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長昌 弘晃 院長の独自取材記事

ながよしデンタルクリニック

(豊中市/少路駅)

最終更新日:2019/08/22

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大阪モノレール少路駅よりロマンチック街道をたどると見えてくる、アンティークのメリーゴーランドの馬が「ながよしデンタルクリニック」の目印。長昌弘晃(ながよし・ひろあき)院長のモットーは「家族に接するように親身なカウンセリング」。すべての患者の家族構成や治療進捗はおおむね頭に入っているという。診察室をすべて完全個室診療にしているのも、丁寧にカウンセリングを行うため。長昌院長のカウンセリングは虫歯予防や歯磨き指導にとどまらない。日々行っている糖質制限食や栄養療法など、実践により磨かれた知識を駆使した幅広い分野に及ぶのが魅力だ。患者の歯の健康に情熱を注ぐ長昌院長に、日々の歯科治療について聞いた。
(取材日2017年11月7日)

食生活改善による予防治療を積極的にアドバイス

歯科医師として心がけていることは何ですか?

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モットーは虫歯はゼロにしたいということです。私は、歯磨きの徹底や食事といった生活習慣を変えていけば、虫歯というものはゼロにできる、近づけられると思っています。そのため、生活習慣を改善するカウンセリングを重視しています。しかし、厳しく指導すればいいというものでもありません。患者さんの表情や人柄を見極めながら機を見てアドバイスするのがベターです。頑固な方でも、タイミングさえよければ素直に忠告を受け入れてくれるんですよ。最初は痛みに堪えかねて来院していただいた患者さんが、虫歯予防思考に積極的に変わっていくのを見ることが私の楽しみの一つです。今後は、歯科治療だけでなく全身の健康を考えた食事療法、栄養療法を大切にした歯科治療をしていきたいです。

どういった食生活に変えるといいのでしょう。

ミュータンス菌が歯のエナメル質を溶かすことが虫歯の原因で、この菌が糖質を材料として酸をつくるんです。糖質をたくさん取る食生活だと虫歯ができるのは当たり前、とはいっても甘いものを取るのはストレス解消にもなるため一概に禁止することは難しいんです。特に子どもさんは、禁止されるほど食べたくなるので、甘いものにすぐ手が届かないよう親御さんに気を付けてもらうことも大切です。また、大人の方には糖質を制限した食生活をお勧めしています。日本人が精製した白米を食べだしたのはここ200年くらいで、穀物を食べてきた時代よりも魚や肉といったタンパク質を取ってきた歴史のほうが人類にとってずっと長いのですから、糖質制限はベターだと考えています。今はなんでも不自由なく生活できる時代ですが、その背景には何が隠れているかを一度見直してみてはいかがでしょうか。

先生の考えておられる歯科治療とは?

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歯科医師の役割は今求められているものよりも専門的なものだと思っています。今までお伝えしてきたように歯磨き習慣や食生活改善を徹底すれば、虫歯というものはゼロにできるはずです。患者さんがアドバイスを聞き入れて、歯磨き習慣を暮らしにきちんと取り入れていただけるようになるまでをしっかり導くということは、歯科医師にとっては当たり前であり、生活習慣を改善してからが口腔内の健康を診る歯科医師の本領だと私は考えています。虫歯になりにくいように歯並びを整えたり、歯周病の治療といったことは専門知識がないと手が付けられない分野ですから。そこでしっかりと仕事ができるように、カウンセリングに力を入れています。

大学病院時代は40院以上のクリニックで経験を積む

歯科医師を志したきっかけは?

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小学5年生ぐらいだったと思いますが、両親が歯科医院に通っているところに私も付いていっていたんです。その歯科医師の先生がスマートでかっこよく見えたのが歯科医師をめざしたきっかけです。その方にはかわいがっていただきました。クリニックに来て、怖がるのではなく、興味深そうに見ている子どもなんて珍しいですからね(笑)。その方には小さな歯の模型もいただいて、型取りの真似事をして遊んだりしていました。後年、大学時代に型取りの実習をした時に、その方法が子ども時代に真似していた方法とほぼ同じだったので驚いたのを覚えています。好きこそ物の上手なれとは言ったもので、毎日、歯科診療をしているのが楽しくてしょうがないです。

