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松田 亮 院長の独自取材記事

日永歯科

(四日市市/南日永駅)

最終更新日:2026/06/26

松田亮院長 日永歯科 main

「あらゆる世代が通いやすく親しみやすい歯科医院」をモットーに、地域のかかりつけ医として診療を行う「日永歯科」。松田亮院長は虫歯の治療、歯周病治療、予防歯科だけでなく、歯科口腔外科の専門的な知識を生かして顎関節症や親知らずの抜歯、訪問歯科診療など、さまざまな口のトラブルに対応している。患者は子どもから高齢者までと幅広く、中には3世代にわたって通う家族も多いという。診療では、患者の訴えにしっかりと耳を傾け、まずは今ある不安や悩みを解決。その上で患者が気づいていない問題点も伝え必要に応じて対処をしている。また、同院では対応が難しい症例では専門の医療機関とも連携して紹介も行う。新しい技術や知識の習得にも熱心な松田院長に、得意とする治療や診療に込めた思いを聞いた。

(取材日2020年4月23日)

あらゆる世代が通いやすく親しみやすい歯科医院を志す

お父さまからクリニックを引き継がれた時のことや、こちらのクリニックの特徴を教えてください。

松田亮院長 日永歯科1

僕が院長に就任したのは2017年です。当時は名古屋大学医学部附属病院の歯科口腔外科に勤務していたのですが、前院長の父が体調を崩したことから2016年にこちらに戻り、半年ほどの引き継ぎを経て就任しました。当院は父の代から20年以上、日永地域の方々のお口のかかりつけとして、歯科口腔外科を専門とし、持病のある方に対しては血圧や酸素飽和度を測定するなど、全身管理に取り組んできました。そして、クリニックを継承した僕自身も、父の思いを引き継ぎ日々の診療を続けています。

どのような患者さんがいらっしゃいますか?

年齢層はお子さんからご高齢の方までとさまざまです。ご高齢の方の多くは、父が院長をしていた頃からの患者さんで、メンテナンスの重要性をご理解いただいている方が多いですね。いつも2人で仲良くメンテナンスにいらっしゃる80代のご夫婦、さらにそのお子さんやお孫さんというふうに、何世代にもわたって通うご家庭もあります。また一方で、新規で来院される若年層や中高年の方もいらっしゃいます。症状についても、虫歯や歯周病治療といった一般的な治療から、小児歯科、予防歯科、歯周病治療、訪問診療、また僕が口腔外科を専門に学んできたことから、顎関節症や親知らずの抜歯などさまざまなお口のトラブルに対応しています。これからもこの日永地域において、家族のかかりつけ医となれるよう取り組んでいきたいですね。

診療方針についてお聞かせください。

松田亮院長 日永歯科2

モットーは「あらゆる世代が通いやすく親しみやすい歯科医院」です。虫歯の治療などの一般的な治療以外にも、患者さんのお口の状態に合わせた、さまざまな診療を行っています。中でも、専門とする口腔外科には力を入れていて、専門性を生かして、精度高く治療を行えるように努めています。診療では、現状の問題点をわかりやすくご説明するとともに、メンテナンスの重要性もお伝えし、必要があれば歯磨き指導を行うこともあります。また、メンテナンスは歯科衛生士に任せっきりにするのではなく、患者さんの状態をレントゲンやカルテで共有し「メンテナンス時に気をつける点」を事前に確認。毎回、最後に僕が一通りチェックをすることも徹底しています。

歯科口腔外科の専門性を生かし、有病者の全身管理も

先生が得意とする治療について教えてください。

松田亮院長 日永歯科3

歯科口腔外科を専門に学んできましたので、治療中の全身管理ができ、糖尿病や高血圧症などの有病者にも対応することが可能です。また、親知らずの難症例の抜歯や「滑り台から落ちて唇が切れた」という外傷など、さまざまなトラブルに対しても「ここで治療できますよ」とお伝えしています。もちろん、当院で対応が難しい場合は専門の医療機関をご紹介しますが、紹介して終わりではありません。まずはお話を伺い、できる限り慣れ親しんだ当院でできるよう努めています。また、顎関節症の治療では、原因を調べた上で歯ぎしりの癖や生活面からの改善を試み、それでも良くならない場合は、マウスピースを作製するなど、段階を踏んだ診療を心がけています。

先生が診療時に大切にしていることは何でしょうか?

