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園木 崇史 院長、園木 瑠美子 副院長の独自取材記事

そのき歯科クリニック

(大阪市平野区/平野駅)

最終更新日:2019/08/28

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大阪市営地下鉄谷町線の平野駅6番出口から徒歩4分。平野区役所にも近い公園の向かいに、「そのき歯科クリニック」は2017年4月に開院した。通りから見える外観は、カラフルな家が並んでいるデザイン。看板には馬にまたがり歯ブラシを持った王子さまのマスコットキャラクターが描かれ、まるで絵本の世界のような雰囲気で来院者を迎えてくれる。1人掛けのイスが並ぶ落ち着いた院内では、街並みを模した3つの診療スペースすべてが個室だ。並んだお家にはかわいらしさだけでなく、家のような空間でリラックスして診療を受けてほしいというこだわりが込められているのだ。地域に愛されるクリニックをめざすという園木崇史院長と園木瑠美子副院長に、開院してからの思いを聞いた。
(取材日2017年7月6日)

ファミリーに愛される、歯科らしくない歯科をめざして

とてもかわいらしい雰囲気ですが、どのようなコンセプトで開院されたのでしょうか。

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【崇史院長】周囲には公園や学校があり、子どもが多いイメージがありましたので、親御さんを含めたファミリーで通っていただけるクリニックにしたいと思いました。子どもが安全に遊ぶことのできるキッズスペースはもちろん、完全にバリアフリーにして、車いすや足の悪いお年寄りだけでなく、ベビーカーで子どもを連れていらっしゃる方も安心して来院できるような設計にしました。遊び心のあるデザインを取り入れたのは、歯科医院らしくない雰囲気にして、気軽にいらしてもらえるようにしたかったからです。小さな子どもも、怖がらずに来院できるのではないでしょうか。

院内のやわらかい木目も優しさを感じさせます。

【瑠美子先生】木の温もりが感じられる、落ち着いた雰囲気にしました。待合室にはリラックスして順番をお待ちいただけるように1人掛けのチェアを並べて、BGMにもポップな洋楽を取り入れています。まるでカフェのようだと言ってくださる方もいますね。入り口がガラス張りなので自然光が入って明るく、院内からも公園の緑が目に入るのでとても開放的です。患者さんの治療中に子どもを安全に遊ばせられるよう、キッズコーナーも広く設けています。置いてある木のおもちゃはいただいたものですが、院内の雰囲気に合っていて気に入っています。治療をしていても、子どもが使ってくれているのが音でわかるのでうれしくなりますね。入りやすさと居心地の良さを大切にした、近隣ではめずらしいクリニックになったと思います。

どのような患者層が来院されていますか? 

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【崇史院長】小さな子どもや乳幼児を連れた母親だけでなく、人口が多く幅広い年代がお住まいの平野区らしく高齢者も多くいらっしゃいます。小児歯科に間違えられそうな外観ですが、成人男性の患者さんもいらっしゃいます。私は平野区の出身で、このあたりには祖父母も住んでいました。昔からなじみのある地域のお役に立ちたかったので、ファミリーで通ってもらえるようなクリニックを開けたのはうれしいことです。ウェブサイトでは24時間受け付ける診療予約も設け、日中の電話が難しい方にも予約をとっていただきやすくしました。若い方のご利用が多いインターネット予約を整備すると同時に、問診票の字が読みにくいと感じる高齢者のために、受付には老眼鏡を置くなどの配慮もしています。

プライベートに配慮し、しっかりと向き合える完全個室

クリニックで特に力を入れていることを教えてください。

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【崇史院長】長く歯を使っていただくための予防歯科です。歯科衛生士にも入ってもらい、定期的に通っていただけるように力を入れています。やはり早くから意識することが大切なので、当院では予防を目的としたキッズクラブを設けて、15歳以下の方に会員になっていただいています。
【瑠美子先生】キッズクラブは他院で取り入れているのを見て、子どもの多そうなこちらの環境にぴったりだと思い作りました。3ヵ月に1回いらしていただいてクリーニングや歯磨きのチェック、虫歯や歯並びを確認しています。虫歯にならないための検診を重視しており、次の日程が近づいたらはがきを送るようにしています。口の中の変化やお母さんに伝えたいことを書ける連絡帳が好評です。

開院時にこだわって取り入れられた機器はありますか? 

