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河原 有喜 院長の独自取材記事

かわはら歯科・矯正歯科

(大府市/共和駅)

最終更新日:2020/04/27

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周囲に住宅や田畑が広がるのどかな場所にある「かわはら歯科・矯正歯科」。中に入ると、大きな窓からの眺めが気持ちいい。2017年の開業から3年目、地域住民を中心に徐々に患者が増加し、それに伴い歯科医師やスタッフも増員、診療スペースの増築を行ってきた。現在は10台のユニットを有し、うち7台は個室。予防に力を入れる同院では、歯科衛生士がブラッシング指導やクリーニングなどのケアを行っているが、「患者さんご自身が予防は重要だと認識されることが、一番の予防になります」と河原有喜院長。スタッフたちの笑顔がすてきだと告げると、「私は笑顔が苦手なんです」とはにかみながらも、一つひとつの質問に丁寧に答えてくれた。
(取材日2020年4月5日)

初診のカウンセリングでのコミュニケーションを重視

先生が歯科医師をめざしたきっかけやご経歴をお聞かせください。

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きっかけは、私の母が歯科衛生士で、小学3~4年生の頃に「歯医者さんになったらどう?」と言われたことでしょうか。それが心に残り、愛知学院大学歯学部へ進学。卒業後はトヨタ記念病院にて、スーパーローテートによる臨床研修で、歯のみならず全身疾患について学びました。この経験によって、治療のリスクをさまざまな視点から考慮して診察ができるようになり、患者さんにより安全に配慮しながら治療を提供できていると思います。この研修で、歯科だけでなく医師の同期を持てたので、困ったときに相談できることも心強いですね。その後、神奈川県内の歯科医院で勤務し、2017年、地元である大府市に戻り、開業しました。近所の方に「歯医者さんができると聞いて楽しみに待っていた」と言われ、うれしかったことを覚えています。

こちらではどのような治療を行っていますか?

クリニック名にあるように、虫歯の治療など一般歯科と、矯正歯科がメインになります。他に歯周病の基本治療に外科的治療、インプラント治療、ホワイトニングなどの審美歯科、予防など何でもご相談いただける体制を整えています。まずは患者さんから気になっていることや悩んでいることをカウンセリングルームでお聞きします。主に女性スタッフが担当しており、私のように大きな背の者が出ていくよりお気軽にいろいろご相談していただけると思います。カウンセリングでも治療でも、クリニック全体で心がけているのは、しっかりコミュニケーションを取ることです。現状を説明して理解していただいた上で、患者さんの希望も確認し、治療に入ります。緊急の治療が必要な場合以外、初診時はカウンセリングとクリーニングのみで、まずは意思の疎通を重要視しています。

矯正歯科について教えてください。

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矯正歯科は専門の歯科医師が月2回、外来を担当します。矯正治療の分野でも技術や知識はどんどん進歩していますので、当院でも常に先進の治療を提供したいと思っています。矯正の先生は私の同級生でとても気さく。患者さんからも「話しやすくて丁寧」というお声をいただきます。お子さんの矯正はマウスピース型装置を使用するのですが、当院ではお口周りの筋肉や舌の動きを正しく機能させるためのトレーニング、MFT(口腔筋機能療法)も行っており、専用の部屋をキッズルームの隣に設置しました。歯科衛生士が指導しますので、楽しく取り組んでいただきたいです。

予防に力を入れ、定期検診の重要性を伝える

先生が力を入れていることはどんなことですか?

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開業当初から、予防に力を入れています。他院に勤務していた頃、虫歯になって治療してまた再発して来院する、という方が少なくありませんでした。さまざまな症例を経験して学びも多かったのですが、自分が開業したら、予防にじっくり取り組みたいと考えるようになりました。今は患者さんに「歯周病の管理と虫歯を初期の段階で発見するために予防は重要なことです」とお話しするようにしています。当院では、初診のカウンセリング時にお口の中の検査をし、位相差顕微鏡で拡大したプラーク(歯垢)を動画で見ていただきます。衝撃を受ける方もおられるのですが、意識を高めていただく機会としています。定期検診では、ブラッシング指導や専用の機械を使ってのクリーニングを個室で行っています。

