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吉田 拓人 院長の独自取材記事

よしだ耳鼻咽喉科クリニック

(足立区/五反野駅)

最終更新日:2020/04/07

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東武伊勢崎線・五反野駅周辺は、足立区の中でもさまざまな年齢層が暮らす活気ある街だ。その駅の改札を出てすぐ目の前にあるのが、2017年3月に開院した「よしだ耳鼻咽喉科クリニック」。吉田拓人院長は、長きにわたり鼻副鼻腔疾患を専門に大学病院で耳鼻咽喉科領域の疾患全般の経験を積んできたベテランの医師。これまでの経験を地域医療に生かすため、主訴を丁寧にヒアリングし、患者にとってより良い治療を提供するスタンスだ。地域貢献の意識が高く、「地域の方の助けになっていればうれしい」と穏やかな笑顔で語る吉田院長に話を聞いた。
(取材日2020年3月3日)

患者目線を大切に、わかりやすく丁寧な説明と診療を

この場所で開院された理由や、クリニックのこだわりについて教えてください。

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開院に向けて場所を探しているときに、この周辺に耳鼻咽喉科の医師が少なく、近隣の方が困っているという話を聞き、開院を決めました。お子さまから年配の方まで、さまざまな年齢層の方がお住まいの地域なので、どの世代の方にも利用しやすいようにと意識しています。当院は2階にありますが、専用のエレベーターをご利用いただけるので、車いすやベビーカーの方もスムーズに来院していただくことができます。また、待合室やトイレもゆったりと広めの設計にし、トイレにはおむつ替えシートも用意しています。病院のロゴは「優しい緑色を使ったデザインに」と妻が考案してくれました。お花の中に吉田の「Y」が入っているのがポイントです。

患者さんの年齢層や、主訴について教えてください。

幅広い年齢層の患者さまが来院され、その症状もさまざま。主訴は、アレルギー性鼻炎と副鼻腔炎、ストレス性のめまいですね。耳が痛い、鼻が詰まる、喉が痛い・違和感があるという場合は、耳鼻咽喉科を来院される方が多いのですが、めまいはどの科を受診すべきかわからないという方がいらっしゃいます。めまいの場合、ストレスや不眠を原因として耳の奥にある三半規管の異常を起こしていることが原因であることも多いので、まずは耳鼻咽喉科に来院することをお勧めします。めまいはさまざまな原因で生じますが、激しい頭痛や言葉のもつれ、知覚障害といった明らかな神経症状がなければ、耳鼻咽喉科を受診して耳からくるめまいなのかをチェックすることが大切です。

患者さんと向き合う上で心がけていることはありますか?

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一番重要だと思っているのは、患者さまへ症状をわかりやすく丁寧に説明することです。「今あなたの体はこういった原因で、このような状態になり、こんな症状がでているんですよ」ということをかみ砕いた言葉で伝えることで、「ああ、そうなのか」と納得していただけます。治療方針を説明する時は、病態を理解しやすいように言葉だけではなく、模型や図、電子モニターを一緒に見ながら説明をしていきます。また、リラックスして受診してもらえるよう、できるだけ威圧感を与えないように気を配ることも大切に。お子さまに対しては、耳鼻咽喉科にトラウマを持たれないよう、優しい言葉をかけながら極力痛くないように診療を行うようにしています。

豊富な知識と経験を生かした耳鼻科診療を

クリニックの強みや、工夫していることはありますか?

