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宮岸 玲子 院長の独自取材記事

みやぎしレディースクリニック

(目黒区/都立大学駅)

最終更新日:2019/08/28

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東急東横線・都立大学駅から徒歩3分。黒いモダンな外装がひときわ目を惹くビルの3階に「みやぎしレディースクリニック 」はある。院内は白と木調をベースにした清潔で落ち着いたインテリアがくつろげる雰囲気だ。宮岸玲子院長は都内の病院やクリニックで経験を積んだ後、2017年春に開業。「産科・婦人科は何となく足を運びにくいとお思いかもしれませんが、大事になる前に、まずは気軽においでいただくことが大事だと思っています」と話す。男性医師にはちょっと話しにくい事柄も、女性のドクターになら気軽に相談できるはず。かかりつけ医としてこんなクリニックが近くにあればきっと頼もしいだろう。明るく気持ちのよいクリニックでいろいろな話を聞いた。
(取材日2017年4月10日)

「何となくの不調」は婦人科で解決

白と木調をベースにしたきれいなインテリアで、初めての方でも緊張せずに済みそうですね。

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ありがとうございます。患者さんの目線を意識して母や姉の意見も取り入れながら、足を運びやすく、くつろいでいただける空間をめざしました。思春期から更年期、ご高齢の方まで、ちょっと困っているのだけれど、何科のお医者さんへ行けばいいのかわからないというとき、ご相談に乗れるような場所になれればと思っています。

どこへ行っていいかわからない不調で、婦人科で診ていただけるのは具体的にはどのような症状ですか?

例えば目まい、朝起きられない、気分が落ち込んでいるといった症状。月経前症候群といって月経前になると体がむくんでいる感覚、腹痛、腰の重さ、よく眠れないなどの不調。あるいは更年期における、急にやる気がなくなった、眠れない、肩凝り・首凝り・関節痛などの状態。女性ならどなたでも思い当たることがあるのではないでしょうか。血液検査やレントゲンの数値には出ないけれど、何となく不調が続いていて解決しないというとき、原因はホルモンの乱れが考えられ、婦人科がお役に立つ場合が意外に多いんですよ。我慢できる症状なのか、それともやはりおかしいと思うのか。行き先に迷ったら一度婦人科をお訪ねになってみてください。

何となく感じる不調にも、具体的な解決策があるわけですね。

中にはお話を伺うだけですっきりしてお帰りになる方もいらっしゃいますが、漢方薬で症状が治まるケースも少なくありません。サプリメントは、お一人お一人の症状やお体に合わせてきめ細かに提供していければと考えています。ホルモンの状態はその時々によって変わりますから、かかりつけ医として定期的に通える場所があると安心ですね。もちろんこれは他の科で診たほうがいいという場合は、そちらをご紹介させていただきます。

インターネットで予約ができるのもうれしいですね。

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最近はメールやSNSがコミュニケーションの中心ですし、お勤めの若い方などは昼間電話がしづらい環境かもしれません。ネットであれば、ご自分の都合のいい時間に気軽に予約を入れていただけるのではないかと思っています。逆にインターネットは苦手という方もおいででしょうから、電話でも予約ができます。とにかくおいでいただくことが大事ですね。

十分納得してもらった上で、治療や検査を行う

どういった症状の患者さんが多いのでしょうか?

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妊婦健診、婦人科疾患、不妊治療と多岐にわたっておいでいただいています。不妊と診断がいかないまでも、お子さんをご希望の方も多いですね。最近は不妊症が病名として確立しましたし、結婚年齢も上がっています。意識としてただ待っているよりアクションを起こそうという方が増えているように思います。こちらで行っているのはタイミング法と人工授精で、子どもはこうやってできるもので、できない理由としてはこういうことが考えられると、検査をしながらご説明しています。結果的に私のほうで何もしなくても妊娠なさる方もたくさんいらっしゃるんですよ。

治療の際どのようなことを心がけていらっしゃいますか?

患者さんにきちんとご納得いただいた上で治療や検査に臨んでいただけるよう、心がけています。まず患者さんの訴えを丁寧に伺い、問診票以外にもゆっくりお話をして、今一番お困りのことは何かということを、ご自身にもわかっていただくところがスタートです。その上で、「私は今こういう検査をしておいたほうがいいと思いますが、今日検査してもいいですか?」と一つ一つ了解をとりながら、治療を進めています。

医師の意見を一方的に押し付けないということですね。

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そう思うようになったのは、15年前に父をがんで亡くしたのがきっかけです。私は医師になって6年目でした。父はもう治療の手立てがなく、だんだん症状が悪くなっていったのですが、そのとき家族の立場に立って思ったのが治療の方法はひとつではないということでした。医師としてはこの治療法がいいと思っても、実際には本人が耐えられ、納得するか、あるいは周りが支えられるかというのもポイントになってきます。当時の主治医の先生は私たち家族の話を本当によく聞いてくださって、ご自分の意見も述べつつ、いつもいろいろな選択肢を示してくださいました。納得のいく見送りができたのは先生のおかげですね。

同性としてより患者に寄り添えるのがうれしい

おつらかったでしょうが、いい経験をなさいましたね。

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父に対して医師として接するのか、娘として接するのか、悩んだりもしましたが、得難い経験をしたと思っています。今患者さんにこちらの意見を一方的に押しつけないよう心がけているのも、このときのことがあるからでしょうね。産科では患者さんのご家庭の状況が知らず知らずのうちに見えてきます。若い独身時代には理解できなかったことも、自分が結婚して家庭を持ち、子どもができたことで「ああそういうことか」とわかるようになりました。患者さんに対して同じご説明をしても、若いときはなかなかご理解いただけなかったのに、年を重ねると多少言葉に重みが加わるのか納得していただけるようになったりするとうれしいですね。妊娠しながら仕事を続ける大変さや保育所の問題など共感できる部分も多く、そういう意味では婦人科は同性としてより患者さんに寄り添える分野で、この科を選んでよかったなと思っています。

健康法があればお教えください。

医者の不養生で、普段は何もしていないんですよ。筋力トレーニングよりはストレッチを心がけているくらいです。学生時代は1年のうち2ヵ月は滑っているというぐらいスキーばかりしていました。今もシーズンに1回は板をはいて滑るようにしています。冬になると元気なんです。夏場はひっそりしていますけど(笑)。

これからの抱負をお聞かせください。

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ちょっとしたこと、こんなことでお医者さんに行っていいのかと迷うようなことでも、どうぞご相談にお越しください。例えば思春期で生理不順に悩んでいるような場合、お一人では気後れするようでしたらお母さまと一緒においでくださってもいいんですよ。生理不順が後々婦人科の疾患につながる場合もあり、放っておいたら不妊症にというようなことも起こります。おおごとになる前に、早めにご相談いただければ、それだけリスクも低くなります。日本では子宮頸がん、子宮体がんにかかる方が増えているのに、検診の受診率は欧米の7~8割に比べまだ3割と低いのが現状です。そういった健診をはじめ婦人科受診へのハードルを低くして、気軽においでいただける場所にしていきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

人工授精(抗生剤込み)/2万円(税込)

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