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小林 周央 院長の独自取材記事

調布NORI歯科クリニック

(調布市/調布駅)

最終更新日:2019/08/22

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新宿から京王線の特急で2駅、調布駅から徒歩圏内にある「調布NORI歯科クリニック」は2017年9月開業。院長の小林周央(こばやし・のりひさ)先生は、「数ある病院の中でも、歯科は患者さんにとって一番つらい思いをするところだと思うんです」と言い、誰でも通いやすいクリニックをめざして、リラックスして診療を受けられる空間づくりにこだわった。その言葉どおり、院内は明るく居心地の良い雰囲気に満ちている。父親も兄弟も歯科医師だという小林院長は、歯科医療に対する高い理念を持ち、日々の診療にあたっている。開業間もない多忙な中、歯科医療にかける熱い思いから趣味に至るまで、幅広く語ってもらった。
(取材日2017年9月15日)

誰でも来院しやすいクリニックをめざして開業

カフェのような雰囲気の待合室で、驚きました。

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誰でも気軽に立ち寄れるクリニックにしたかったので、ゆったりとリラックスできる雰囲気を重視しました。たまに病院に行くと置かれている椅子や照明、壁の色など、なんとなく無機質なイメージを受けました。そこで開業にあたっては、僕自身、海が好きだということもあるので、自然を感じられるような空間にしたいと思いました。特に待合室はクリニックの顔でもあり、来院した患者さんが治療までの不安な時間を過ごす場所になりますから、できるだけ緊張をほぐせるような雰囲気にこだわりました。

こちらに開業した理由をお聞かせいただけますか。

映画が好きということもありますが(笑)、出身が祖師谷なので調布は小さい頃からなじみのある土地でした。そこで調布での開業を考えたのですが、調べてみると1階にある歯科医院がとても少なかったんですね。2階以上だと、ご高齢の方やベビーカーを利用したお子さん連れの方は来院しづらい。できれば1階がいいと思っていたのでこの場所に決めました。調布駅から徒歩数分ですし、敷地内に駐車場もあるし、駐輪スペースも確保できました。駅から若干離れていることで喧噪から離れて、落ち着けるのではないかという思いもありましたね。

キッズルームも広くて、お子さん連れでも安心ですね。

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キッズルームはお子さんのためだけではなく、親御さんも安心して治療できるように造りました。お母さんの歯をきちんと治すために造ったと言ってもいいくらいです。妊娠中の歯科治療には制限があることもありますし、出産後は子育てで忙しく、特に小さなお子さんがいる方は、ご自身のお口の中のことが後回しになってしまうことが多いですよね。当院には保育士の資格を持ったスタッフがいますので、予約制ですが、お子さんを預けてじっくりと治療をしていただくことができます。実際に「今までちゃんとしたキッズルームがあるところが見つからなくて歯医者さんに行けなかったけれど、ここなら安心して来られます」という方もいらっしゃいます。

歯科医療のプロ集団として最良の治療を提供したい

どういったことを心がけて、日々の診療をされていますか?

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父が歯科医師で地元で開業しており、僕を含めた兄弟3人全員歯科医師で、父から歯科医師としての生き方を教え込まれました。それは患者さんの立場で考え、最適な治療を行うために、決して妥協しないことです。歯科治療は実際に削ってみなければわからないこともありますので、当初の治療予定を変更しなければならないこともあります。その際には患者さんにきちんと説明をして、納得いただいたうえで治療を進めます。また「歯科治療は歯科医師だけでなく、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士が一体とならなければいけない」が父の理念。歯科衛生士も歯科技工士も国家資格を持ったプロフェッショナルであり、歯科医師とは異なるアプローチで患者さんを見ています。ですから有能なスタッフの指摘はできる限り取り入れます。それが結果的には、患者さんのためになりますから。

どのようなクリニックにしたいとお考えですか?

