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秋山 廣輔 院長の独自取材記事

あきやま歯科クリニック

(明石市/魚住駅)

最終更新日:2020/04/01

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JR神戸線の魚住駅から車で5分ほどの住宅地の中にある「あきやま歯科クリニック」は2017年に秋山廣輔(こうすけ)院長が開業した。開業以来、虫歯・歯周病の治療だけでなく、再発を防ぎ、10年後、20年後の口全体の機能を守るためのいわゆるヘルスケア型の診療を行い、地域の口腔健康の維持・増進に貢献している。患者が安心して治療を受けられるように、丁寧なカウンセリングを行い、治療内容・目的を患者と共有。患者自身が理解し、納得した上での治療を行っている。「歯を治すだけの治療ではなく、歯を守り、安心できる生活を届けたい」と話す秋山院長に、治療方針やクリニック全体で取り組んでいること、患者への思いについて聞いた。
(取材日2019年12月5日)

生まれ育った地での開業。地域に根差した診療を

ご両親も歯科クリニックを開業しているそうですね。歯科医師をめざしたきっかけにもつながるのでしょうか?

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両親は当院の隣で開業しており、すでに30年以上たちます。小児歯科だったので、2階にある実家まで子どもの泣き声がしょっちゅう聞こえてくるような環境で育ちました(笑)。最初はそんな両親にむしろ反発していて、歯科医師にはならないよ、と伝えていました。しかし、高校卒業後の進路を考えたときに、何か資格を取って手に職をつけたいと思い、頭に浮かんだのが医師、歯科医師、薬剤師でした。その中で自分に向いているのはやはり歯科医師だろうと思って、北海道大学歯学部に進学しました。歯学部を卒業後は大学院の博士課程に進み、がんの研究を行っていました。当時から、将来的には開業することを考えておりましたので、それまでにさまざまなことを勉強して自分の知見を広げたいと考えたからです。

開業するまでの経歴を教えてください。

大学院で博士号を取った後は、そのまま大学に残り研究を続けました。研究そのものにとてもやりがいがあり楽しかったのと、なにより若手を育て、後進を育成することに大きなやりがいを感じていたからです。その時点で私には、歯科医師として歩む道と、研究者として歩む道の2つがありました。しかし、もともと歯学部に進学したのは、手に職をつけ主体的に判断して仕事をするためだったことを思い出し、本格的に開業を意識するようになりました。4年ほどたった頃に研究者を辞し、札幌の歯科医院で勤務を始めました。開業にあたっては、当然両親のクリニックを継ぐという選択肢もあったのですが、父は小児歯科、母は矯正歯科を専門としており、私はどちらかというと義歯を中心とした高齢者の治療が専門だったこともあり、独立して開業することになりました。

現在はどういう患者さんがいらっしゃいますか?

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患者さんの年齢層は幅広いです。地域的には高齢の方が多いので、開業当初は高齢者の方が中心でした。しかし次第に高齢の患者さんのお子さんやお孫さんといったご家族も通ってくれるようになり、患者さんの層が広がってきました。院内はバリアフリーで、キッズスペースやオムツ台もご用意していますので、お子さんをお連れの親御さんも、安心してご来院していただけます。

安心して治療を受けてもらうため丁寧なカウンセリング

どのような治療を心がけておられますか?

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当院では「安心を伝え、安心を届け、安心を守る」をコンセプトに治療を行っています。患者さんが安心して通える、不安なことがあればどんなことでも相談していただき安心できる、そしてスタッフが安心して働けるクリニックでありたいと思っています。安心を伝える取り組みの一つとして、初診の方は2回に分け、約1時間の診療枠を取っていただいています。1回目はお口の中をしっかり調べさせていただくために、口腔内の写真を撮ります。2回目は分析したデータをもとに、カウンセリングルームで一緒に画像を見ながら口腔環境を解説。これからの治療について相談して決めていきます。最初にご自身の口の中の状況を知っていただき、一緒に方向性を決めることによって、患者さんの不安な気持ちを少しでも解消したいのです。

