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芝本 恵 院長、金城 里美 副院長の独自取材記事

たまつくりクリニック

(大阪市東成区/玉造駅)

最終更新日:2019/08/28

184011

JR玉造駅から徒歩1分、地下鉄玉造駅から徒歩5分の至便な場所に位置する「医療法人明青会 たまつくりクリニック」は2017年7月1日に開院。内科の芝本恵院長と、皮膚科の金城里美副院長の女性医師2人が診療にあたっている。藤色を基調としたインテリアに囲まれた受付や待合室は、大きく取られた窓からの光に包まれ、穏やかな雰囲気を醸し出している。パーティションで区切られた中待合や、花柄の壁紙などが施された処置室と、女性医師ならではの配慮が感じられる。また、2階の「あやこレディースクリニック」とも連携し、幅広い症状に対応できる体制をめざしている。女性医師2人体制による開業に至ったきっかけなど、芝本院長、金城副院長に話を聞いた。
(取材日2017年8月3日)

内科・皮膚科の女性医師2人できめ細かな医療を提供

内科と皮膚科、しかも女性医師2人によるクリニックを開院されたきっかけは何でしょうか。

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【芝本院長】もともと私が京都府立医科大学に在籍していた際に、連携している「あやこレディースクリニック」の金雅子院長と知り合いだったんです。あやこレディースクリニックが入っている建物の1階にあたるこの場所が空くことになり、金院長の義妹である金城里美副院長と一緒にクリニックを開かないかとお話をいただいたことがきっかけとなりました。私が金院長と勉強会などに一緒に参加していたこともあり、金院長が、より地域密着のかかりつけ医としてクリニックの拡大を考えられていたことで声をかけていただいた次第です。

どういう患者さんが多く来られていますか。

【芝本院長】20〜30代の若い患者さんが多いように感じます。女性医師ということもあり、雰囲気的にも入りやすいと言ってくださいます。この地域は長く住まれている住民の方々も多いのですが、新しくクリニックが開業したことで、気にかけていただいているようです。
【金城副院長】新しいマンションが増えている地域で、若いファミリーも多く、親子で受診してくれる患者さんも増えています。近くの小児科の先生からの紹介で受診してくれるお子さんもいらっしゃいます。女性医師で、スタッフも全員女性ということで、男性の患者さんは入りづらくないかと気にしていましたが、オフィスビルも多い地域ということもあり、男性の患者さんもよく来られています。

もともと開業しようと考えられていたのでしょうか。

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【芝本院長】私自身は開業医となることは考えていませんでした。循環器内科の医師として市中病院に勤務し、経験を積むにつれて、自分が手術をして病気を治したいというよりはその人の人生に合わせた治療計画を一緒に考え、サポートしたいと考えるようになりました。そのようなことができる進路を探していたときに、同じ志を持つ先生方とお話しし開業を決めました。
【金城副院長】私も最初はあまり考えてはいませんでした。大阪市立大学附属病院やその関連病院に勤め、勤務医として続けていくことを考えていたのですが、内科と皮膚科、分野が違う医師2人が連携してクリニックを運営していくことは、患者さんの総合的な診察に役立つことができるのではという思いになり、私自身、患者さん一人ひとりにより良い治療ができるクリニックをつくりたいという気持ちが強くなってきて決断しました。

「人の役に立ちたい」と医師の道を志す

医師への道を志した理由をお聞かせください。

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【芝本院長】小さい頃から人の役に立てる仕事に就きたいなと考えていました。家族に医療従事者がいたこともあり、医師の道へ進むことを決めました。
【金城副院長】私は、医師を志したのはかなり遅いんです。周りにも医療関係者はおらず、勉強が好きだったことと、理系で資格が取れるということで東京大学薬学部に入学しました。ただ、薬学部に入っても、将来やりたい分野が見つからず、進路に悩むようになった時、薬学だけでなく医療全体として捉えたい、自分が学んだ知識を直接人のために使いたいという気持ちが強くなり、医師になることを決心し、薬学部卒業後、東京医科歯科大学の医学部に入りました。

