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広瀬 正和 院長の独自取材記事

D Medical Clinic Osaka

(大阪市北区/梅田駅)

最終更新日:2019/08/28

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2017年4月に大阪・梅田ハービスプラザ4階に開院した「D Medical Clinic Osaka」。交通は至便で、地下街を通ってクリニックが入っているビルに直接迎えるアクセスの良さも魅力。ここで院長を務める広瀬正和先生は、得意分野である糖尿病や生活習慣病の治療に尽力する一方で、梅田で勤務するビジネスパーソンのかかりつけドクターとして健康のサポートもしている。急病診療所での小児科経験もあり、大人から子どもまで頼られる存在だ。ライフスタイルや気持ちを優先させ、患者が前向きになれる治療をめざす広瀬院長に、診療に対する思いを聞いた。
(取材日2017年12月14日)

梅田で勤務する会社員から子どもまで幅広い世代を診療

まずは、クリニックの特徴をお聞かせください。

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基本的には糖尿病や生活習慣病の治療を得意としていますが、大阪・梅田ハービスプラザ4階という立地上、この近辺でお仕事をされている方々が、「具合が悪いのでちょっと診てほしい」と、仕事の空いた時間に来られることも多いです。多くは、発熱や風邪などの一般内科の症状で、急な体調不良の際に気軽に相談できる「働く人たちのかかりつけ医」としての役割も果たしています。初診の方でもインターネット予約をすることができ、短い待ち時間で診療が受けられますし、夜は19時まで診療を行っていますので、お仕事帰りにも受診いただけます。院内はゆったりとした造りになっていて、カウンターや床の素材は温かみのある木目調にしました。診療後、職場に戻って仕事をされる方もいらっしゃいますので、院内で過ごす間はリラックスしてもらいたいと考えました。

小児科診療もされていますね。

日本小児科学会小児科専門医であり、急病診療所での小児科経験から、一般的な小児科疾患のほとんどを診ることができます。アデノウイルスや溶連菌など、小児で多い疾患の迅速検査や一般的な血液検査を受けることができ、病気を早期に診断して適切な治療に努めています。梅田には小児科がほとんどなく、お子さまを持つ近隣住民や、お母さんの職場と保育園が梅田にあるという人などに、喜んでもらっています。僕は小児科診療の中でも内分泌疾患が専門だったこともあり、低身長の治療にも力を入れています。低身長とは、成長ホルモンの分泌異常が身長や発育に影響を及ぼすもので、有効なホルモン治療を早めに開始すれば、標準身長に近づけることも可能です。お子さんの身長が小さくて心配な方は、気軽にご相談ください。

「D Medical Clinic Osaka」の「D」の由来は?

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糖尿病は英語で、Diabetes Mellitusといい、その頭文字から取りました。大学病院では1型糖尿病を専門に治療していたので、インスリンの分泌異常が引き起こす1型糖尿病、運動不足や肥満などでなりやすい2型糖尿病のどちらのタイプも診療が可能です。日本糖尿病学会認定の糖尿病専門医、そして公益社団法人日本看護協会認定の糖尿病看護認定看護師が常勤する糖尿病治療の専門クリニックが、中心街にあるのは珍しいのではないでしょうか。細かなインスリン管理が必要となる1型糖尿病の治療では、「インスリンポンプ」という新しい治療を取り入れ、患者さんが不自由なく生活できることをめざしています。また24時間の血糖変動を観察できる「持続血糖モニタリング」を使って睡眠時の低血糖や食後の血糖上昇などを確認し、合併症の予防や適切な血糖コントロールを行っています。

生活環境やメンタル面まで考えて治療を行う

2型糖尿病の治療ではどのようなことを心がけていますか?

