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杉山 千真 院長の独自取材記事

かずま歯科クリニック

(豊明市/中京競馬場前駅)

最終更新日:2020/04/01

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前面がガラス張りでスタイリッシュな外観の「かずま歯科クリニック」。県道沿いで、車でのアクセスが便利な場所に立つ。杉山千真(かずま)先生は、「フレンドリーな性格で、都市より地域に密着して仕事をしたかった」と自ら言うように、飾らない気さくな人柄で、子どもでも高齢者でも話しやすい雰囲気だ。「噛める」治療を心がけ、口腔内だけでなく、患者の全身状態にも注意を払う。器具の滅菌に力を入れ、マイクロスコープなど先進の設備を導入して、フレンドリーなだけでなく冷静に、細部にまでこだわり、質の高い治療を行うための環境を整えている。清潔で美しい院内で、普段の心がけから今後の展望などについて話を聞いた。
(取材日2017年7月5日)

子どもから高齢者まで「噛める」にこだわり

開院して1年、きれいなクリニックですね。こだわりを教えてください。

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もともと開業するなら都市部よりも郊外がいいと考えていましたので、この土地を一目で気に入り、決めました。お向かいが内科のクリニックさんであることもよかったです。連携すれば患者さんのためになるとも思いました。長く地域に密着し、お子さんからお年寄りまで来ていただけるクリニックにしたくて、子育て中でなかなか来院できない方のためにも、ご家族そろって入れる広めのファミリールームを設けました。実際にご家族4人、5人で予約される方もいらっしゃいます。ベビーカーも車いすもそのまま入れますし、他の診察室とは待合室を挟んで離れていますので、お子さんの声も気にしなくて大丈夫です。また特診室として、インプラントなど外科手術のための個室もあります。

患者はどんな症状の方が来られますか?

お子さんから高齢の方まで幅広く、わりと気軽に来ていただいていると思います。僕も「いいですよ」と言っているのですが、お向かいのクリニックさんに行かれるのに当院の敷地を通って行かれたり、予約制なのですが、ふらりと突然来られたり(笑)。地域の皆さんに、来やすいところだと思っていただけているとしたらありがたいですね。症状としては、歯周病が進行している方や「噛めない」と訴える方が多い印象です。お子さんも多く、家族で来られています。僕は勤務医時代に入れ歯やブリッジ、インプラント治療の経験も積みましたので、それらの治療法を併用して、患者さんに「噛める」ようになっていただくことにやりがいを感じています。

「噛める」ための治療において、先生が留意されている点はありますか?

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僕は入れ歯や、かぶせ物など補綴が得意で、一番心がけているのは、それらの質を高めるということです。一見ぴったり合っているようでも、マイクロスコープで拡大して見ると、ほんのわずかずれていることもあり、そうするとそこからまた悪くなってしまいます。将来的にその歯が残るかどうかにも関わってくるので、適当にかぶせることは許されません。マイクロスコープは肉眼の20数倍の大きさで見られますので、歯の根っこの治療だけではなく、そうした補綴の確認や虫歯の治療にも使っています。歯科技工士さんが非常に精度の高いものを作ってくれるので、僕もその精度で正確に患者さんの口に入れなければなりません。予後も考えると、治療の技術面でのクオリティーは重要であり、そこには非常にこだわっています。

1歯だけでなく1口腔単位、全身を診る治療

先生が普段、力を入れられていることを教えてください。

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患者さんへの説明は絶対に大事だと思っていて、しっかり行っています。診療チェアですと、どうしても患者さんが緊張されますので、ゆっくり座ってお話しできる空間が必要と考え、カウンセリングルームをつくりました。例えば歯が欠損したとき、入れ歯、ブリッジ、インプラントなどの治療法がありますが、それぞれについてメリットやデメリット、どの方法が一番適していると考えられるかを説明します。そして最終的には患者さんに治療法を選んでいただくようにしています。最初の問診もこのルームで僕か歯科衛生士が行うのですが、そのときもなるべくしっかりとお話ししたいと思っています。というのは、お口の状態を知ることはもちろん、特にご高齢になると何かしら疾患がある方が多いので、患者さんの全身状態を把握しておくことが必要だからです。