定期検診がとても大切なのですね。

はい。でも私はそれ以上に、患者さんご自身の意識が大切だと思っています。小さい頃から習慣にすることが肝心で、若い親御さんには、お子さんが2歳ぐらいになったら連れてこられるといいですよ、とお話ししています。フッ素塗布やブラッシング指導など予防も目的なのですが、実は小さいうちから歯科医院に慣れてもらうことがもう一つの大きな目的なのです。例えば虫歯ができてからが初めての歯科医院だと、「歯医者さんは痛くて怖いところ」になってしまいます。そうではなくて、「歯医者さんは歯をきれいにしてくれる優しいお姉さんがいるところ」と思ってほしい。慣れれば定期検診に来やすく、ひいては将来的に歯を守ることになりますね。高齢の方は、お口の中に細菌が増えると誤嚥性肺炎など命に関わることにもなってしまいます。「たまには代わりに歯磨きしてもらおう」というくらいの気軽な気持ちで来てくださいね、と伝えています。

患者の皆さんの反応はいかがですか?

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カウンセリングも含め、「こんなにしっかりやってくれるなら安心して通える」というお言葉をいただくこともあります。「このクリニックは歯を削って詰めるだけじゃなく、歯を守るところでもあるんだ」と理解してくださる方が徐々に増えて、定期的に通ってくださるようになったと感じています。開業時3台だったチェアは、5台、7台と増え、現在は10台に、うち予防のための個室が7台となっています。院全体を増築しましたので、広いスペースは確保しており、ゆったりとした気持ちでケアを受けていただけるのではないかと思っています。

土日も診療し、予防の意識の啓発に努める

こちらは窓からの眺めもよく開放感がありますね。その中で働く皆さんも生き生きされている印象です。

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建物は設計士さんにお任せです。木を多用した、アットホームな空間になりました。ソファーなどはスタッフと一緒に買いに行って、スタッフがいいと言ったものに決めました。待合室で過ごす患者さんをよく見ているのはスタッフですし、自分たちが気に入ったインテリアであるほうが気持ちよく働けますよね。また自分たちでつくりあげたクリニックというふうに思ってもらえたらと。うちのスタッフたちの関係は良好で、チームワーク良く笑顔で働いてくれており、本当に助かっています。新しいスタッフには、ベテランのスタッフが当院の理念や診療姿勢を伝えてくれています。歯科医師は非常勤も含め7人ほど。矯正歯科の先生をはじめ私の同級生や後輩たちが多く、「先輩風を吹かさないから働きやすい」と言ってくれています(笑)。女性の歯科医師はお子さんの対応が上手ですね。

土曜、日曜、祝日も診療をされていてお忙しいですね。

はい、休診日がもったいないと思ってそうしました(笑)。平日では通いにくい会社にお勤めの方が来やすいようにと思って始めたのですが、そのとおり土日の予約はすぐにいっぱいになってしまいます。当院は若いファミリーの患者さんが多いのですが、保育士がおりますので、ここにいる時間だけでも、お子さんを預けてご自分の診療に集中して過ごしていただければと思います。私も日々忙しくはしていますが、唯一の息抜きは、学生時代から続けているバスケットボールです。スタッフが増えて土日も協力してくれますので、たまに練習や試合に参加できるようになりました。

今後の展望についてお聞かせください。

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地域のかかりつけ医のような存在として、「通いやすく相談しやすいクリニック」をめざし、精一杯できることを提供していきたいですね。患者さんは増えていますが、ほかの歯科医師、スタッフたちのおかげで自分にも余裕ができ、これからいっそう患者さん一人ひとりに誠意を持って向き合い、信頼関係を築いていきたいと考えています。今後、特にすごい治療をやっていきたいというのではなくて、引き続き、予防に力を入れていきたいですね。一人でも多くの方に歯の健康に対する意識を高めていただくため、患者さんとのコミュニケーションを大切に、その方に合わせた無理のない予防の実践を提案していきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正/小児:I期50万円、II期30万円、成人:マウスピース型装置を用いた矯正35万円~、ワイヤー矯正80万円、インプラント治療/1本38万円、ホワイトニング/オフィス8000円、ホーム1万円、補綴・詰め物/4万円~
※治療方法や口腔環境により異なりますので詳しくは医療機関にお問い合わせください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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