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糖尿病と診断されて、落ち込まない人はいません。食事が制限され、薬をたくさん飲まされるのかと考えると暗い気持ちになるのは当然ですから、医師として伝えるべきことはきちんとお話ししながらも、不安を増長させないように説明をするようにしています。危険な状態の場合は悠長なことを言ってはいられませんが、気持ちの整理がついていないのに、最初からいろんなことを一度に説明しても理解できないですよね。糖尿病は、1週間や1ヵ月で治る病気ではありません。長期間にわたって付き合っていかないといけないので、まずは糖尿病であることを受け入れる時間をつくり、治療に前向きになれるようメンタル面でのサポートを心がけています。

患者さんの生活環境も考えながら治療されているそうですね。

糖尿病の治療では制限が増えてしまうのは仕方がないことですが、「あれもダメ、これもダメ」と強制的にならないようにしています。とくに僕は、小児科の経験が長く、病気と闘う子どもたちには命令したり、怒ったりできなかったことから、その感覚が今も染みついているのかもしれません。それに糖尿病になったからと言って、すぐに生活を一変させるのは難しいです。「外食はダメ」と言われても、仕事が忙しくてどうしても手作りが難しい人もいますから、「外食になるのであれば、野菜が多いメニューを選びましょう」といったようなアドバイスをしていきます。「運動しろ」と言われても、いきなりランニングを始めるのはハードルが高いですから、「一駅分、歩きましょう」というように、普段の生活の中でできることを勧めて、患者さんの生活スタイルに合わせた改善法を指導するようにしています。

生活習慣そのものを見直していく必要があるのですね。

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糖尿病は高血圧、高脂血症、痛風など、「生活習慣病」呼ばれる病気と合併していることが多く、糖尿病の治療と同時に生活習慣を改善していくことが重要です。当院では、管理栄養士の指導を受けることができ、栄養のバランスや食べる速度、料理の順番など、その方にあった食生活の改善方法をアドバイスしています。また糖尿病の患者さんは、神経障害や血流障害によって足の血管が詰まりやすく、足に異常が起こりやすくなります。細菌感染を起こして傷口が化膿し、最悪の場合は指の壊死、切断に至るケースもあり注意が必要です。

早期発見で糖尿病の合併症を防ぐのがカギ

旅行で訪れている観光客の受診も多いそうですね。

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西梅田駅周辺はホテルが多く建ち並ぶエリアなので、「旅行中に熱が出て心配なので診てほしい」と、診察に来られることも多いです。このフロア自体が、観光客にも対応できる医療をめざしており、ホテルのフロントからの依頼や、インターネットで調べて直接来られることもあります。最近はインバウンドの影響で、外国人旅行客の方が診療に来られることも増えました。とくにお子さんが渡航先で体調を崩すと親御さんも不安でしょうから、英語対応で少しでも安心して、治療を受けてもらえばと思っています。

広瀬先生のやりがいを教えてください。

僕は出発点が小児科ですし、今も自分の基本的なスタンスは小児科診療なんです。数少ない1型糖尿病の中でも、子どもの患者さんは少なく、困っている方はたくさんいらっしゃいます。いろんな所からそんな方が、当院に多く来られています。当院に来られた患者さんがどんどん元気になって、普通の生活を楽しく送ることに携われる。1型糖尿病になっても普通の生活が送れるし、プロ野球選手になった人もおりますから、それをサポートできることがやりがいです。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

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糖尿病は自覚症状がないまま進行するため、気づくのが難しい病気です。30代から50代の働き盛りの方に多く発症し、職場の健康診断で血糖値が高いと言われて検査を受けたら、糖尿病が進行していたというケースも少なくありません。早期発見のポイントとしては、体調に違和感があったらすぐに検査を受けることです。血糖値の測定は、5分ほどですぐに結果が出る簡単な検査です。早い段階で糖尿病が見つかれば有利に治療が進められ、普通の人と変わらない生活が送れる可能性も高いですし、逆に重症化してからだと合併症の危険が高まってきます。当院は、専門的な観点から糖尿病や生活習慣病の予防・治療を行うクリニックですが、内科一般や小児科の診療も広く扱っていますので、心配なことがあればいつでも気軽に相談してください。

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