訪問眼科 こうのクリニック

訪問眼科 こうのクリニック

河野 智子院長
新規開院

185081

相模原市の閑静な住宅街にある「訪問眼科 こうのクリニック」。クリニック名からもわかるように、眼科領域で訪問診療を行うクリニックだ。眼科の医師として、さまざまな病院で研鑽を積んできた河野智子院長は、目の健康を維持することは生活の質を高め、楽しく健康に生きるため欠かせない要素だと語る。目の健康、そして「見える」楽しみを得るため、すべての人が等しく眼科を受診できる機会をつくりたいと、訪問眼科開院に至った。開院間もないクリニックで日々チャレンジを続ける院長に話を聞いた。
(取材日2017年10月18日)

通院が困難な患者のために訪問眼科を開院

―訪問診療で眼科のクリニックというのは珍しいですね。

年をとると、目の病気や不調は増加します。勤務医時代、高齢の患者さんを診察する機会が多くありました。患者さんは高齢ゆえ、ケガをして通えなくなってしまったり、病気で寝たきりになってしまったりすることもあります。これまで「目が心配だ、大丈夫だろうか」とわざわざ時間をかけて通院されていた方たちが通院できなくなってしまう。家族からも「本人は通いたがっているのに通えない」と相談を持ちかけられることも増えてきました。とはいえ、診察をしないで薬を出すわけにもいかず、当時の私には往診に行く術もありませんでした。訪問診療をされている先生に事情を話し、眼科治療の継続をお願いしていました。しかし訪問診療の先生でも制約があり、手の届かない部分がある。それならば眼科医師である自分が眼科の訪問診療をやってみようと決めました。

―開院されて日が浅いですが、手応えはどうでしょう。

訪問眼科のクリニックを開院しますというリーフレットを近隣のお宅に配り、開院のご案内をしました。開院間もないこともあり、まだご存じない方も多いと思います。それでも、なかには配布したリーフレットをぎゅっと握りしめ「開院を待ちわびていました」と連絡をくださる方もいらっしゃいます。地域住民のクリニックに対する期待がひしひしと伝わり、手応えを感じていますね。訪問エリアは、小田急電鉄相模大野駅がある相模原市南区を中心とした地域を設定しています。自宅がこの近くに引っ越したこともあり、この地域に開院を決めましたが、想像以上に高齢の方が多いことに気づきました。1人でお住まいの方も多く、高齢者関連の施設もたくさんある。クリニックへの通院が困難な方がたくさんいらっしゃるのだと実感しています。

―どういった方からのご依頼が多いですか?

個人宅からの依頼が多いです。患者さんやご家族から直接連絡をいただくこともありますし、患者さんを担当されているケアマネジャーから依頼を受けることもあります。老人ホームや介護施設に入所されている方の場合、施設職員の付き添いで眼科に行こうとすると、診療費以外に送迎や付き添いに費用がかかってしまいます。ご家族が付き添うとなると、ご家族の負担も大きくなりがちです。結果的に眼科通院に二の足を踏んでしまい、眼科受診に至らないこともある。訪問エリアを設定しているとはお話ししましたが、できれば広い範囲に行けるようにしたいとは考えています。通院が難しい多くの方に受診の機会を広げたいからです。相模原市中央区や、隣の市との市境からご依頼を受けることもあります。ただ医師は私1人なので限界もあります。訪問エリアによっては往診にかかる費用が多少変わりますので、あらかじめご相談いただけるといいですね。

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