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山内 華子 院長の独自取材記事

御所南はなこクリニック

(京都市中京区/丸太町駅)

最終更新日:2023/01/25

山内華子院長 御所南はなこクリニック main

京都市営地下鉄烏丸線の丸太町駅5番出口から竹屋町通を東へ徒歩3分。こどもみらい館を正面に臨むビルに「御所南はなこクリニック」がある。開院は2016年。一般皮膚科と併せて美容皮膚科も診療科目に掲げている。院長を務める山内華子先生は、美容皮膚科の領域において日々進化し続ける新しいノウハウを積極的に吸収。日本皮膚科学会皮膚科専門医としての知識と技術に裏づけされた、安心して受診できる美容診療の提供をめざしている。近年では男性患者数が急速に増えているといい、そのニーズに応えるべくまい進する。そんな山内先生に、皮膚科の医師としてのこだわりや美容皮膚科にかける思いを語ってもらった。

(取材日2022年6月8日)

増加する男性の美容皮膚科のニーズに応える

2016年に開業されてから6年がたちますね。現在の患者層について教えてください。

山内華子院長 御所南はなこクリニック1

もともとこの辺りには幅広い年齢層の方が住んでおられましたが、ここ数年で新しいマンションが次々に建設され、特に30代40代のファミリー層が多くなりました。開業当初から就学前のお子さんや女性は大勢通院されており、現在もそれは変わりません。また、この2~3年でぐんと増えたのが男性の患者さんです。学生の患者さんが非常に増えました。おそらく学生さん同士のクチコミで当院に来てくださるようになったのだと思います。遠方からの患者さんも少なくありません。大阪や奈良、三重から通われる方もいらっしゃいますし、美容皮膚科では京都北部や北摂、南は和歌山の患者さんもいらっしゃいます。

男性の場合、どのような主訴が多いのですか?

一般皮膚科では、若い男性によるニキビやニキビ痕の相談です。美容皮膚科の男性患者数も増えており、20代~70代の幅広い年代の方にお越しいただいております。美容皮膚科の主訴としては、お顔のしみ、ひげ剃り痕を気にされる方が多いです。人前に立たれる機会も多く、見た目の清潔感を非常に大切にしておられます。しみやイボ、ほくろを気にされる方も増えています。「ニキビ痕がひどいと会社にも行きたくない」と感じるようです。中には60代後半や70代の患者さんも。男性にも身だしなみとしての美容的な診療が求められる時代なんですね。当院でも男性向けのメニューを多数そろえております。

診療時に心がけておられることは何ですか?

山内華子院長 御所南はなこクリニック2

事前の説明には30分ほど時間をかけています。治療方法、期間、費用などを考慮し患者さんにとって最善の方法を模索します。一方的にならないように、患者さんに理解していただくことを一番に考えています。一般皮膚科から美容皮膚科診療に移られる場合もあるのですが、美容皮膚科の場合は特にカウンセリングに力を入れており、院長である私または専門スタッフによるカウンセリングで事前の不安や疑問を解消してから実際の治療に臨みます。美容皮膚科については美容クリニックでの受診も可能ですが、患者さんに安心して受診していただくためにも美容だけでなく病気をきちんと診療できるクリニックであることが大切だと思っています。私が取得している日本皮膚科学会の皮膚科専門医資格は専門的な知識や経験を持つ一人前の医師の証明のようなものだと捉えています。取得も維持も大変ですが、医師として必須だと考えています。

多くの選択肢から適切な治療法を提案

皮膚科用レーザーを用いた治療は保険適用になる場合もあるとか。

山内華子院長 御所南はなこクリニック3

はい。当院ではしみ、そばかす、あざのケア、そして刺青の除去を目的に皮膚科用ピコレーザーを導入しています。従来のレーザーに比べて照射時間が短い「ピコ秒(1兆分の1秒)」単位で照射、少ない施術回数でより早くしみ、あざなどに対処することができます。特にあざ治療については保険が適用される場合もありますので、一般皮膚科にて一度ご相談いただければと思います。また、お顔のたるみについてのご相談を受けることも多いですね。さまざまな悩みに対応するべく、新鋭の手法を提供できるよう努めています。ほかにも、女性特有の悩みである尿漏れの相談にも対応しています。日々新たなアプローチの導入に取り組んでいます。

