全国のドクター14,490人の想いを取材
クリニック・病院 156,365件の情報を掲載(2026年10月15日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!※

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 埼玉県
  3. 蕨市
  4. 北戸田駅
  5. 蕨にしき町歯科・口腔外科
  6. 佐藤 泰則 院長

佐藤 泰則 院長の独自取材記事

蕨にしき町歯科・口腔外科

(蕨市/北戸田駅)

最終更新日:2026/10/09

佐藤泰則院長 蕨にしき町歯科・口腔外科 main

埼玉県蕨市にある「蕨にしき町歯科・口腔外科」は、大学で歯科口腔外科の教鞭をとっていた佐藤泰則院長が、キャリアの集大成として一般歯科の診療で地域に貢献することを目標に開業し、開業から8年目を迎えるクリニックだ。患者に選ばれ満足してもらえるよう、大学病院では十分に成し得なかった患者主体のコミュニケーションを心がけ、その謙虚な姿勢で地域住民との信頼関係を築いてきた。インプラント治療も開業当初より力を入れており、専門の歯科口腔外科で磨いた技量を大いに発揮している。宅地化により若い世代の住民も増えてきた中、これからも地元のかかりつけ歯科医であり続けたいと話す院長に、開業以来の歩み、仕事のやりがい、超高齢社会に歯科医師が果たすべき役割など、幅広いテーマについて語ってもらった。

(取材日2026年9月8日)

変わりゆく街で、地域に根差した歯科診療を

開業から8年がたちましたが、当初と今を比べて変化したと思うことはありますか?

佐藤泰則院長 蕨にしき町歯科・口腔外科1

何より町の様子が変わりましたね。錦町は都心にアクセスのよい場所ですが、開業した2017年当時、クリニックの周りは畑が目立っていました。しかし、その後は宅地化が進み、最寄りの北戸田駅からの一帯は今や、農地に替わってマンションや一戸建ての家と、住民でにぎわう商店が軒を並べるようになりました。ここは内科や整形外科もある医療モールです。以前は高齢の患者さんが多く訪れていましたが、年月の経過と宅地化のためか、近頃は少し若い世代のご家族がよく来られます。

近年はさらにインプラント治療にも力を入れるようになったとお聞きしました。

そうです。私はもともと歯科口腔外科が専門で、防衛医科大学校で教官を長く務めました。退官後はそれまでの経験を生かして、地域の患者さんのために貢献したいと思って開業しました。私が大学で行っていたのは、失われた顎の骨を広範囲に再建し、インプラントにより噛む機能を回復させることをめざす顎補綴的な治療でしたので、その経験を今も生かしています。インプラントは、入れ歯やブリッジよりも長持ちすることが望め、より天然歯に近いものです。入れ歯がどうしても合わない、職業上の理由で入れ歯は避けたいなど、インプラントに関心のある方はぜひご相談いただきたいと思います。

初期には大学病院とクリニックの診療の違いに戸惑うこともあったのですか?

佐藤泰則院長 蕨にしき町歯科・口腔外科2

はい。慣れるまでに1、2年かかりましたね。大学病院では、自分にそのつもりがなくても、病気を「治療してあげる」感じになっていたと思います。一方、クリニックでは、患者さんがクリニックを選ぶという関係性が明確ですから、自然とこちらの姿勢も改まります。診療の中身で、あるいはサービスの充実度で患者さんに選んでもらわないといけないので、「してあげる」は通用しません。ただ、そうした課題の他に、クリニックに来て良かったこともあります。例えば、患者さんの生活状況をよく把握できるようになりました。口の中を診るだけでなく、背景にどのような生活があるかがわかれば、治療計画を立てる上で大いに参考になります。それだけ個人に踏み込んだコミュニケーションができることは、大学ではあまり得られない経験ですね。

全身の健康の一部として口の中の健康を守ることが使命

先生が日々の診療でやりがいを感じるのはどのような時ですか?