患者さんのお話にしっかりと耳を傾け、不安や気になっている症状を早期に解消することですね。まず、今ある悩みを解決し安心していただいた上で、ご自身では気づいていない問題点もお伝えし、必要に応じて対処をしていく。そのために、いつでもさまざまな症状に対応できるよう、準備を万全にしています。また、段階を追った最小限の治療はいつも意識しています。例えば「歯がしみる」という訴えに対しては、「知覚過敏なので、まずは塗り薬で様子を見ましょう」とお伝えし、それでも治まらないようであれば、必要な治療法を選択していく。同じように虫歯もなるべく削らず、痛みの少ない丁寧な治療を心がけています。

患者さんが安心して治療が受けられるよう、内装や減菌にも取り組んでいらっしゃるそうですね。

松田亮院長 日永歯科4

治療で使用した機材は必ず、減菌器で減菌処理をしています。また、治療時に歯の削りかすや血液、体内の菌、ウイルスなどが外に出ないよう、吸引力の強い口腔外バキュームを使用し、院内の空気を衛生的になるよう管理しています。さらに、当院では院内の床に案内ラインで動線確保を行い、患者さんが機材・配線などで、ケガや転倒をしないようにしている点も、当院ならではかもしれません。こうしたリスク管理は、国立長寿医療研究センター時代の経験がとても役に立っています。このほか、患者さんが快適に過ごせるよう、診察室にはプライバシーに配慮したパーティションを配置し、待合室にはキッズスペースも設置しています。

「唇が切れた」「歯がしみる」口の悩みは気軽に相談を

歯科医師を志したきっかけは?

松田亮院長 日永歯科5

父が歯科医師で母は薬剤師、親戚にも医療従事者が多かったこともあり、幼い頃から将来は医療関係の仕事に就きたいと考えていました。口腔外科をめざした理由は、骨折や外傷といった全身管理ができる点に面白さを感じたこと、「口の周りをケガした」「ぶつけて歯がぐらぐらしている」という緊急性の高い患者さんに対応したいと思ったこと、そして単純に「口腔外科はかっこいい」と感じたからです。大学卒業後は、国立長寿医療研究センターの歯科口腔外科で、認知症や有病者の患者さんや、寝たきり状態の患者さんの歯科診療や予防歯科、口腔ケアを学びました。また、名古屋大学の口腔外科ではより専門性の高い外科手術などに携わり、麻酔科にも出向して全身管理の大切さを学びました。当時の経験は現在の院内診療や往診、訪問診療にも生かされています。

今後の展望をお聞かせください。

父から引き継いでいることもあり、今後はまだまだ変えていかなければならないところは刷新していきたいと考えています。また、僕自身も新しい技術や知識を取り入れるためにセミナーや講習会には積極的に参加し、勉強を続けていきたいですね。歯科医療は日進月歩で、新しい医療機器や考え方、より効果的な治療法が出てきていますから、しっかりと学んだ上で、良い点は取り入れていきたいと思っています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

松田亮院長 日永歯科6

「口の中に何かできている」「歯がしみる」「鼻に違和感がある」など、お口周りのトラブルでお困りの方は、気軽にご相談ください。まずは詳しくお話を伺った上で症状を確認し、当院で治療できるものはできる限り対応し、必要に応じて専門の医療機関をご紹介します。不安を解消することがわれわれの役目ですから、いきなり「口内炎だから焼きましょう」「歯を抜きましょう」ということはありません。お付き合いが長くなるほど過去のレントゲンやデータから、深くお話ができるようになりますので、お子さんからご年配の方、持病をお持ちの方も安心して通っていただければと思います。これからも患者さんを生涯にわたって診療し続けられるクリニックでありたいですね。