【崇史院長】まず適切な治療を行うため、正確な検査ができる歯科用CTを導入しました。3D撮影ができることにより、多角的な診断が可能となります。副院長は矯正が専門ですので、横顔が撮れる矯正専門のレントゲンも導入しました。横顔から見た骨の大きさなどが測れるので、しっかりと分析して治療にあたれます。そして、院内感染対策として消毒や滅菌装置も高性能なものを取り入れました。クリニックでは数種類の滅菌器を用途に分けて使用して徹底した滅菌を実現しており、器具の奥の汚れまできれいに洗浄できるメンテナンス装置もあります。最近では消毒について気にされている方も多いので、開院前の内覧会では消毒コーナーの中も見ていただいてしっかりと説明しました。安心できるクリニックだと伝えられたと思います。

外観の家のデザインは、診療室にも関係があるそうですね。

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【崇史院長】それぞれの家が、個室の診療室を表しています。パーティションで仕切られた半個室ではなく、完全個室にすることは絶対に実現したかった部分です。患者さんが自分自身としっかり向き合って治療してくれているという感覚になってもらえると思いますし、人の目を気にせず、リラックスして治療を受けていただけます。他の人には聞かれたくないような口の悩みなども、気兼ねなく相談できるのではないでしょうか。個室なのでうるさくならないよう、スタッフとの通信手段にはインカムを使っています。作業中でもスタッフに指示ができますし、部屋が分かれていても全員に伝えることができます。研修医時代に使って便利に思ったのですが、スタッフはみな初めてで、開院当初はあまり話してくれなかったですね(笑)。最近は発言が増えてきました。

子どもと成長を共にできる歯科クリニックに

子どもの患者が多いとのことですが、気を付けていることはありますか。

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【瑠美子先生】最初はマスクを着けずに、子どもと向かい合って名前を確認したり年齢を聞いたりしてコミュニケーションを取っています。顔が見えたほうが怖くないでしょうし、名前で呼びかけて「よろしくお願いします」と私がしっかり挨拶すると、子どもも「おねがいします」と返してくれます。終わったときにニコニコして、心を許してくれている感じが伝わってくるとうれしいです。
【崇史院長】2歳くらいのかなり小さい患者さんも初診でいらっしゃるのですが、いきなり治療することは極力しません。歯科医院を怖いところと思われるよりは、楽しいところと思ってもらえるように心がけています。できるところから進めていくのでお母さんにも根気強く通っていただく必要がありますが、そうすれば数年後にしっかりとした治療ができるようになるはずです。治療の進め方についてはお母さんにも了承をいただいています。

お二人の歯科医師をめざしたきっかけや、休日の様子を教えてください。 

【崇史院長】具体的に進路を決めたのは高校生の時です。祖父と伯父が歯科医師だったので、昔から怖いというイメージはありませんでしたし、工作など手先を使うことが好きだったので歯科医師の道に進みました。子どもの頃から家で遊ぶことが多かったので、今も休日は家で犬とゴロゴロして過ごしてます。たまに誘われてゴルフに行くと、先輩たちと交流できリフレッシュにもなりますね。
【瑠美子先生】私は実家が歯科医院だったので、英語や福祉に興味を持ちつつ自然に歯科医師をめざしました。歯科大学を卒業後にさらに1年矯正科で学び、以降は主に矯正歯科に勤務しました。私は外に出たいタイプなので、休日は友達と会ったりランチに行くなどして過ごしています。最近は行けていませんが、コンサートに行くのも好きです。

最後に、読者にメッセージをお願いします。

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【崇史院長】まだ出来たてのクリニックですが、すでに多くの子どもが来院されました。開院前に想像していた通りの患者さんに来ていただいています。今診ている子どもたちと成長を共にして、一緒に歩んでいきたいです。その子が青年になったときも通ってもらえるようなクリニックであり続けたいと思います。
【瑠美子先生】子どもの患者さんが大きくなって、またご家族の方とともに来ていただけるような、地域に根付いたクリニックになれればうれしいです。

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