全国のドクター8,873人の想いを取材
クリニック・病院 161,496件の情報を掲載(2020年1月26日現在)

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 摂津市
  4. 摂津市駅
  5. エル歯科クリニック千里丘
  6. 油谷 征彦 理事長

油谷 征彦 理事長の独自取材記事

エル歯科クリニック千里丘

(摂津市/摂津市駅)

最終更新日:2019/08/23

185554 %e3%82%a8%e3%83%ab%e6%ad%af%e7%a7%91%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%8b%e3%83%83%e3%82%af%e5%8d%83%e9%87%8c%e4%b8%98

JR京都線・千里丘駅から徒歩約6分、阪急電鉄京都本線・摂津市駅からスグの所にある「エル歯科クリニック千里丘」は、長年研鑽を積んできた理事長の油谷征彦先生が、自身の思う最良の医療を多くの人に伝えたいと、西明石にある「ゆたに歯科クリニック」の分院として開院。子どもから高齢者まで、さまざまな患者の希望に応えて幅広い診療を行う油谷理事長は、「身体の入り口である口の部分すべての専門家でありたい」と、インプラントや矯正、また入れ歯やかぶせ物など補綴の精度にこだわり、嚥下障害にも取り組んでいる。デジタルレントゲンや、滅菌を徹底して行うための機器を導入し、安心安全な医療をめざす。スタッフ一丸となって、常により良い診療をめざす油谷理事長に話を聞いた。
(取材日2018年3月12日)

自分の思う最良の医療をより多くの人に

開業までの経緯をお聞かせください。

1

開業は2017年9月で、もともと僕の地元の西明石には父から引き継いだ「ゆたに歯科クリニック」があり、「エル歯科クリニック千里丘」はその分院になります。これまで「最良の医療を」と新しい機器を導入し、地元で頑張ってきましたが、ある程度のクオリティで幅広い診療ができるようになり、多くの患者さんに支持いただけたことから、より多くの人に提供したいと考えるようになったのです。そのためには自分が今まで勉強してきたことを若い歯科医師に教え、高いレベルの医療ができる歯科医師を増やしたいと思いました。分院の場所に大阪を選んだのは、僕が大阪歯科医科大学出身で、後輩がたくさんいる理由からです。西明石からのアクセスがよく、「ゆたに歯科クリニック」と同じ地域密着型でできるという点から北摂エリアに候補を絞り、ご縁があってこの場所に落ち着きました。

おじいさまの代から続く歯科医院を、若くして引き継がれたそうですね。

大学卒業後1年10ヵ月で父が亡くなり、引き継ぎました。父は10年ほど闘病をしながら診療を続け、最後は週2日しか開院していなかったので、引き継いだ当初は患者さんが少なかったのです。祖父の頃から来院し続けている患者さんもいる中、自分にできたことは、患者さん一人ひとりの話を聞くことでした。知識や技術は未熟だけれど、話を聞かせてくださいと。やがて、これだけ自分に興味を持ち、話を聞いてくれるのであれば、兄ちゃんやってみてよと治療を任せていただけるようになったことが、地域のかかりつけ医としての僕の原点です。ただ、当時の自分にはその期待に応える技術がなかったので、休みごとにセミナーや研修会に行き、必死で勉強をしました。患者さんから頂いたお金を自己投資に充てていたので、その分患者さんに還元したいという想いは強かったです。そして、徐々にできる治療を増やしていきました。

本院と分院で、コンセプトなど何か違いはありますか?

2

10年ほどいろいろな所へ勉強に行っていると、最初はとにかく言われたことをそのまま吸収していた知識や技術が、徐々に自分の中で咀嚼され、取捨選択できるようになっていきます。その中で自分が最良と思う医療を実践しているのが本院です。建物も途中で建て替え、ある意味自分がやりたい歯科診療、臨床を実現するためにつくった部分が大きいです。もちろん分院でも、本院で行っているクオリティの高い治療や先進機器の導入、スタッフのマネジメントなど、基本となる大事な部分はそのまま引き継ぎますが、その上で後輩たちが理想とする診療をめざし、さらに良くしてくれたらいいと思っています。彼らはこれからも将来を見据え、勉強を続けるはずですからね。