中高年の方でも受けやすい、医療痩身機器を導入しておられますね。

はい。体脂肪のうち内臓脂肪はダイエットや運動で減らすことが可能ですが、指でつまめる皮膚に近い部分の皮下脂肪を減らすのはかなり困難です。この機器で脂肪細胞を凍結壊死させて自然に排出を促すことで、落ちにくい皮下脂肪の減少を図ることができます。ただし、機器があればめざす状態になれるわけではありません。器具の装着の仕方によって期待できる結果が異なり、見た目も違ってくるからです。当院ではほぼ全員のスタッフが専門的に学んでおり、美しく仕上げるための技術を常にブラッシュアップしています。

貴院における美容的な診療の、最たる特長は何でしょうか?

山内華子院長 御所南はなこクリニック4

サービスの質の違いだと思います。当院では医師や看護師、カウンセラー、そして受付スタッフなどクリニック全体で患者さんをサポートする体制を整えています。美容皮膚科だけを標榜するクリニックでは治療・施術〇回、など最初から回数が決まっている場合が多いと思いますが、当院では回数は関係なくゴールまで患者さんに寄り添った治療を提供します。治療の途中の段階、例えば3回目、5回目に必ず評価を行い、問題が生じた場合にも責任をもって対応します。また、患者さんの年齢にかかわらず治療方針を立てる前には肌解析を行っています。スキンケアの指導や化粧品のチェックなども治療の一環として行っており、これは治療効果を高めるためには必要不可欠だと考えます。正しいスキンケアをすることで、レーザー治療の回数を少なくできる可能性もあるんです。

年齢を重ねても自然な美しさをキープしてほしい

皮膚科を専門とされたのはなぜですか?

山内華子院長 御所南はなこクリニック5

全身を診ることができる臓器だからです。表面の状態から膠原病やがんを発見することも少なくありません。性別、年齢ともに幅広い層の方と接することができるのも魅力です。今は開業医として小さなお子さんからご年配の方まで、さまざまな患者さんを診られることに大きなやりがいを感じています。

開業を決意された理由とは?

病院で行ってきた保険診療の限界を感じたからです。例えば、病気が原因となるニキビ、アトピー性皮膚炎や円形脱毛症に対して、保険診療の範囲内でできる治療は限られています。アトピー性皮膚炎の掻破による色素沈着や瘢痕、ニキビの後の赤みや凹凸は保険診療では何もすることができません。こうした場合でも、保険診療の枠にとらわれないことで治療法の選択肢がぐんと広がり、個々の症状に適した治療法を見つけて、症状の悪化を防ぐことも可能になるはずだと考えたのです。症状が悪化して髪や肌の状態が悪くなると、女性の場合は結婚、就職などに影響することもあるので、多くの選択肢を示してあげることは開業医の私の役割だと思っています。

最後にメッセージをお願いします。

山内華子院長 御所南はなこクリニック6

仕事に子育て、30代40代は一番大変な時期だと思います。それに加えて女性の場合は体の変化を感じる年代でもあります。お肌や体の不調を我慢せず、一度クリニックにお越しいただければと思っています。どの患者さんも、笑顔で帰っていかれるんですよ。自分への贅沢、ではありませんが、そこに配慮しなければ日々の生活も乱れてしまうと思うんです。ジム通いをしたり筋力トレーニングをしたりするのと同じように、お肌のコンディションも整えて、ご自身の自然な美しさをキープしていただきたいですね。年齢を重ねても、身だしなみや清潔感は大切です。男性・女性にかかわらず、いくつになっても誇れる自分自身であってほしい、そのお手伝いをしたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しみ・そばかすのケア/1cm1万1000円~、医療痩身/手のひらサイズ7万円、ニキビ痕のケア/1万1000円~、刺青除去のケア/1cmごとに1万1000円~
※詳細はHPをご確認ください。

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