全国のドクター9,025人の想いを取材
クリニック・病院 161,457件の情報を掲載(2020年2月29日現在)

  1. TOP
  2. 兵庫県
  3. 宝塚市
  4. 清荒神駅
  5. やすもと内科クリニック
  6. 安本 秀男 院長

安本 秀男 院長の独自取材記事

やすもと内科クリニック

(宝塚市/清荒神駅)

最終更新日:2020/02/05

184614 %e3%82%84%e3%81%99%e3%82%82%e3%81%a8%e5%86%85%e7%a7%91%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%8b%e3%83%83%e3%82%af

木の温かみが感じられる院内。吹き抜けから光が差し込む開放感のある待合室。阪急宝塚本線・清荒神駅より徒歩約5分の閑静な住宅街にある「やすもと内科クリニック」は、木の香りがほんのり漂う温かく優しい雰囲気のクリニックだ。院長の安本秀男先生は専門の糖尿病、消化器内科だけでなく、救急医療を含め内科診療全般を深く学んできた経験豊富な医師。急を要する病気を見分ける初期診療にも自信を持つ医師でありながら、穏やかで明るく、雑談にも気軽に応じる安本先生の人柄が信頼を呼び、開業1年半で早くも地域になくてはならない内科クリニックとなっている。そんな安本先生に診療で心がけていることなどをざっくばらんに聞いた。
(取材日2018年12月10日)

幅広い初期診療と専門性の高い糖尿病治療に自信

木のぬくもりが感じられるすてきなクリニックですね。

1

打ち合わせの段階で木造にすることになり、せっかく木造にするのだし、広い場所をいただいているので、リラックスしていただけるような空間をつくりたいと思いました。医療を提供するにあたってはどうしても待ち時間が長くなりがちですので、できるだけ快適に過ごしていただけるよう、待合室は天井を高くして吹き抜けにしています。内装でも木をふんだんに使っているせいか、クリニック独特のにおいがしないでしょう? そこは特に工夫したわけではないのですが(笑)。

どのような患者さんが多く来られていますか?

開業前に勤務していた病院から引き続き通っていただいている方は高齢の方も多いのですけれど、新しく来られる患者さんは若い方が多いです。4分の3は後期高齢者ではない方ですね。内科にしては全国平均や県内平均よりも、ずいぶん75歳未満の方が多いみたいです。新しく来られる方は、風邪をひかれたとか、こういうことが心配でという方も多いのですが、糖尿病などの慢性疾患が気になっている方もいらっしゃいます。地域にあまり糖尿病を診ている内科がなかったこともあり、宝塚市を中心に西宮市の北部や伊丹市からも来てくださる方もいます。駐車場が広く車で来やすいのがよかったのかもしれません。また、健康診断で胃の異常を指摘されて、胃カメラを希望される方も多いです。各種ワクチンの要望にも対応しています。

こちらのクリニックの強みは何でしょうか?

2

強みは幅広い初期診療と糖尿病です。専門は糖尿病と消化器内科ですが、専門に偏ることなく仕事をしてきたという自負はありますので、さまざまな主訴を持って来られる患者さんの初期診療にはある程度自信を持っています。そこから先の専門性、とことん自分で診るというところでは糖尿病です。今まで自分がしてきたことは、糖尿病を中心とした慢性疾患の管理が一つの柱で、救急診療にも携わっていましたし、腎臓疾患をはじめ内科診療全般をそれぞれ特化した施設で深く学んできました。開業するのに、たまたまいい道を通ったなと思います。クリニックで行っている検査もすべて自分が勤務医時代にやってきたことばかり。勤務医時代にしていた仕事で今していないのは大腸内視鏡だけだと思います。

患者それぞれの事情に寄り添い、常に「味方」でいたい

糖尿病の患者さんの診療で心がけていらっしゃることは?

