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川口 義明 院長の独自取材記事

かわぐち消化器内科

(横浜市港南区/港南台駅)

最終更新日:2020/02/26

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港南台駅からバスで4分、徒歩では15分の「かわぐち消化器内科」は2017年開業。院長の川口義明先生は札幌医科大学を卒業後、複数の中核病院や大学病院で消化器内科の研鑽を積みつつ、2003年には医学博士号も取得。2006年からは東海大学医学部付属病院の消化器内科で講師を、2010年からは准教授を務め、食道、胃、大腸といった消化管に加え、専門とする肝臓、胆道や膵臓などの診療・研究に精力的に取り組んできた。現在も複数の病院に非常勤で勤め、磨き上げた知識と技術で多くの患者と向き合う。豊富な知識と高度な専門性を頼り、近隣住民だけでなく胆膵疾患に関しては全国各地から多くの患者が来院する。そんな川口院長に、開業のきっかけや地域連携への取り組みなど、医療にかける想いを聞いた。
(取材日2018年11月16日)

病気を早期に発見するため、患者に身近な場所で開業

先生のご経歴とご専門について教えてください。

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札幌医科大学を卒業して横浜や京都の病院に勤めた後、さらなる研鑽を積むために横浜市立大学で研究活動に取り組んできました。そこで医学博士号をいただいた後は、その専門性を生かして地域の皆さんに貢献すべく、東海大学医学部付属病院へ入局。講師や准教授として診療と研究に努めてきました。食道、胃、大腸といった消化管に加えて、肝臓や胆道、膵臓などの診療・研究も行ってきましたが、特に専門としてきたのは膵臓・胆管にまつわる疾患です。内視鏡による検査や治療の経験なども数多く積んできました。当院でもこれまでの経験を生かして、がんをはじめとした疾患の早期発見・治療に努めています。

開業されたきっかけをお聞かせいただけますか。

大学病院に勤めていた頃、多くの方が膵臓の病気に関して、ひどく大きな不安を感じていらっしゃるのを目の当たりにしてきたのがきっかけです。膵臓の病気は膵臓がんをはじめ早期の発見が難しいため、必要以上におびえてしまうのかもしれません。そんな光景を多く目にしてきた中で、気軽に通えて不安や悩みを解消できるクリニックの必要性を感じ、開業を決意しました。患者さんにとって身近な場所にクリニックがあれば通いやすいですし、こちらもより早期に疾患を発見できるので、少しは不安を解消できるのではないでしょうか。また、これは消化器疾患全般に言えることですが、症状が悪化してから来院される方はまだ多いと感じているので、その現状を改善したいという思いもきっかけの一つですね。

開業から1年半がたちますが、どのような方が来院されているのでしょう。

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やはり、胃や大腸の内視鏡の検査を受けに来られる方が多いですね。健康診断の結果に異常があった方だけでなく、体調不良を訴える方も来院されます。当院では患者さんの負担が少ない細径内視鏡、超音波内視鏡や小腸大腸カプセル内視鏡、腹部エコー・CTなどの検査機器がそろっていますので、適切な診断や治療のご提供ができると思います。クチコミやインターネットの検索などで当院を知り、全国各地から来院される方もいらっしゃいます。また私は膵臓神経症と呼んでいるのですが、膵臓がんを非常に心配されている方がおられます。そのような方に検査、診断を行うことで不安を取り除き安心していただくことを使命と感じています。もちろん膵臓がんが疑われる所見があれば、迅速に大学病院などにご紹介します。患者さんのニーズに答えつつ、早期に病気の芽を見つけることが、一次医療を行う私たちの役割ですから。

専門的な検査と患者に寄り添う診察で不安を取り除く

開業にあたって、こだわった点はございますか。

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先ほどの話と重なりますが、検査機器ですね。特に消化器疾患に関する検査設備については、「プチ大学病院」と呼べるレベルをめざしてこだわり抜きました。早期発見の難しい膵臓疾患は、より精密な検査が必要ですから、高水準な医療機器は必要不可欠ですね。もちろん検査の精度だけでなく、患者さんの負担を極力抑えることも大切です。例えば極細のスコープで行う上部内視鏡検査は、経鼻、経口のご要望も伺います。またご希望に応じて、鎮静剤も使用します。胃がんや大腸がんは気になるけれど、内視鏡検査には抵抗があるという方も多いと思いますので、そうした不安を少しでも和らげられればと思ってのことです。

