小児から高齢者まで
家族が安心して通えるかかりつけ歯科医院
医療法人翠山会天六ほのぼの歯科
(大阪市北区/天神橋筋六丁目駅)
最終更新日:2021/10/12
さまざまな理由で「歯医者に行きたいけど、行けない」と悩む人は、多いのではないだろうか? 「天六ほのぼの歯科」は、そんな声をなくそうと取り組んでいる歯科医院だ。天神橋筋六丁目駅6号出入口より北へ徒歩約2分と交通至便な場所に位置しているだけでなく、時間の都合がつきにくい社会人でも通院しやすいようにと、日曜・祝日も21時までの診療を行っている。院内は段差のないバリアフリー設計で、車いすもベビーカーもそのまま診察室へと入ることが可能だ。完全個室の診察室は、プライバシーへの配慮も充分。また、通院が難しい方への訪問診療も積極的に行っている。すべての年代の患者へ優しくありたいと願う酒井基行院長に、それぞれの年代の診療について話を聞いた。
(取材日2017年7月14日)
目次
バリアフリーとこまやかな気配りで、治療が必要なすべての年代の人に安心できる治療を提供
- Qまずは子どもの治療、予防歯科について教えてください。
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A
まず大切なのは、いかにして最初の虫歯をつくらないかということです。一度虫歯になってしまうと口の中に虫歯菌がいる状態になり、繰り返し虫歯になりやすいですからね。予防に重要なのは正しい歯磨きです。嫌がらないで歯ブラシをくわえてもらう方法、仕上げ磨きの方法など、年齢に合わせてできることをお伝えしていますので役立ててほしいですね。当院は、病院が怖いお子さんの緊張を少しでも和らげられるように、部屋を広くとったり声かけをしたりと気をつけています。押さえつけて無理な治療をしたりしませんので、安心して来てもらいたいですね。
- Q虫歯にならないためには、何歳から通えばよいでしょうか?
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A
「歯医者っていつ頃連れて行けばいいのかな?」と思ったときが一つのタイミングです。どのような時期でも、その時に合わせてできることがあります。実際に虫歯になって治療のためにくると、歯医者は痛くて怖い場所になりがちです。その前に来てくれれば、痛いこともなく、通院へのハードルも下がります。今後のためにも、思い立ったらすぐ連れてきていただきたいですね。それから妊娠中のお母さま方も、時期に合わせて対応できます。妊娠中は体調が不安定だったり、不安があったりすると思うんですが、お話しするだけで安心できることもたくさんあると思います。こちらもやはり「どうしよう?」と思ったら気軽に来てくださったらうれしいですね。
- Q成人の口腔ケアについて教えてください。
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A
大人の方というのは、ご自身の歯磨きに自信を持っていらっしゃる方が多いんです。自分で歯を磨くようになって何年もたっているわけですから、自分流歯磨きにおいてはベテランですからね。でも虫歯になったり歯周病になったりする。残念なことに、うまく磨けてないということなんです。ですから、話を聞いて歯磨きのクオリティを高めていただくこと、たまに大掃除の感覚でプロのクリーニングを受けてもらうことをお勧めします。仕事や家族のことで忙しい方も多いと思うのですが、うちは平日はもちろん、土日も21時まで開けています。時間的な制約がある方も来ていただきやすいんじゃないかと思いますので、お仕事帰りにお立ち寄りください。
- Qお年寄りの口腔ケアについてはどうでしょうか?
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A
お口の中の健康と全身の健康状態には相関関係があると、皆さんにも浸透してきました。歯の残存数が多いと必要な医療費が少ないというデータも実際にあります。”歯医者は歯医者、医者は医者”という考え方もありますが、医学という部分において、また歯も体の一部であると考えれば、その両者には密接な関係があります。健康であることは人生を幸せにしてくれると思います。僕は人生のお手伝いをさせていただくんだいう気持ちを忘れずに、口の中だけを見た無理な治療ではなく、全身の状態やその方の事情に合わせた治療をするように心がけています。訪問での診療も行っていますので、ご相談いただければと思います。
- Qやはり治療後のケアも重要なのでしょうか?
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A
皆さん治療が終わると、お忙しい毎日を過ごしている中で、どうしても足が遠のいてしまう、という方も多いと思います。ただ、考えてみてほしいのは、生まれた時にはいなかった菌が口の中にいることで、虫歯だったり歯周病になったりしたんだということです。口の健康的にベストな状態から悪くなって虫歯や歯周病になったんだから、治療したことで一時的に回復したとしても、これまでと同じだとまた悪くなるんです。ですから回復をきっかけに、その状態をできるだけ長くキープするために歯科医院に行くんだと考えてもらえたらなと思います。スケジュールの中に、数ヵ月に一度の通院を入れていただければうれしいですね。