3

気楽にお話しいただけるように、もうここには来たくないと思われないようにということは常に心がけています。半分くらい世間話をしているかもしれないのですが(笑)。慢性疾患の患者さんには、とにかく継続して来てもらうことが大切ですから。途中で来られなくなってしまうと、人間そんなに強くないので、どこか緩むんです。何年後かに「助けて」と来られた時には手の施しようのない状態になっていた、という経験もしています。ずっと顔を見ながら話をしていれば、絶対そんなふうにはなってないんですよ。

世間話も大切にされているんですね。

こちらから根ほり葉ほり聞くわけではないですが、ご家族や仕事の話には結構、治療のヒントがあるんですね。「家族が倒れて運動ができない」「仕事が忙しくお酒の量が増えた」とか。そういう場合でも、まずは「そうだねえ」「それは仕方ないよ」と聞くことが大事だと思うんです。駄目な時には駄目と言いますけど、まずは聞き入れて肯定してから、時間をかけて「次はこうしましょう」と話すようにしています。初診の時は30分で済まないこともありますよ。最初に病気の理論的な背景やなぜ治療が必要なのか、どのようなことをしていくのかなどを話しますので。その後も思い出していただくために医学的な分析はしますが、そこから先はその人その人の事情に寄り添って、「僕はあなたの味方です」という姿勢でお話ししています。

糖尿病の治療は具体的にはどのように?

まず糖尿病の原因を探るところからスタートし、薬の処方以外に栄養指導、提携施設と連動した運動指導も行っています。あとは注射製剤ですね。私が医師になったばかりの頃は、血糖値が非常に高い場合は入院してインスリン、でしたが、今は入院せずに外来でインスリンを導入することができますし、インスリン以外の製剤もいろいろ出てきて策が増えました。ですから、逆に病院から紹介されて患者さんが来られることもあるんです。かなり専門性も上がってきますし、それなりの経験はいると思うのですが、世間話から注射まで、そういう幅の広さが糖尿病治療の醍醐味でしょうか。

思い出に残る患者さんとのエピソードがあれば教えてください。

4

私が研修医1年目の時、20歳になる前に1型糖尿病を発症して入院した子がいたんです。が、途中で自己退院してしまいました。今考えれば、遊びたい盛りに入院して、一生注射を打たないといけないと言われ自暴自棄になったんでしょうね。自分も若かったから、それを受け止める包容力がなかったのだと思います。だから、その逆のこと、「この人に任せておけば大丈夫」「また顔を見に行こう」と思ってもらえる医師にならないと開業した意味がないと思っています。病院と違って、今はいつも僕しかいないので、患者さんには安心できると喜んでもらっています。継続して来られる方には頼りにしていただいているわけですから身が引き締まる思いです。

患者や携わっている人すべてがハッピーになれる場所に

先生が開業しようと思われたきっかけは?

5

70歳まで現役の臨床医でいたいというのはありましたので、何年か前から、このまま勤務医を続けるのか開業するのか、どちらが貢献できるのか考えていました。別の場所で開業するお話もあったんですが、病院で診ている患者さんを置いていくことに抵抗があったんですね。そんな時に、こちらで内科のクリニックをつくりたいという計画があり、声をかけていただきました。地主さんとお会いしたら、私が入院診療を担当していた患者さんのご家族だったんです。すごい縁を感じましてね。前の病院とも離れていませんし、それからはとんとん拍子でした。

開業してみていかがでしたか?

開業しないほうがよかったとはまったく思いません。スタッフにも恵まれていますしね。昼食も一緒に食べていますし、楽しくやっていますよ。尻に敷かれているのかもしれませんが(笑)。僕が医師になろうと思った直接のきっかけは、中学3年の時、父親が急に体調を崩して入院した時に接した病院の先生方が神々しく見えたことでした。僕らの仕事の一番いいところは、直接「ありがとう」と言ってもらえることじゃないですかね。「ありがとう」と言われる瞬間瞬間がやりがいですね。患者さんはもちろん、働いている人、携わる人みんながハッピーになれる場所でありたいと思っています。

休日はどのように過ごされていますか?

最近はゴルフですね。冬はスノーボード。体を動かすことが好きで、以前は山登りや岩登りをしていたのですが、全然時間がなくて。あとは好きな野球チームの応援をしに甲子園球場に行くことですね。

30代~40代の女性が多い読者にメッセージをお願いします。

6

特に40代は生活習慣病など体の不調がいろいろ出てくる時期ですよね。治療目的でなくても健康相談のような形で利用される方もいらっしゃいますので、心配なことがあれば気軽に来ていただきたいですね。特に子育て中の女性は自分のことは後回しになることが多いと思いますが、市のがん検診の制度がわからない、という相談でもいいので、どうぞお気軽に。内科のことならとりあえずここに行こうと思ってもらえる場所でありたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

法定健診/1万800円、基本健診/3240円、インフルエンザワクチン/3780円
その他各種検診やワクチンについてはお気軽にお問い合わせください。

Access