ヘルスケア型の歯科診療について教えてください。

患者さんの口腔内の健康を保ち、健康な歯を守り、10年、20年と長く見守ることを目標とするのがヘルスケア型の歯科診療です。単に虫歯を治療するということで終わらずに、口腔内の環境、その人の生活スタイル・食生活などから虫歯や歯周病の原因を特定し、改善していくことで再発を防ぎます。ヘルスケア型のベースになるのは、患者さんと長く関わり診療していく上で、口腔内の変化に気づけるようにするということ。ある程度治療が進めばまた写真を撮り治療開始時との比較をします。仕事や子育てなどによるストレス、結婚・引っ越しなどの環境の変化が、口腔環境の変化にもつながります。定期的にメンテナンスに通っていただくことで、その変化を察知し、介入することをめざし、虫歯・歯周病になりやすい口腔環境から軌道修正していくのです。定期的に通っていただくことで、仮に虫歯になったとしてもごくごく小さな段階で治療することにつなげていきます。

毎月「梅の木通信」という院内紙を発行されていらっしゃいますね。

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私たちが普段取り組んでいること、新しく勉強していることなどを患者さんにお伝えすることで、患者さんに私たちのことをよく知ってもらい、さらなる安心につなげたいと思い毎月発刊しています。おかげさまでスタッフ一同よく勉強会や講習会に参加してくれているので、今のところ内容に困っていません(笑)。また同じような取り組みとして、待合室で歯科治療を解説したスライドを流しています。治療内容を詳しく知ることができて、安心につながるとともに、患者さんのデンタルIQの向上に寄与しているのではないかと思います。クリニック一丸となって患者さんにご説明をさせていただいた結果として、最近では患者さんの歯科治療に対する理解が深まっていることを感じ、それが実際の治療にも役立っていると感じています。

長い付き合いのできるかかりつけの歯科クリニックへ

歯科技工士が常勤しておられますが、その目的とメリットはなんでしょうか。

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歯科技工士に常勤してもらっている理由の一つは、歯科技工士が活躍できる場を提供したかったからです。国家資格を有した、歯科には欠かせない職なのですが、なり手が少なく、またハードな職場も多いことから退職する歯科技工士も少なくないといいます。そんな彼ら、彼女らが安心して仕事ができる場をつくりたかったのです。また、入れ歯や仮歯が壊れたといった緊急のケースにもすぐに対応できますので、患者さんに対してもメリットが大きいですね。またセラミックのかぶせ物を作製するときは周囲の歯と合わせた色味の調整が特に重要なのですが、歯科技工士が直接患者さんの歯を見て製作できますので、よりクオリティーを追求しつつ、より早い完成がめざせます。

クリニックの強みはなんでしょうか?

一番の強みはスタッフ一丸となったチームワークだと思います。受付や歯科衛生士たちスタッフが患者さんから「人柄がいいよね」「おかげで気持ちよく帰れる」とお褒めいただくことがあります。もちろん彼女たちの人柄もあると思いますが、それにも増して、日々の勉強・研鑽の結果だと思っています。私から勉強会などに参加することを促すこともありますが、自発的に参加してくれるなど本当に頑張ってくれています。また、院内の啓発スライドなども一緒に作成してくれており、クリニック全体で患者さんに安心して治療を受けてもらえるように努めています。

読者にメッセージをお願いいたします。

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ご自身のお口の中の環境を知りたい、あるいは知った上でこれからの安心・健康のために治療を受けたいと考えておられる方はぜひ当院にいらしてください。口腔環境についてしっかりとご説明させていただきますし、地域のかかりつけの歯科医師として、生活習慣・スタイルに合わせた治療をご提案し、長くお口の健康を守れるように努力していきます。

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