院長は循環器内科、副院長は皮膚科に進まれたのはなぜですか。

【芝本院長】大学時代にはターミナルケア(終末期医療)にたいへん興味を持っていて、それにつながる専門分野に進みたいと考えていました。しかし、研修医時代に循環器内科で、ダイナミックな治療を行う救急の現場を目の当たりにし、自分もこの現場で人の役に立ちたいと思いました。ただ、循環器内科はカテーテル治療中心というイメージなのですが、私自身は心不全などの全身状態の管理や超音波診断に興味をもち勉強していました。
【金城副院長】皮膚科は目に見えるところに多彩な症状があらわれます。内臓の疾患や状態に影響を受けるものから、皮膚表面だけのものまで幅広い疾患がありますが、皮膚疾患は治療段階が目に見えてわかりますので、患者さんと共に、治る喜びを共有できることにやりがいを感じていました。

開業して1ヵ月になりますが、勤務医時代と違うと感じる場面はありますか?

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【芝本院長】総合病院で専門分野に集中していた立場から、総合内科的な診察を、限られた診察環境で行う立場になりましたが、新しい気持ちで勉強し直すことも多く、気を引き締めて臨んでいます。勤務医時代に比べて、診察時間がゆっくり取れることで、患者さんと向き合う時間も増え、お話をじっくり伺うこともできることがうれしいです。
【金城副院長】勤務医時代は1日あたりの患者さんの数も多く、仕事や時間にひたすら追われる感覚で日々診察にあたっていました。患者さんのためにもっとこうしたい、ああしたいという気持ちや目標があっても、やることをこなすだけで精一杯なことも多かったです。今は、時間にゆとりができたことで日々、より良い診療を追求していくことができるようになりました。

「トータルライフサポート」をモットーに地域へ貢献

診察にあたり、心がけていることはありますか。

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【芝本院長】患者さんの背景をできる限り把握し、覚えるようにしています。診察中は、患者さんの話を聞くことに集中し、診察後に電子カルテを入力しています。また、治療法や検査も選択肢を多く用意しながら、患者さんが納得できるような結果につなげられるよう心がけています。
【金城副院長】患者さんの話をきっちり聞くこと、相手の目を見て話すことを大事にしています。診察室で患者さんと接する時間は数分〜数十分ですが、クリニックに来られるまでに、とても長い期間、病気に悩まれてきた方も多いので、患者さんの気持ちを共有して、一緒に解決策を見つけていくことを重要視しています。患者さんの悩みを最善の解決につなげるため、お一人お一人のライフスタイルに合わせて治療にあたっていきます。

今後、やっていきたいことはありますか。

【芝本院長】「トータルライフサポート」をモットーに、隠れた問題、気付いていない影響を把握し、患者さんの健康に貢献していきたいです。循環器内科として市中病院に勤務していた頃、高齢の患者さんは心臓だけ治療しても、体全体のケアを行わないと日々の生活も困難となることが多いのですが、急性期の治療後は早期退院させなければならないのでケアを十分に行えず、もどかしく感じていました。「トータルで人を診たい」という気持ち、ターミナルケアを中心とした在宅診療への思いから開業したので、地域密着のかかりつけ医をめざします。また、月に1回程度、住民や患者向けの健康セミナーを開催しています。今はインターネットなど情報があふれていますので、医師として精度を見極め情報発信も積極的に行い、病気の予防に努めたいです。

読者の方へメッセージをお願いします。

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【芝本院長】医師、スタッフ全員が女性ということで、小さいお子さんや高齢の方まで、来ていただきやすいクリニックだと思います。院内の雰囲気やインテリアも、つらい思いをされている患者さんが安らげるようにとの思いで工夫していますので、悩まれていることがあればぜひ一度、来院していただければと思います。
【金城副院長】患者さんの「笑顔」と「安らぎ」のため、毎日、医師とスタッフが相談しながら、より良いクリニックになるよう努力しています。患者さんが当クリニックに、足を一歩踏み入れるだけでも癒されるような空間となるよう尽力していきますので、楽な気持ちで相談にきていただければと思います。

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