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峯 克也 院長の独自取材記事

峯レディースクリニック

(目黒区/自由が丘駅)

最終更新日:2020/04/01

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自由が丘駅からほど近く、洗練されたビルの4階にある「峯レディースクリニック」。ワンフロア使って広々とした院内は、アイボリーとダークブラウンを基調とした落ち着いた雰囲気。院内は診察室から直接内診室へ移動できるほか、看護師や培養士との相談室も設けており、プライバシーと動線に配慮した造りになっている。同院は不妊症、不育症の診療を行う生殖医療を専門としたクリニックで、峯克也院長は「治療の最大の目標は勿論赤ちゃんを授かることですが、治療に費やした時間や過程も有意義なものとなるよう、ご夫婦2人で治療に参加していただきたい」と語り、スタッフ全員が患者に寄り添う気持ちで接する温かみのあるクリニックだ。治療についてや2017年6月に開院したばかりの同院の展望など、話を聞いた。
(取材日2017年8月28日)

スタッフも機器選びも安心して患者が通える環境が大事

ホームページによるとお父さまは産婦人科の医師で、お母さまは助産師だそうですね。

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はい。私の実家は埼玉県の東松山なんですが、父と母は2人で産院をやっていまして、小さい頃から父と母が働く姿を見て育ちました。昼夜関係なく大変そうだなと思っていましたが、「大変だから嫌だ」といった愚痴は聞いたことがないんです。「産院を始めたばかりの頃にとり上げた女の子が大きくなってお産に来てくれた」とうれしそうに話してくれたことがありました。兄が産婦人科の医師ですので、私は何科を選んでも良かったのですが、学生の頃いろいろな科の研修を受けた中で、産婦人科が一番合っているなと思い、両親と同じ道を選びました。

こちらを開院場所に選んだ理由をお聞かせください

不妊治療や不育症の治療をメインでやりたいと思っていて、そういった治療は患者さんに何度も通っていただく必要があります。ですから患者さんが通いやすいというのが一番大事だと考えていました。人が多く集まるターミナル駅で、駅から近い場所という条件で探して、この場所を見つけました。あと、私は日本医科大学の出身なんですが川崎の武蔵小杉に附属病院があって先輩が近くにいるというのは心強いんです。それもあってこの場所を選びました。当院はビル4階のワンフロアすべて借りることができたので、患者さんが周りの目を気にせず通いやすいと思います。また自由が丘という街は、おしゃれなショップや人気のグルメ店が数多くありますので、明るい気持ちになれる場所です。検査の結果や治療の過程で、ご気分が沈みがちになった時にも、帰りにお店に立ち寄り気分転換できる環境なのも良かったなと思っています。

クリニックは広々としていますが内装などこだわりはありますか?

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月に1回、体外受精の説明会を行っていて、説明会に参加していただいた方が集まれるスペースを確保するために待合室を広めにして、大画面のモニターも設置しています。診察室は患者さんが安心できる雰囲気がいいなと思い、木目調の落ち着いた雰囲気にして、なるべく気持ち良く通院できる環境づくりをめざしました。それはスタッフ選びにも言えることですが、受付スタッフや看護師の対応ひとつでクリニックの印象は大きく左右されると思っています。患者さんは、それぞれにいろいろな思いを抱えて来院されております。そのような患者さんの思いに寄り添える人であってほしいと思っていましたが、幸いそういったスタッフに恵まれました。

検診を自分の体や将来の妊娠を考えるきっかけに

こちらでは、どのような治療を専門にされていますか?

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不妊症と不育症の治療がメインです。不妊症は赤ちゃんを希望してもなかなか妊娠しない方が対象で、自然妊娠をめざすタイミング療法から、人工授精、体外受精までできるようになっています。不育症の治療は、妊娠しても残念ながら流産を繰り返してしまう人に、お話や検査をして、次の流産をなるべく予防するための治療です。検査では流産のリスク因子を洗い出し、抗リン脂質抗体症候群の患者さんにヘパリン・アスピリン併用療法といった治療をすることもあります。また、妊娠初期の精神的な安定を目的としたテンダーラビングケアを取り入れています。妊娠初期は通常だと妊娠確認後2~3週間あけて診療するところ、毎週ご来院いただき、診察を行います。流産や死産をご経験された不育症の方の心理的な負担は大変大きなものです。テンダーラビングケアでなるべく不安な気持ちのない環境でを過ごしてもらいたいと願っております。

こちらではどのような検診が受けられますか?