全身状態を診ることに気をつけておられるのですね。

勤務していたクリニックの院長が患者さんの全身管理に気を配る方でしたので、それが僕も身に染みついているのです。そこではインプラントの手術を多くしていましたが、医科だと手術の前に全身状態を把握することは当たり前ですよね。勤務先がそうでしたので、当院も生体モニターを導入し、患者さんの血圧や脈拍などを測定しながら治療をします。歯科の麻酔も、血管を収縮させる作用があるので、モニターがあれば気をつけて行うことができます。基本的に全身状態に問題のない方にはつけませんが、高齢でふだん血圧を測っていない方や問診票の内容によってはつけていただいています。

勤務医時代にいろいろ学ばれたのですね。

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はい。豊田市の医療法人岡田歯科医院で、院長は大学のラグビー部のOBなんです。院長の言葉で心に残っているのは「1本の歯だけを見ずに、一口腔単位として全体を把握しなさい」ということです。ラグビーでも「One for all, All for one」という言葉が使われますが、歯に置き換えて「1本の歯が口腔内の健康を保ち、口腔内の健康が1本の歯の健康を保つ」ということを当院のコンセプトとしています。また、横浜で開催されている藤本研修会にも出させていただき、国内外で活躍されている先生方の質の高い医療に感銘を受け、たいへん勉強になりました。参加したのがベーシックコースだったこともありますが、「基本を大切にする」というお話は常に心に留めています。院長は、感染対策もしっかりされていたので、当院も器具の滅菌に高水準の機器を導入しました。われながら最初からレベルを高く設定したなと思っています(笑)。

子どもの歯のケアについてもアドバイスを実施

スタッフの方についても教えてください。

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歯科衛生士は現在3人いますが、実はそのチーフは僕と同じ中学校の同級生なんですよ。開業したときちょうど求職中で、ここで働いてもらえることになりました。もともと仲が良くて僕の結婚式の二次会に来てもらったし、僕の実家も彼女の実家も歯科とは関係ないのにお互いに歯科の仕事をしていて、すごい縁だと思いました(笑)。僕は歯科衛生士らスタッフとチームとして歯科治療を行う体制にしたかったので、気心が知れた彼女を含むメンバーと、勉強会や活発な意見交換をしながら仕事のできる今の環境はとても恵まれていると思っています。歯が悪くなる前の予防も、治療をした後の定期的なメンテナンスも重要であり、彼女たちには十分力を発揮してもらいたいと思っています。

子どもの歯について、読者にメッセージをいただけますか?

お子さんに関しては、泣くから治療しないで終わるとか、適当に済ませるということはしたくないと考えています。当院では、事前に問診票に「泣いたらやめてほしい」など項目があって丸をつけていただいているので、親御さんがどこまで望まれるかをあらかじめ把握し、ご相談しながら治療を進めるようにしています。そもそも小さい子が虫歯になるのには理由があります。僕の子どもが4歳なのですが、その年齢では歯磨きしたり、言うことを聞いたりできるわけがないので、やはり親御さんのケアが必要ですね。僕たちは歯磨き指導やフッ素塗布などそのお手伝いと、生活習慣も含めたアドバイスなどを行っています。当院のファミリールームの天井のモニターではアニメのDVDを流していることもあって、他院で治療できなかった子がここではできたと親御さんに喜ばれており、それはとてもうれしく思っています。

今後どんなクリニックにしていきたいとお考えでしょうか?

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地域の皆さんに愛されて通っていただけるクリニック、そして質の高い治療をし、その状態を長持ちさせるクリニックにしていきたいと思います。最初に、皆さんが気軽に来院されると言いましたが、それでも患者さんは不安や悩みを持って来られますので、じっくりお話を聞くようにしています。患者さんのご紹介もあって新規の方も増えていて時間の確保もなかなか難しいのですが、初診の方の検査や問診の時間は今後も変わらず確保していきたいですね。僕はわりとフレンドリーなほうで患者さんとお話しするのは好きなんです。ぜひご来院いただければと思います。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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