見た目も機能も諦めない
セラミック治療で歯の健康美を
松山デンタルクリニック
(松山市/土橋駅)
最終更新日:2025/10/01


- 自由診療
歯を失ったり、銀歯が気になる場合に、検討される「セラミック治療」。審美面だけでなく機能面からも評価され、選択肢の一つとして関心を寄せる人が増えている。噛み合わせや歯の色、口元全体の調和まで含めて治療計画を立てる「松山デンタルクリニック」では、治療前のカウンセリングや設計に時間をかけて、一人ひとりに合わせた自然な補綴をめざしている。今回は、同院の東一彦院長に、セラミック治療について詳しく聞いた。
(取材日2025年7月17日)
目次
口元のバランス、噛み心地、色の美しさ。総合的な審美性・機能性をめざして
- Qセラミック治療にはどのような素材が使われますか?
-
A
▲パーティションで区切られ、プライバシーにも配慮した診療チェア
セラミック治療には、強度に優れた「ジルコニア」、金属を含まない「オールセラミック」、透明感のある特殊なセラミックなどを用います。当院では、噛み合わせの力が強くかかる奥歯にはジルコニア、前歯など見た目を重視したい部分には透明感のあるセラミックなど、部位や目的に応じて素材を選択。金属アレルギーへの配慮が可能で、自然な見た目をめざせるのもセラミック治療の利点です。素材の特性やご希望を踏まえて、丁寧にご提案しています。
- Qどのような点に注意して設計されていますか?
-
A
▲安全に治療を行うため、必要に応じて歯科用CTを使用することも
見た目の美しさに加えて、「しっかり噛める」「話しやすい」といった機能面も意識して設計を行っています。歯の色や形状だけでなく、上下の噛み合わせ、口元のライン、笑顔の印象まで含めてトータルに考えることで、違和感のない自然な仕上がりをめざします。歯科技工士との連携を重ね、細かな微調整を加えながら、使いやすさと見た目を両立できるような補綴設計を大切にしています。
- Q治療前にはどのような準備が必要ですか?
-
A
▲噛み合わせや歯の色を考慮し、自然な見た目の補綴を提供する
まずはカウンセリングでご要望を伺い、お口の状態を丁寧にチェックします。虫歯や歯周病などが見つかった場合には、セラミック治療に入る前に基礎的な治療を行い、土台を整えることが重要です。お口全体の健康を維持した上で審美的な処置に進むことで、治療後のトラブルを防ぎ、長く安定した状態を保てるようにしていきます。治療の流れや期間についても、事前にしっかりとご説明しています。
- Qどのような方にセラミック治療は向いていますか?
-
A
▲一人ひとりのニーズに合わせた、幅広い治療に対応する
銀歯を白くしたい方、金属アレルギーが気になる方、前歯の色や形にコンプレックスを感じている方などにお勧めです。近年では審美目的だけでなく、噛み合わせの改善や、長期的な耐久性を求めて選ばれるケースも増えています。また、ブリッジやインレーなど、歯の欠損補綴にもセラミックは有用です。一人ひとりのご希望とお口の状況を踏まえ、最適な選択肢をご提案しています。
- Q治療後のケアや、注意点について教えてください。
-
A
▲口元全体の調和まで考慮し、自然で美しい補綴を実現する
セラミックは変色しにくく耐久性も高い素材ですが、治療後も定期的なチェックとクリーニングは欠かせません。特に歯茎との境目に汚れがたまらないよう、丁寧なブラッシングを心がけてください。セラミック自体は虫歯になりませんが、支えている歯や周囲の歯肉の健康が重要です。治療後の経過観察を通じて、長期にわたり快適な状態を維持していただけるようサポートしています。
自由診療費用の目安
自由診療とはジルコニアを用いた治療、オールセラミックを用いた治療、透明感のある特殊なセラミックを用いた治療/5万5000円~(ステイン)8万2000円~