歯科クリニックは「歯を治すために行く場所」だと思っている方が多いと思うのですが、そうではなく、「歯を治さないために行く場所」にしたい。それが当院のモットーです。症状が出る前に、定期検診やメンテナンスによって1本でも治療する歯を減らし、治した歯を悪くさせない。それでも治さなくてはいけなくなってしまった場合は、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士が一丸となり、総力を挙げて治療します。それぞれの領域のプロたちが、持つ力を最大限に発揮して患者さんと向き合い、最良の治療を提供できるクリニックでありたいと考えています。

インプラントも行っているようですね。

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インプラントについては、施術前後が重要です。施術前は、インプラントを打てるよう土台作りのために予防歯科治療を中心に行い、施術後はインプラントを長く持たせるために定期的なメンテナンスを実施しています。インプラントは打ったら終わりではなく、その後のケアが大切。ご自分の歯よりも感染リスクが高いため、長く持たせるためには歯科衛生士によるメンテナンスは欠かせません。歯科衛生士も、インプラントに対する知識を持ち合わせる必要がありますが、当院ではインプラント専門歯科衛生士が在籍しておりますので、ご安心いただけると思います。もちろん設備や治療面でも大学病院と同等の治療を提供できるよう、体制を整えています。

スタッフの教育についても教えてください。

当院には、ベテランの優秀なスタッフがそろっておりますし、これから来る新人のスタッフにもプロフェッショナルとして一流をめざしてほしい。ですから諸先輩に院内教育をしてもらい、レベルアップを図りたいと考えています。もちろん僕も同様で院長とはいえ毎日が勉強です。医療は常に進化していますし、歯科医師である父、兄弟はライバルであり、誰よりもうまくなりたいと常に思っており、「てんとうむしスタディグループ」という勉強会に毎月、参加しています。実は父が立ち上げた会なのですが、新人の研修医から70代のベテランまで参加者の年齢層は幅広く、中には高名な先生もいらっしゃいます。それでも忌憚なく意見や知識の交換ができる有意義な会です。クリニック全体が常にレベルアップすることで、患者さんに治療として還元したいのです。

歯を治すためではなく、治さない歯にするために来院を

子育て世代の方に、歯科医師としてアドバイスをいただけますか?

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小さなうちから、歯が痛くなくても歯科クリニックに行く癖をつけてほしいですね。歯磨きの練習、フッ素を塗る、検診に行く、何でもいいんです。そうすることでお口を開けることに抵抗がなくなり、治療も予防もスムーズにできます。そのためには、親御さんから考え方を変えていただきたい。自分の歯に問題がなければクリニックに行かないという方は、お子さんに対しても同じように考えます。でも将来のことを考えればそれはマイナスです。日本は先進国の中でも、口腔内に対する関心が非常に低い。それをなんとか変えてほしいというのが、われわれ歯科医療に関わるものに共通する思いです。お子さんの将来を考え、小さい頃から「歯医者さんは痛い歯を治すために行くんじゃなくて、歯を痛くしないために行くんだよ」という教育をしてほしいですね。

ところで院内にサーフボードがありますが、サーフィンが趣味なのですか?

幼い頃からスポーツをやっていて、サーフィンを始めたのは大学を卒業してからです。海という大自然が相手ですから、雑念を持たずに真面目にやらないと命に関わるんです。僕はプライベートな時間、例えば好きな映画を観たり、本を読んだり、食事やお酒を楽しむときも、歯科のことが頭を離れなかったのですが、サーフィンをしているときだけは無になれます。もちろん趣味でもありますが、それを超越する貴重な時間です。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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患者さんにはよく言っているんですけれど、近所の方と待ち合わせ場所にしたり、ここでお子さんに宿題をしていただくなど、気軽に立ち寄ってほしいのです。待合室には水槽もありますから、「お魚を見に来てね」と言うこともあります。もちろん治療室や器具の衛生管理は万全を期していますし、高いレベルでの治療を提供することは当然のことと考えていますのでご安心ください。このような内装にしたのは、ご近所の皆さんが気軽に来られるような場所にできたらと思ってのこと。それをきっかけに1本でも抜く歯、治す歯を減らすために、少しでも予防に関心を持っていただき、歯を治さないために来院いただきたい。そんなふうに意識を変える一助になればと、考えています。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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