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上山 茂充 院長の独自取材記事

うえやま内科クリニック

(吹田市/豊津駅)

最終更新日:2020/04/01

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阪急千里線・豊津駅から徒歩4分、医療ビル2階奥にある「うえやま内科クリニック」。院長の上山茂充(しげみつ)先生は、日本内科学会認定総合内科専門医、日本糖尿病学会糖尿病専門医、日本消化器病学会消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医といった資格を持つ、内科診療のスペシャリストだ。質を重視した総合内科診療に加え、胃・大腸の内視鏡検査をはじめとするさまざまな検査で、病気の早期発見に努めている。専門性に特化した生活習慣病の治療や抗がん剤治療に携わった経験を生かし、地域医療に貢献する上山先生に話を聞いた。
(取材日2018年11月29日)

専門の消化器内視鏡検査で病気の早期発見に努める

まずは、クリニックの特徴を教えてください。

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一般内科や生活習慣病の診療を中心に、地域のかかりつけ内科としての役割を果たしながら、「総合内科専門医」「糖尿病専門医」「消化器病専門医」「消化器内視鏡専門医」として培った専門性を生かし、より高いレベルで内科疾患全般の健康管理ができるクリニックをめざしています。もともとは、糖尿病に関する研究と臨床が中心でしたが、その後赴任した病院で消化器がんの治療に携わり、内視鏡の検査や治療、抗がん剤治療に深く関ってきました。がんという病気の一連の流れを診てきた中で、専門医として治療できる領域を広げることができ、その知識と経験を地域医療に役立てたいと考え開業しました。

こちらではどのような検査が受けられますか?

胃・大腸の内視鏡検査、腹部や頸動脈エコー検査、不整脈や狭心症などの診断に役立つ24時間ホルター心電図など、さまざまな検査を実施し、病気の早期発見に努めています。内視鏡検査においては、「痛い、苦しいから二度と受けたくない」という方もおられますが、早期発見の機会を奪われることは、患者さんにとって大きな損失です。経鼻内視鏡検査が難しく嘔吐反射の強い方や、大腸内視鏡を行う際は鎮静剤を用いて苦痛を軽減し、できるだけ短い時間で見落としのない検査をするよう努めています。また、不定期ではありますが、今も大阪の病院で内視鏡検査及び治療の指導を担う一方、私自身も治療に携わっています。自分が内視鏡研修時代に、技能を学びながら医師たちのモチベーションの高さに触れ、非常に良い刺激を受けましたので、経験を積む中で培ったスキルを、若手医師に引き継いでいきたいと思っています。

内視鏡検査の適切なタイミングを教えてください。

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開業して約1年半がたちますが、この間に当院の検査で病変が見つかった方は、残念ながらゼロではありません。ですが、ほとんどが早期発見です。定期的に検査を受けていれば、進行したがんが見つかることは、まずないと言えるでしょう。内視鏡検査を受ける時期、頻度については、胃カメラはできれば毎年受けていただくのが理想的ですが、大腸の場合はこれまで異常がない患者さんですと3~4年おきに、ポリープが見つかった方は翌年も続けて受けられることをお勧めします。当院ではお勤めの方も受けやすいように、土曜日の午後も胃・大腸内視鏡検査を実施しています。会社の健康診断結果で便潜血陽性だった方、40歳を過ぎて一度も検査を受けたことのない方は、大腸内視鏡検査を受けてほしいですね。

内科の各症状を専門の見地からトータルに診療

糖尿病の専門治療が受けられるのは、患者さんにとって大きなメリットですね。

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以前勤務していた兵庫県立成人病センター(現・兵庫県立がんセンター)では、糖尿病を中心とした生活習慣病の診療に携わり、専門治療に特化した臨床経験を積んできました。糖尿病は気づかない間に進行している病気で、普段から元気な方は症状がないから大丈夫と、ついつい見逃してしまいがちです。ですが、将来的に心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす可能性が高くなるため、早い段階から適切な治療を行うことが重要です。当院ではその方の状態やHbA1c値に合わせて内服治療、インスリン治療を行いながら、食事と運動を中心に生活習慣を無理なく改善していき、血糖値のコントロールだけでなく、高血圧、高脂血症、高尿酸血症といった合併症の予防にも力を入れています。自覚症状がない方でも、健康診断で血糖値の異常を指摘されたら、話だけでも聞きに来てもらえたらと思います。

総合内科専門医の強みが生かされるのは、どのような点でしょうか?