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耳や喉に関する診療はもちろん、これまで鼻副鼻腔疾患を専門に治療を行ってきたので、大学病院と同じクオリティの診療に努めています。医療機器も新しく十分な性能と思うものをそろえています。特に鼻や喉の奥など、見えない場所を観察するための電子スコープは、痛みや違和感が少ないように細径のものを用意。所見も鮮明に記録することができ、画像を患者さまと一緒に見ながら状態を説明することができます。工夫している点は、オンライン予約と直接来院での受付を導入しているので、急患の方や、インターネットを使いなれないご高齢の方にも対応できるよう、オンラインの受付時間に制限をかけています。また、保育園や幼稚園から帰ってきたお子さまの体調が悪い場合にも、その日のうちに対応できるよう平日の最終受付を19時までに設定。土曜の診療も行っています。

先生が注力されている診療を教えてください。

舌下免疫療法を用いたスギ花粉症の治療に注力しています。花粉症というのは、花粉というアレルゲンが体内に入ってくることで反応が起こっています。舌下免疫療法とは、体をアレルゲンに慣らすことで、症状を和らげたり、根本的な体質改善をめざす治療法です。現在はスギ用とダニ用の治療薬があります。治療法は一日に一回、錠剤を服用するだけ。舌の下に錠剤を入れるとラムネのような感じで溶けてくるので、それを飲み込みます。味のくせもあまりなく、お子さまでも服用が可能です。アレルギーでお困りの方はぜひ相談していただきたいですね。

舌下免疫療法はどのような方にお勧めしたいでしょうか。

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花粉症の症状でつらい思いをされている方はもちろんのこと、学生にもお勧めです。受験期間に症状がでないように、ぜひ備えてもらえたらと思います。開始するタイミングは、スギ花粉が飛散していない6月から11月にかけてが理想。理由として、治療で微量のアレルゲンを体内に取り込むため、実際の花粉が飛散していると過剰摂取になってしまい、副作用が強く出る傾向にあるからです。副作用としては、喉のかゆみや口内炎が多く、治療を開始してから大体1ヵ月以内に出てくることが多いです。なお、舌下免疫療法中にご妊娠された場合問題はありません。維持療法を妊娠中も継続していただくことになります。ただ妊娠中に舌下免疫療法を開始することは胎児への影響が不明なためいたしません。

かかりつけ医として、地域の人々とともに歩む

症状によっては耳鼻咽喉科か他の科かどちらに行けばいいか迷うケースもありそうですが。

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風邪をひいた場合でも、鼻や耳、喉に異常を感じた場合は内科を受診するのではなく、耳鼻咽喉科を受診していただきたいですね。喉の痛み一つにしても、単純に扁桃腺が腫れて炎症を起こしているというケースだけではなく、ほかの原因で痛みが生じている可能性があるので注意が必要です。また、嗅覚が落ちていることが原因で風味障害が起こっていることに気づかず「味がしない」と訴え、他科を受診して原因の判明に時間がかかり、治療が遅れてしまう患者さんもいます。耳鼻科を受診することによって診断が早くつく場合もあるので、迷ったらまず耳鼻咽喉科に相談をしていただき、原因を探るようにしていただきたいと思います。

お忙しい毎日かと思いますが、先生のリフレッシュ法は?

体を動かすことが好きなので、週に1、2回ほど1時間に8kmのペースでのんびりとジョギングをしています。走っていると無心になれますし、健康衛生上いいですね。ご飯もおいしくなります。まだ子どもが小さいので一緒に遊ぶことも多いです。今は忙しくて全然行けてないのですが、昔はダイビングが趣味で、いろいろな場所に潜りに行っていました。その中でも、西表島が本当に美しくて忘れられないです。また時間に余裕ができたら、もう一度西表の海に潜りたいですね。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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開院から4年目を迎え、少しずつ地域の皆さまにクリニックを知っていただけるようになってきました。引き続き地域のかかりつけ医として、大学病院で培ってきた経験を地域医療という形で皆さまに提供していければと思っています。わかりやすく、丁寧な診療をモットーに患者さま一人ひとりに寄り添っていくことを目標としているので、何でも気軽に相談してください。「こんなことで受診したら怒られるかな?」と迷われた場合でも気負わずに、少し調子が悪くなったり、ほんの些細なことでも不安があれば相談に来ていただけるクリニックでありたいです。今後も地域の皆さまの力になっていけるように尽力してまいります。

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