯里東交差点のすぐそばに「小林歯科医院」がある。専用エレベーターで2階に上がると、植物や石が配された庭があり、和やかな雰囲気が漂う。バリアフリー化されているので、ベビーカーや車いすでも不自由がない。診療室はすべて個室で庭に面し、床や壁面に木材を使うなど、リラックスして診療が受けられるような造り。院長の小林将之先生が大切にしているのは、一人ひとりの患者としっかり向き合い、インフォームドコンセントを徹底すること。予約制を生かした診療時間、2室のカウンセリングルームなど、患者が医師やスタッフと話のできる環境が整えられている。小林将之院長に、クリニックづくりについてのこだわりや地域の歯科医療にかける思いなどを聞いた。
(取材日2017年11月15日)

誰もが通いやすく、リラックスできる空間づくり

とても落ち着ける雰囲気のクリニックですね。

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狭苦しいのは嫌なので、ゆとりのある空間にしました。欧米などでは診療室は個室が当たり前なので、すべて個室にして十分なスペースを取り、患者さんがリラックスして治療を受けていただけるように、床や壁面に木材を使ったロッジ風の内装にしました。キッズスペースを備えた親子診察室もあるので、お子さん連れでも気軽にお越しいただけます。また、カウンセリングルームは2室、トイレも男性用と女性用の2つを用意して、女性用にはパウダールームも併設しました。いかにも医療機関という雰囲気にならないように、BGMもボサノバを流したりしています。

院内の衛生管理についてお聞かせください。

使用した器具は自動洗浄器や高圧洗浄器で洗浄した後、2台のオートクレーブという器具を使い分けて滅菌します。このうち1台は世界で最も厳しいといわれるヨーロッパ基準をクリアしており高度な滅菌が可能です。また、治療の際には、歯を削った飛沫などが発生するので、医療機関向けの空気清浄機を導入しています。月に一度、空気清浄機のフィルター交換をするのですが、清浄機が空気中の汚れを取っていることを実感します。診察室をすべて個室にしたのは、飛沫などによる院内感染を防ぐ目的もあるんですよ。

設備機器にもかなりこだわっておられますね。

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診療台は世界的メーカーのものを導入しています。メーカーのショールームに行くと模型を削らせてくれるので、開業前に試してみたのですが、とても気に入って導入しました。削った際も仕上がりが美しく、今も日々その良さを実感しているほどです。この診療台には治療水の消毒システムが標準装備されているので、感染リスクの低い状態で水を使用できます。また、うがいの水が冷たくないので、歯にしみるという方にも好評です。この他に、より正確で精密な治療を実現するために3次元CT、被ばく量の少ないデジタルレントゲンなども導入しています。

歯科医師の父が働く姿を見て育つ

歯科医師を志されたきっかけを教えてください。

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実家がこの近くで歯科医院を開業していました。住居併設の診療所で、小さい頃から父が仕事をしている姿を見ており、自然に歯科医師になるという気持ちが育まれたのだと思います。兄と姉も歯科医師なのですが、父が私や兄弟に歯科医師になることを勧めたことは一度もないのですが、中学生ぐらいにはもう歯科医師になると決めていました。

大学院では何を学ばれたのですか?

補綴(ほてつ)学を専攻しました。噛み合わせに問題がある人や、歯をなくした人の「噛む」という機能を、義歯などを用いてどう補うかといったことを研究する学問です。大学のパーシャルデンチャー(部分入れ歯)の実習が興味深く、歯をなくした方々をどうやって「ちゃんと噛める」ようにするかという部分を、突き詰めてやってみたいと考えたのが興味を持ったきっかけです。子どもの頃から父の仕事を間近で見て、歯医者さんは「歯をつくる」というイメージでとらえていたことや、小さい頃から物を作るのが好きだったことも影響しているのかもしれませんね。義歯というと噛みにくいと考えられがちですが、きちんと作れば使いやすい状態にすることが可能です。それに、外科的な侵襲が少ない点やメンテナンスのしやすさは入れ歯のメリットだと思います。

その後、大阪や神戸のクリニックで経験を積んでおられます。

最初に勤務したクリニックは、詰め物、かぶせ物、義歯といった補綴に関してはほとんどが自費診療で、質の高い治療を提供するためにとても良い勉強になりました。ただ、地域に根差した歯科診療を提供するためには、そのセオリーをそのまま適用することは難しく、大学院で学んだ補綴学の知識や経験を生かせると思える場所を探して、現在の場所で開業しました。この辺りは実家に近く、小さい頃によく遊んでいた地域です。

子どもの頃から続けている趣味などはありますか?