検査室や回復室は、ゆったりしていて過ごしやすそうですね。

検査の精度はもちろん、検査を受けていただく環境も大切だと考えています。狭くて散らかっている部屋では安心して検査を受けられないでしょうから、清潔感あるゆったりとした空間をご用意させていただいたつもりです。検査を受けに来られた患者さまの多くが驚いていらっしゃるので、ご満足いただけているのではないかと思います。検査室だけでなく、回復室や下剤を飲んで待機していただく個室の居心地にも徹底的にこだわりました。内視鏡検査でいらっしゃった患者さんには、できる限りリラックスして過ごしていただきたいと思っています。

診療全般では、どのようなことを心がけていらっしゃいますか。

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じっくり時間をかけて患者さまのお話に耳を傾けるということですね。大学病院に勤務していた頃も、そのスタイルが理想だと思ってはいたのですが、なかなか実践できませんでした。そのため、今は本当に自分がやりたかった診療に取り組めているという実感があって、すごくやりがいを感じています。特に私が専門とする膵臓疾患は、そもそも膵臓という臓器自体があまり耳慣れないこともあってか、膵臓の疾患があると伝えられると、不安のあまり真っ青になってしまう患者さんも意外と多いんです。ですから、専門的な知識や経験があることもきちんと伝えて、安心していただきます。患者さんの不安にしっかり耳を傾けて、寄り添っていける医師でありたいと思っているのです。

自分が行きたいクリニックをめざし、医療の質を追求

先生が消化器をご専門とされたのは、なぜですか。

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祖父母をはじめ、家系に医師が多かったので、自然と医療の道に進みました。消化器内科を専門にしたのは、これからさらに進歩していくだろうと感じていた内視鏡医療に携わりたかったからです。消化器内科は「内科」ではありますが、内視鏡を用いることで「外科」的な治療に関わることができる点に興味を持ちました。また「直接、目で見て診断する」というシンプルでわかりやすい分野であるところも魅力的でしたね。ただ正確には、消化器内科のみを診る医師になりたいというよりは、一般的な領域を広くカバーできる医師になりたいと考えていたんです。幸運にも、当時は今ほど診療領域が細分化・専門化しておらず、また経験を積ませてもらった病院は内科全般の診療に携われる環境だったこともあって、自分が望む総合的な内科診療に取り組むことができました。

では、今後の展望をお聞かせください。

患者さんの中には近隣クリニックからの紹介患者も多いので、今後はそういったクリニックとより良い連携を構築して、地域医療に貢献したいというのが目標です。例えば早期発見が難しい膵臓がんの検査には、超音波内視鏡は非常に有用ですが、大きい病院や大学病院にしかありません。当院で超音波内視鏡を導入したのは、少しでも兆候がある患者さんに気軽に検査を受けていただき、早期発見に努めたいからです。さまざまな検査が可能な当院が、クリニックと大学病院の橋渡しの役割をすることで、食道、胃、大腸、肝臓、胆道、膵臓などの疾患の早期発見、早期治療につなげたいと思っています。そのためにも地域の医療機関と密な連携をとりたいと考えています。

最後に、近隣の皆さんや読者へのメッセージをお願いします。

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以前、お体をとても心配されていて検査を受けた患者さんがいらっしゃいました。検査の結果、異常がないことを知って安心された、その時のとても穏やかな表情が今でも印象に残っています。そのとき、患者さんはたとえ病気でなくても、不安を抱えているだけで日常生活を安心して過ごせなくなってしまうのだということを、痛感したのです。ですから地域の皆さんに予防医療を広めて、具合が悪いときはもちろん、そうでないときでもご自身の体の状態を知るために検査に寄っていただけるクリニックにしたいと考えています。そのためにもスムーズに検査を受けられる体制を整え、患者さんのニーズに幅広く応えていきたい。めざすのは自分が行きたいクリニックです(笑)。来院いただいた皆さんが、幸せな日常を送れる手助けができればと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

各種がん検診/胃がん+膵がん検診1万8000円、大腸がん検診1万8000円~ほか

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