他にはブライダルチェックも行っています。ブライダルチェックは、ご自身の体を考えるきっかけになるのではないかと思います。「不妊症の検査」というと気持ちのハードルが上がってしまいますが、結婚前や妊娠前の「ブライダルチェック」で、いつか赤ちゃんがほしいという“いつか”を“いつ”にするかパートナーの方と考えるきっかけになってくれたらいいと思っています。

不妊治療の方法はいろいろありますが、どのように進めていくのでしょうか。

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私は、患者さんたちが納得して方針を決めるのが大事だと思っています。そのため、検査の結果や、選択しうる治療方針をしっかりと説明いたします。自然なタイミングで妊娠を望むならば、タイミング療法を継続的にやっていくのもそのご夫婦にとっての良い方法だと思いますし、早く体外受精をやりたいという気持ちが強い方ならば充分にお話してご理解いただければ、それがその人たちにとっての良い方法になると思います。体外受精はほとんど薬を使わない方法から、少ない刺激でやる方法、しっかり刺激を与えてやる方法までたくさん種類があります。当院ではいずれの方法も行うことができる体制を整えました。卵巣の機能や患者さんのライフスタイルに応じてご選択いただければと考えております。

患者の心に寄り添う診療で安心と信頼を築く

初診は女性お一人で来院されることが多いのですか?

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ご夫婦でいらっしゃる方も、女性一人で来院される方もいます。いずれかのタイミングでパートナーさんと一緒に来院してほしいと思っています。なかなか男性は妊娠しやすいタイミングが月に数日間しかないということなどイメージが湧きづらいと思うので、こちらから説明させていただくと、皆さん協力的になってくれます。男性は、最初はクリニックへ来たがらない方も多いのですが、きちんと説明を聞いて理解してもらえると、どんどん積極的になってパートナーさんをいたわってくださる方も多いです。女性が誘ってもなかなか男性は来院しづらいようなので、「医師が来院を勧めている」と女性に伝えてもらうようにしています。大事なのは夫婦お二人が同じ思いで治療することだと思います。来院をきっかけにいろいろな事を二人で話すのが大事だということをお話させていただいています。

看護師や培養士と相談できるそうですが、患者さんにとって心強いですね。

私は男性なので、女性ならではの気持ちとなると、私より女性の看護師が話をした方が思いが伝わり、コミュニケーションが取れると思います。疑問点などはおうちに持ち帰らず、院内で解消していただければと思っております。治療からご夫婦のお悩みまでお気軽にご相談ください。また培養士と相談できるようにしたのは、お預かりした受精卵は大切な赤ちゃんの細胞なので、その後どうなっているかわからないと患者さんは不安になると思います。培養士は受精卵を直接扱っておりますので、医師や看護師とはまた違った視点からご説明ができると考えました。一方、培養士も患者さんとコミュニケーションを取りたいという思いがあって、培養士から「患者さんに説明したい」との要望があり、受精卵については培養士の方から説明をしてもらうことにしました。

今後どのようなクリニックにしていきたいとお考えですか?

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不妊治療や不育症の治療を受けている方に、「ここのクリニックに通った期間、意味があったな」と思ってもらえるクリニックにしたいと思っています。お金も時間もかかってあの時間は無駄だったと思われては元も子もありません。そのために、私は真剣に治療を考えますし、受付や看護師、培養士も患者さんがつらい思いで来院していることを理解した上で接していれば、こちらの思いは患者さんに伝わると思うので、どんなに忙しくなってもそこは大事にしていきたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

人工授精/2万1500円、体外受精/約35万円~40万円、顕微授精/3万円~、凍結胚移植/約17万円~、ブライダルチェック/5000円~5万円、不育症のリスク因子検査/4万円~

※すべて税抜きです。

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