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小学校からアイスホッケーを始めて、今も社会人チームに所属しているので、地域の方以外にも結構遠方からホッケーの仲間が受診してくれます。また、歯科医師のアイスホッケー大会があり、私が所属する大阪のチームは連覇するなど実力があるんですよ。体力が必要となる競技ですが、普段は週に1〜2回、試合前などになると3〜4回練習があるので、それだけで結構なトレーニングになります。チームには70代のメンバーもおられ、元気に活躍されているので、私も頑張って続けていくつもりです。また、スキーも小さな頃から好きで、普段とは違う環境でリフレッシュするために、毎年何度か出かけます。

「自分ならどうしてほしいか」と考える

診療において大切にされていることを教えてください。

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この辺りは高齢者が多く、50代以降になると、口の中の状態が良くない方が結構おられますので、しっかり噛めることを大事にしています。診療の際は、まず治療法ありきにならないように、患者さんの話をじっくり聞いて、状態を正確に把握した上で、「私ならどうされたいか」を考えてご提案します。歯科医師が「こうすれば噛める」と自信を持って治療方針を決めても、患者さんがその治療を受けたいかどうかは別問題ですからね。患者さんにきちんと納得いただいた上で診療を開始します。当院がカウンセリングルームや個室の治療室を用意しているのも、予約制を採用して十分な診療時間を確保しているのも、患者さん一人ひとりとしっかり向き合って、きちんとお話しさせていただくためです。

予防歯科に注力されているとのことですが、詳しくお聞かせください。

若い患者さんの中には、ごく小さな虫歯があるというケースが見られます。こういう場合は、できるだけ削ったり、詰めたりということはしたくありません。どれほど高い精度で、美しく治療を行っても、何も治療していない歯と比較すると虫歯になるリスクが高くなってしまうからです。定期検診を怠ると、治療した所から悪くなりやすいのです。大切なのは、虫歯にならないように予防すること、悪くなってもできるだけ初期に見つけること。ごく初期なら、進行を抑えるケアをするだけで、治療が必要な段階にならないこともあります。何か問題があるから歯科に行くのではなく、何もない時こそ予防のためにお越しになることをお勧めします。

小児歯科についても熱心に取り組んでおられるそうですね。

乳歯から永久歯に生え変わる時期よりも前に歯を失ってしまうと、永久歯の生え方、その後の噛み合わせに悪影響を及ぼすおそれがあります。問題なく生え変わるためには、乳歯をきちんとケアして守ること、顎の骨の発育に悪影響を与えるおそれがある指しゃぶり、口呼吸、片噛みといった習慣を改善することが大切です。歯科医師会の仕事で1歳半検診を担当することがあり、その時点で虫歯がある子もいるので、早めのケアが必要です。遅くとも2歳代で一度チェックを受けてみてほしいですね。

最期に、今後の目標を教えてください。

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総合的な歯科治療をもっと普及させたいと考えています。虫歯などがあると、その1本の歯だけに注目しがちです。しかし、その歯をきれいに治しても、それは対症療法で、周りの歯が悪くなるリスクが高いのが現状です。また、普段の歯磨きなどが不十分で虫歯になることもあれば、噛み合わせの問題や歯ぎしりなどが原因となっていることもあり、原因にアプローチする治療を行わないと状態は改善できません。口の中を長く良い状態に保つためには全体で考えなければいけないケースがたくさんあること、総合的な治療が大切ということを、日々の診療などを通して一人でも多くの方に理解していただきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

入れ歯/15万円~
インプラント/25万円~
セラミック/12万円~
メタルボンド/9万円~
ホームホワイトニング/上下2万5千円~

※詳細はクリニックへお問い合わせください。

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