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口腔のトラブルを未然に防ぎ
生活の質を維持するための予防歯科

オリーブ歯科 こども歯科

(春日井市/高蔵寺駅)

最終更新日:2025/01/08

オリーブ歯科 こども歯科 口腔のトラブルを未然に防ぎ 生活の質を維持するための予防歯科 オリーブ歯科 こども歯科 口腔のトラブルを未然に防ぎ 生活の質を維持するための予防歯科
  • 保険診療

歯は一度でも悪くなると元の状態には戻らない。そのため「悪くなってから治療する」を繰り返していると、徐々に状態が悪化し、将来的に歯を失う可能性が高くなる。そこで近年、注目されているのが「予防歯科」である。予防歯科とは、虫歯や歯周病などのトラブルを未然に防ぐために、日頃のケアや定期的な検診を行うこと。口の健康は全身の健康にも深く関わっており、生活習慣病などのリスクを抑えるためにも予防意識を高めることが大切だ。この予防歯科に注力しているのが「オリーブ歯科 こども歯科」の和田昌久院長。「患者さんに喜んでもらえることが仕事の原動力」と語り、「歯も体も健康でいたい」という人々を全力でサポートしている。和田院長に予防歯科を受診するメリットや治療内容について話を聞いた。

(取材日2024年10月18日)

めざすのは「生涯虫歯ゼロ」。歯科医師と患者が一緒に頑張る予防歯科

Q予防歯科とは、どのようなものですか?
A
オリーブ歯科 こども歯科 丁寧な歯磨き指導をしてくれる歯科衛生士

▲丁寧な歯磨き指導をしてくれる歯科衛生士

歯というのは悪くなってしまうと治らないので、そもそも悪くしないというのが予防歯科の考え方です。一方、多くの方はご自身の口腔環境に危機感がありません。まずは自分のお口の状態と、トラブルがいったん起こると想像以上に苦労する現実を知り、「後悔したくない」という意識を持つことが大切です。また、歯科医師である私と患者さんが一緒に頑張って、良い口腔環境をつくり上げていくというのが当院のスタンス。どちらか一方が頑張ったところで予防歯科は成立するものではないからです。情報を提供し、診療プランを提案させていただきますが、決めるのはあくまでも患者さん。ですから決して無理強いすることはありません。

Q予防歯科を受けるメリットを教えてください。
A
オリーブ歯科 こども歯科 顕微鏡を用いて口腔状態を詳しく確認

▲顕微鏡を用いて口腔状態を詳しく確認

万が一、歯科疾患にかかっても最小限の治療で済むので、治療にかかる時間や医療費の節約になります。何より歯にトラブルがあると生活の質が著しく下がるので、この予防が図れるのが一番のメリットですね。また、50歳を過ぎると歯を失うリスクが急加速します。予防歯科のケアを受けている人に比べ、受けていない人は、50代で約1.2倍、80代では3倍以上の歯を失っているデータもあります。そして自分の歯で噛める幸せを早めに気づいていただきたいですね。以前、高齢者向け施設で問診していた頃の体感では、認知症は歯のない人のほうが多い傾向にありました。やはり生涯健康に過ごすためには、自分の歯で噛むことが大切だと思います。

Q予防歯科の治療について教えてください。
A
オリーブ歯科 こども歯科 日頃から歯磨きなどの口内ケアについてアドバイスする

▲日頃から歯磨きなどの口内ケアについてアドバイスする

子どもは虫歯になりにくい口腔環境に整えることをめざします。生活習慣や清掃、間食の取り方、フッ素の活用法など総合的に指導させていただきます。大人は清掃しやすい環境づくりです。口腔環境が悪化するのは、悪い歯並びや不適合なかぶせ物によって、きれいに清掃できないため。例えば、歯並びがデコボコしていると、自分で磨いているつもりでも、どうしても磨き残しが生じてしまう。このような箇所を治療で減らしていくイメージです。また「口が小さく皮膚も硬いので、口が大きく開かず歯ブラシが届かない」といった、ブラッシングの問題も。口の大きさや骨格などは患者さんそれぞれですので、一人ひとりに合わせた指導をさせていただきます。

Q予防歯科は何歳から始めると良いでしょうか?
A
オリーブ歯科 こども歯科 使用する器具・機械を滅菌し衛生管理を徹底している

▲使用する器具・機械を滅菌し衛生管理を徹底している

究極の予防は虫歯をつくらないこと。乳歯が生えた時というのは真っさらな状態で問題が起きていません。ですから0歳から始めるのが理想です。乳歯が虫歯になると、永久歯にも問題が起こりやすくなりますからね。めざすのは生涯虫歯ゼロです。大人は30~50代でトラブルが起きてから受診し、後悔する方が実に多い。予防歯科を知り、必要性に気づいたら、すぐ取り組むべきです。通院頻度はお口の状況によりますが1~2ヵ月に1回が目安。この時期は私と患者さんの二人三脚で頑張ります。そして最終的には3ヵ月に1回をめざします。この頃には患者さんが独り立ちできており、ご自身でしっかりお口を管理できる状態になっていると考えます。

Q予防の観点から日常生活で意識すべきことは?
A
オリーブ歯科 こども歯科 小さい頃から受診の習慣をつけることが大切だという

▲小さい頃から受診の習慣をつけることが大切だという

子どもさんは糖分の取りすぎに注意してください。特にあめやキャラメルはNGです。ジュースやお菓子は「1日1回だけ」など取り方を工夫しましょう。大人はとにかく歯磨きですね。1日3回が基本ですが、極論を言うと1日1回でも構いません。1日3回適当に磨くより、しっかり1回磨いたほうがいい。デンタルフロスや歯間ブラシ、歯ブラシをすべて使い、10~15分かけて磨いてください。睡眠中は口腔環境が悪化しやすいので、特に就寝前の歯磨きが大切です。また子どもさんの治療で、親御さんの歯科意識が高まることが多く、その逆もあります。こうしてご家族の歯科意識が上がり、予防歯科でのメンテナンスが習慣化するのが理想ですね。

ドクターからのメッセージ

和田 昌久院長

子どもの頃に歯科医院で嫌な思いをすると、その記憶は大人になっても残ってしまうもの。当院では嫌な思いをしないように、かつ虫歯にならないような治療を提供しています。一度も虫歯にならず良好な口腔環境を大人になっても維持できるように、理想的な歯科習慣を身につけるところからスタートしますので、まずはお気軽にご相談ください。また「口内が汚く、恥ずかしいから受診できない」という大人の方もいますが、「治したい!」というお気持ちがあるのなら、ぜひ来てください。私は歯科医師に任せっきりという患者さんは苦手です。患者さんが頑張ってくれるから、私も頑張れるのです。一緒に協力して、きれいなお口を維持していきましょう。

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