「ゆりかごから墓場まで」の歯科診療をめざして

予防歯科に力を入れていらっしゃいますね。

3

大学時代、図書室で休憩がてら読んだ本に、「歯科医師は治療と言いながら、歯が悪くなった後始末をしているだけで、治療をしていない。治療のことを予防と言い、後始末のことを治療と言っている」と書いてあり、その考えがベースになっています。虫歯にならないようにすることを治療と考えたら、予防がベースにないと、いくら噛めるようにしてもすぐかぶせ物が外れてしまい、それを繰り返して結局歯を抜かなければならなくなります。15年ほど前は、歯科医院に予防で定期的に通うという発想はありませんでした。ですので、まず虫歯になる原因を知ってもらい、その習慣を直していかないと意味がないと思い、引き継いで7、8年ほどは予防の啓発活動をしていました。当初は来院された患者さんに伝えていましたが、マンツーマンでは数に限りがあるので、外に出て講演しております。

他にも幅広くクオリティにこだわった治療をされていますね。

地域のかかりつけ医は、まさに「ゆりかごから墓場まで」。お子さんから高齢者までサポートする存在だと思います。歯科診療にはさまざまなジャンルがありますが、僕はあらゆるジャンルを専門で診ることができるのが専門家だと思っています。ですので、さまざまな勉強をしなければならなかったんです。その中で僕が一番勉強したのは補綴、つまり入れ歯やかぶせ物です。いくら予防が大事と言っても、歯が悪い人がいる以上、補綴の技術は大事だと思ったのです。歯科治療では補綴をして機能を回復する、食べられるようにするのが最終ゴール。それ以外の治療は補綴前処置と言い、歯周病も歯の根の治療も、補綴をして噛めるようになる準備、つまり下ごしらえです。もちろんすべて必要ではありますが、あくまで補綴して食べられるようになってもらうための準備なので、補綴が大事なのです。

他にはどんな治療を?

4

僕は、歯科医師は口の専門家、口腔に携わる医師のような存在だと思っています。例えば歯が良くて噛めるけれども、嚥下障害で食べ物を飲み込めない高齢者もいらっしゃいます。要は食べる、呼吸するという機能の最前線を担っている、内臓の入り口が口です。だから当然補綴で咀嚼が回復できないといけませんが、それだけでなく、食べる、呼吸する、話すという、人間の根幹の部分を自分たち歯科医師が担っていると思っています。そうなると、子どもの時から食や筋力など口をつくっていく必要がありますし、死ぬ間際まで食事や呼吸をサポートすることも必要でしょう。だから歯というよりは、口の部分すべての専門家でありたいと思っています。ただそうなると、勉強する部分が増えてきます。おもしろいし、楽しいですね。

話を聞き、願望を叶えるような歯科医師でありたい

先端の院内予防システムを導入し、滅菌にも力を入れていらっしゃいます。

5

安心で安全な医療でないといけないと思っています。滅菌消毒のレベルが低いと、患者さんは安心して治療が受けられません。まずは自分や家族が治療を受けたいと思うかが基準です。ですので見えないところにこだわりますし、むしろ見えないところを大事にしています。例えば、当クリニックのスタッフが、ここは安心安全だから、自分の母親を診療してほしいと思ってもらえるようなクリニックでないと嫌ですね。

スタッフは現在何人いらっしゃるのでしょう?

歯科衛生士が2人と受付助手が1人で、歯科医師は4月から非常勤2人、常勤が1人になります。その常勤の医師が4月から院長になる予定です。実は僕の一番の自慢はスタッフです。スタッフ全員モチベーションが高いんです。自分自身、歯科医院を引き継ぎ、必死に勉強していく中で、生きがいを持ち充実感ある生き方ができるようになりました。それを伝えるため、レベルアップを考えている人と一緒に仕事がしたいと思うようになったんです。スタッフに対しても話をよく聞き、それぞれの要望をかなえるにはどうすればいいか、患者さんと同じスタンスで向き合っています。

患者さんに接する上で一番大切にされていることは何でしょうか?

6

やはり患者さんの話をちゃんと聞くことです。歯科医師になったスタートが、患者さんの話を聞くことだったので、一方的な治療はしたくないと考えます。さまざま制限もある中で、スタッフ全員で気を配り、工夫をして患者さんの要望を必ず聞くことを徹底しています。逆にそうしないと怖いですね。患者さんの要望をかなえるために必要な技術を学びに行ったので、かなえてさしあげられないのでは、どれだけ勉強し、腕があっても意味がないと思います。やはり月並みですが、目の前の患者さんに喜んでもらうのが一番です。その反応がダイレクトにわかるのが、僕のやりがいにもつながっています。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access