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タカシマデンタルクリニック

高島 隆太郎 院長

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阪急箕面線桜井駅から徒歩3分の所にある「タカシマデンタルクリニック」は、成人歯科・小児歯科・矯正歯科・訪問診療、マタニティー歯科・0歳からの口を通じた子育て支援に力を入れている。歯科を身近に感じてもらおうと食をテーマとしたワークショップや、一見歯科と関連がなさそうな赤ちゃんを対象とした母親教室を定期的に開催している。「乳幼児から歯科にかかることが当たり前という感覚を持ってもらいたい」と願う優しく穏やかな高島隆太郎院長に、さまざまな取り組みに対する思いや今後の展望について話を聞いた。
(取材日2017年10月27日)

小児歯科医師だった亡き父の意思を受け継いで

―先生が歯科医師をめざしたきっかけについて伺います。

父が歯科医師でしたので、その影響で私も歯科医師をめざしました。父は小児歯科専門の歯科医師で、私にも怒るといったことはなく、とても穏やかで優しい人でした。そんな父の方針は、子どもの虫歯の歯を診るのではなく、虫歯を持った子ども自身を診る「保育歯科」の実践でした。その姿を見て育った私も現在、父の意思を受け継いで保育歯科に力を入れています。ただ父は小児歯科専門でしたので子どもだけ診ていたのですが、私は範囲を広げて来院される全ての年齢層の患者さんを診るようにしています。

―大学ではどのような分野を学びましたか?

進学した大阪歯科大学歯学研究科では口腔衛生学という予防に関する学問に関わり、削るのではなく削らずに済むにはどうすれば良いかを考え、学びました。私が卒業する頃はちょうど予防医学の全盛期で、病気を治療するのではなく予防していこうという流れがあり、歯科でも予防歯学という分野があったので、6年間学んでいく中でやってみたいと思いました。研究により博士号を取得した後に、父の意思を受け継いで開業。病気を予防しつつ、父の思いを継承して子どもの健康をフォローし、アシストする方針でやっていこうと決意したのです。

―どういった患者さんが多いですか?

地域的に予防意識が高く「悪くなる前に予防したいので診てほしい」という患者さんが多いように感じます。特に母親教室を月1回開いているので、赤ちゃん連れのお母さんが多いのが特徴だと思います。お口というのは子どもを育てる上ですごく大切なんです。例えば双子のお子さんの場合、おしゃぶりをくわえさせて、看護師に抱っこしてもらいながら育てたAちゃんと、そのようなことをせずに育てたBちゃんとでは、Aちゃんの方がよく育つんですよ。触られることによる触覚や舌の動きが脳を刺激し、成長ホルモンがたくさん出て体重も増えていくわけです。口は成長の要になるので、歯科医師は口を通じてその人の人生が豊かになるよう導いていく使命があるのだと思っています。



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