佐藤泰則院長 蕨にしき町歯科・口腔外科3

もし患者さんが私の診療で満足してくれたと実感できたら、やりがいを感じますね。歯科のクリニックを受診される方は一人ひとり何かしら悩みを抱えています。その悩みが改善されなければ、来てよかったとは思えないはずです。歯科医師として私が行える中での最善の治療を行ったつもりでも、患者さんの側に不満が残ってしまったのでは良い仕事とは言えません。だから患者さんの満足した顔を見ることが重要であり、やりがいにも直結します。咀嚼機能とか審美性とか、「以前よりも良くするために治療を受けたい」という期待にちゃんと応えられたら、それこそが今までの経験や努力が報われる瞬間ですね。

患者さんに満足してもらうために意識されていることについて、具体的に教えてください。

いろいろありますが、例えば入れ歯の作製ですね。入れ歯は装着して少しでも違和感があると、気になって仕方がないものです。入れた当日から満足に使えるものでなければ、患者さんに評価してもらえませんから、最初の検査や設計、型採りをいかに適切に行うかが最終的な成否を分けます。裏返して言えば、初めの段階で丁寧に作った入れ歯なら、後で微調整しやすく、患者さんの満足を得ることにもつながります。とにかく治療の工程一つ一つにしっかりと心を配ることが、後で喜びの時を味わうための唯一の道だと思って常に取り組んでいます。

クリニックの理念に、歯科の立場から全身の健康を守る決意が語られていますね。詳しく教えてください。

佐藤泰則院長 蕨にしき町歯科・口腔外科4

日本はすでに、65歳以上の高齢者の割合が3割に迫る超高齢社会です。それに伴い、高血圧症や糖尿病などの全身疾患がある方を診察室にお迎えする機会も増えていますから、歯科治療を安全に行うには、全身疾患への一層の配慮が求められます。例えば、近年よく話題に上るのは、歯周病と糖尿病の関係です。糖尿病の方は免疫力が低下して感染症にかかりやすいため、歯周病にもなりやすいといわれています。また反対に、歯周病の進行が糖尿病に悪影響を及ぼす可能性もあるとされており、医科との連携を含めた対応が必要です。これらを踏まえ、私たち歯科医師には全身の健康の一部として口腔内の健康を守っていく使命があると考え、理念の1つに掲げています。

歯周病の再勉強を機に、抜かずに残すための治療に注力

歯周病治療の話が出ましたが、歯科口腔外科が専門の先生は、歯周病にどのようにアプローチするのでしょう?

佐藤泰則院長 蕨にしき町歯科・口腔外科5

私の場合は後から歯周病を勉強し直したので、歯科口腔外科ならではということはなく、一般的な治療と特に違いはありません。歯科口腔外科では抜歯がメインの治療の1つで、私も親知らずなどを抜くのは得意なのですが、だからといって歯周病がある部分の歯をむやみに抜いてしまうわけではありません。治療計画はできるだけ歯を残す方向で立てて、患者さんにその都度納得していただきながら進めるようにしています。勉強して改めて思いましたが、歯を残すための治療には諸先生の積み重ねてきた工夫が集約されていて、たいへん奥深いですね。

クリニックでは院長先生の他に複数の歯科医師が診療を担当されていますね。

現在は3人の先生方に歯科口腔外科と一般歯科の診療をそれぞれ月に1、2回、もう1人の先生には矯正治療をお願いしています。皆さんは私が以前に勤務した病院で一緒だったり、そこからのご縁で知り合った方たちで、信頼の置ける先生ばかりです。あと、忘れてはならないのが私たち歯科医師をサポートしてくれるスタッフですね。歯科衛生士とは10年来の付き合いで、歯科助手は2年目。2人とも本当によくやってくれていて、私から何か指示することはほとんどありません。私が初めての開業に踏み切って以来、新型コロナウイルスの流行の苦難も乗り越えてどうにかクリニックを続けてこられたのは、協力してくれる先生方とスタッフのおかげだと思っています。

最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

佐藤泰則院長 蕨にしき町歯科・口腔外科6

初めにもふれましたが、開業した頃とは患者さんの層が変わり、働き盛りの方とそのご家族の来院が目立つようになってきました。また超高齢社会を反映してお年寄りも依然として多く、毎日幅広い世代の患者さんと向き合っています。当初手を付けなかったインプラント治療を始めるなど、クリニックの診療内容も少しだけ変化しましたが、一般歯科を中心に地域のかかりつけ医として貢献したい気持ちは、開業した日から現在までまったく変わっていません。これからも非常勤の先生方やスタッフと力を合わせ、すべての患者さんの訴えにしっかり耳を傾け、精いっぱいの治療で期待に応えたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント/22万円(1本)〜