歯科医師としてどのような経験を積まれてきたのでしょう。

大学を卒業して、大阪大学歯学部附属病院の顎関節・咬合科に入局し、その後医局での勤務が終わってからもいくつものクリニックを掛け持ちして、技術を磨くことに専念しました。医局にいた4年間でいえば、延べ40ほどのクリニックで働き、本当にいろいろな先生の下で勉強させていただきました。治療がスピーディーで素晴らしい技術を持った先生、患者さんに不安を感じさせない頼りがいのある先生、コミュニケーションが上手な先生。いろいろな能力を持った先生の良いところを併せ持つ歯科医師になりたい、というのが当時の私の目標でした。年間で休みは祝日だけで約20日ぐらいしか取っていなかったのではないかな(笑)。それは今も変わりません。今後は、夜間救急24時間365日をめざして頑張ります。

今もあまり休みをとっていらっしゃらないのですか?

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開業して12年たっていますが、やはり年間でクリニックの休みは20日ぐらいですね。祝日以外は休まないんです。他府県や遠方からの患者さんやビジネスマンの方の診療をしようと思うと自然とそうなるんです。開院日は基本的に朝6時頃にクリニックに出勤し、診察が終わるのがたいてい22時頃。そこから専門書や論文を読んだり勉強をしたり、事務仕事をしています。自宅に帰るのは早くて24時頃です。子ども時代から憧れていた仕事に就いて、本当に天職だと思っているんですよ。本当に好きな仕事をしているので、そんな仕事漬けの毎日を送っていても全然苦にならないんです。もちろん、妻が家庭のことをしっかり守ってくれているのも大きいですけどね。少ない時間で家族との時間は大切にしています。

よりよい人生は、健康な歯から生まれる

今後どういったことに力を入れていこうと考えておられますか?

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極端な言い方をすれば、歯を削ったり歯を抜くというのは歯科医師として負けだと私は思っているんです。なので、虫歯になりにくい食生活や栄養療法のカウンセリングは欠かしません。そうして口の中の健康を保った上で、専門家でなければできない治療をする、というのが本来の私たちの役割。例えば、歯並びを整えること、そして歯の色を自然な色合いにするといったことは、プロである私たち歯科医師にしかできません。基本的な治療をしっかり行いつつ、より健康的で美しくあるための専門的な技術を磨いていきたいですね。その結果、地域の方に、通いたい特別な歯科医院はここ「豊中市のながよし歯科だ」と思っていただけると素晴らしいのではないでしょうか。

患者さんが本当に満足のいく診療とはどんなものだと思われますか?

それは患者さんごとに違うと思っていて、「より健康的に美しく」というのも、「痛む虫歯を何とかしてほしい」というのも一つの価値観。なので、幅広いニーズに応えていけるよう日々努力しています。中でも、当クリニックでは産前産後の専門外来に力を入れています。お母さんになったら、以前より自分のお口の中や、特に子どもさんのお口の中の健康を考えてほしいんです。そこで当院では、診療室は安心して治療が受けられる個室にしています。さらにお母さんが治療を受けている間、子どもさんの様子が見られるように、診察室内にベビーヤードを設けているのも特徴です。また、授乳室やおむつ交換台、無料託児室も完備するなど、ご家族の健康のために通院しやすくなる工夫を施しています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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私の特技は桁外れな記憶力です。一度来た患者さんのことは、家族構成から治療の状態まで覚えているので、その患者さまにあった食生活や虫歯を作らないコツや、健康な体づくりの知識をお話ししたいですね。「生活習慣を変えるのはしんどい」という患者さんもいらっしゃいますが、歯の歯石を取りに定期的に通っていただければ、虫歯の早期発見にもなるので一石二鳥です。またスタッフも、家族のように、患者さんに接してもらえるよう、患者さんのカルテや家族構成をデータ化して、すぐ治療に生かせるようなシステムも組んでいます。歯科というだけで緊張する方も多いので、スタッフの対応やシステムなど、クリニック全体の環境づくりを徹底しています。患者さんにはホテルでサービスを受けているかのように、理想のホスピタリティーでリラックスしていただきたいです。

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