糖尿病などの生活習慣病は、さまざまな合併症の引き金となるほか、発がんリスクを高めることも指摘されています。また、がんを発症すると全身にさまざまな不調が現れやすくなり、ほかの病気と並行して治療していく必要性も出てきます。抗がん剤治療に関わり、がんの患者さんがたどる経過をつぶさに診てきた中で、がんの治療だけに注力するのではなく、ほかの全身疾患や治療に伴う体調管理を含め、総合的にサポートしていくことの重要性を実感しました。総合内科専門医というのは、特定の疾患だけを診るドクターではなく、内科疾患全般にわたり、全身の健康管理を行うことができる、いわばかかりつけ内科の専門家です。糖尿病専門医、消化器がん治療の経験を生かしながら、合併症について総合的に診療できる強みを発揮していきたいですね。

適切な医療機関を紹介することも、総合内科専門医の重要な役割なんだそうですね。

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とくにご高齢の方は、いろんな病気を併せ持っている可能性が高く、場合によってはCTやMRIなどの精密検査を要したり、適切な診療科へのご紹介が必要だったりします。専門的な見地から症状を診て、速やかに手術や高度医療が受けられる大きな病院へ送ることも、地域の開業医が担うべき重要な役割として捉えています。ただ病変が見つかり、病院を紹介したらバトンタッチするというのではなく、患者さんの手術を担当した病院の先生とも頻繁に連絡を取り合い、術後の経過を共有しています。ちょうど2日前、当院でがんが見つかり、手術を受けられた患者さんが、私のもとに報告に来てくれました。晴れやかな顔で状態も良く、うれしかったですね。

地域の患者に信頼されるクリニックをめざす

どのような患者さんが、クリニックに来られますか?

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この辺りは住宅街ですので、長く住まわれているご高齢の方、風邪などの症状やインフルエンザの予防接種で受診される学生さん、ご近所や知り合いの方から話を聞いて検査に来られる方など、患者層は幅広いです。当院であれば内科の各症状に対して、総合的な診療と検査が担えますので、移動が負担となるご高齢の方にとっては、安心とメリットを感じていただけるのではないでしょうか。院内はスペースにゆとりをもたせ、車いすやベビーカーが通れるように、バリアフリーに対応しています。どのような年代の方も、またどのような内科の症状でも、体調に不安を感じていることがあれば、お気軽にご相談ください。

医師をめざした理由、開業のきっかけを教えてください。

将来、人のために役立てる仕事をしたいと思ったときに、一番に浮かんだのが医師でした。ですが、そのことに気づいたのは大学に入ってからで、実は東京大学の別の学部に進学した後に、再受験して神戸大学医学部に入りました。開業に関しては、勤務医として研鑽を積んできた専門知識を、自分が理想とするかたちで地域医療に還元したく、以前から望んでいたことです。ただ開業医は使える機器が限られるため、病院時代あらゆる機械を駆使してできることも多かったことを振り返ると、病診連携は欠かせません。もちろん当院でもできるだけ新しい検査機器を導入する努力をしていますが、この北摂エリアの病院には、地域の患者さんの受け入れに積極的な先生方が多いおかげで、迅速に対応していただけて、開業医にとってありがたい地域だと感じています。

最後に、今後の展望を聞かせてください。

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患者さん一人ひとりの健康を丁寧に管理するため、私はカルテには気になったことすべて、時間をかけてこまめに書き記しています。患者さんが多い時はメモに残したものを、休日出勤してカルテに書き込むこともあります。これまでの経過や検査結果の記録は、長期的な治療の見通しを立てる上でも、とても貴重な情報なのです。今後の展望としては、「何かあったらここに相談しよう。ここなら解決してもらえる」と、患者さんに頼っていただけるようなクリニックにしていきたいですね。また、「病状がいい方向に向かっている」と実感してもらえるように、丁寧な診療と説明を心がけていくつもりです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インフルエンザ予防接種/3500円

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