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沼田 正央 院長、中筋 幾子 先生の独自取材記事

はなみずき通り歯科・矯正歯科

(長久手市/はなみずき通駅)

最終更新日:2019/08/28

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リニモのはなみずき通駅から3分ほど歩いた住宅街の一画に、大きく「歯」と書かれた目印のある「はなみずき通り歯科・矯正歯科」。院長を務める沼田正央先生は、愛知学院大学歯学部を卒業後、勤務医として働きながら海外の歯科事情について学んできた経歴を持ち、グローバルな視点から日本の歯科医療の向上に熱意を注いでいる。矯正を担当する中筋幾子先生とともに、同院での診療を通して地域住民の歯の健康を守り続けている先生方に、開業までの経緯から今後の展望まで、いろいろと話を聞いてみた。
(取材日2019年3月15日)

オリジナリティーと遊び心あふれるクリニック

まず、歯科医師になられた経緯を教えてください。

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【沼田先生】生まれは高知県で、子どもの頃は自然の中で遊んでいました。もともと手先は器用で、絵を描いたりするのが好きでしたね。高校時代にはTシャツを作ったり、壁画を描いたり、自分のイラストを売り込んでアルバイトにしたりもしていました。その頃自分の中にあった遊び心は、現在も変わっていませんね。その時あるものを利用して楽しいことを見つけないと損かな、と思うんです。歯科について記憶に残っているのは、子どもの頃通っていた歯医者さんです。そこは年配の患者さんも多く、午前の診察が終わると先生が患者さんみんなを車に乗せてそれぞれの家まで送ったりしていて。待合室ではお茶が出されて、診察が終わってからもおばあちゃんたちが世間話をしていたり。そういった雰囲気はずっといいなあと思っていました。

この場所で開業した経緯をお聞かせください。

【沼田先生】愛知学院大学歯学部を卒業した後、名古屋市内の医療法人でアルバイトをしながら、いろいろな国の歯科事情を見て回りました。その時の経験から、オーストラリアの、できればメルボルンで開業したいと考えていました。そうこうしているうちに「そろそろ開業したら?」と言われたことから、この近くの場所を探してみたら、たまたまここが空いていて。だから偶然の要素が大きいんです。

たいへんおしゃれな外観のクリニックですが、設計にあたってどのようなリクエストをしたのですか?

2

【沼田先生】設計は自分でしました。こだわったのはオリジナリティー。ほかの歯科医院と同じような感じにはしたくなかったんです。待合室に人工芝を敷いたのは、子どもが転んでも痛くないのと、夏場は外の芝生の綠につながっているような感覚があって、自然の中にいるような気分になれるかなと。つえが必要な年配の方や、ベビーカーの患者さんも来院しやすいように、バリアフリーにしてあります。あと、自分の故郷を1分1秒でも長く感じていたいという気持ちから、中庭に高知の名物である土佐文旦(トサブンタン)の苗木を植えました。

一人の患者にもっと時間をかける、そんな診療がしたい

患者さんへの接し方で心がけていることはありますか?

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【沼田先生】僕はわりと厳しいこともはっきり言うほうだと思います。ただ、例えば相手が年配の女性の場合は、自分の母親だったらどう説明するかとか、お子さんが相手の場合は、自分の子どもだったらどう話すか、などと考えるようにしています。あとは虫歯でも歯周病でも、「なぜ治療が必要な状態になってしまったのか」ということを、なるべく全員に知ってほしいし、できるだけ説明するようにしています。ただ、そういった説明はうるさがられることも多いようですが(笑)。

海外での経験が、診療方針に影響を与えているのですか?

【沼田先生】日本ではよく歯科医院とコンビニエンスストアの数が比較されますよね。コンビニより歯科医院のほうが多かったとしても、世界的に見たら歯科医院が多過ぎるわけではないんです。オーストラリアの中では少ないと言われるメルボルンでも、200メートルごとに歯科医院があるといわれていて、その数は人口比で日本の2倍以上。アメリカでも日本の1.7〜1.9倍ぐらいです。なぜ欧米はこれほど多いかというと、オーストラリアでもアメリカでも、歯科医師は1日に5〜8人の患者しか診ないからです。その代わり治療時間は、1人の患者に1時間から2時間くらいかけます。それに対して日本では、1日30〜40人ぐらい診るのではないでしょうか。それでは1人に十分に時間をかけることができません。当院では一人ひとりじっくり診たいという想いが強いので、当院で歯科医師1人につき1日8人ぐらいを診療するようにしています。

歯科技工にもこだわりがあるとお聞きしました。

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【沼田先生】信頼できるデンタルラボに依頼して技工物を作っています。審美歯科の分野として、どれだけリアルな物が作れるかにはこだわりがあります。それもただ白ければいいというわけではなく、ほかの歯科医師が見てもすぐには気づかれないぐらいの物を作りたいと思っています。昔から「歯科医院の窓は北向きがいい」といわれていて、それは太陽光が直接差し込まないようにし、どの時間帯でも歯の色が同じように見えるからなんです。当院ではさらにライトの配置や明るさなども、パーティションの反射も計算に入れた上で最適な環境をつくれるように設計しています。技工物の出来によっては、患者さんが気づいていなくても、自分で満足できないときは作り直させてもらうこともあります。

なぜ治療が必要になったのかを知ってほしい

中筋先生のご経歴や担当されている矯正歯科について教えてください。

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【中筋先生】私も沼田先生と同じく愛知学院大学出身です。大学在学中に親知らずを抜くためにかかった歯科医院で矯正を勧められ、その結果に感激して矯正を勉強するようになりました。私だけでなく、当院のスタッフは沼田先生以外全員が矯正を経験しているので、それだけ患者さんの気持ちに寄り添った対応ができるのではないかと思っています。また、一般にはあまり知られていませんが、国が指定する先天性疾患や、噛み合わせに異常がある場合は、保険適用で矯正治療が受けられるケースもあるので、ぜひご相談ください。現在の矯正の患者さんの年齢層は、30〜40代の方が多いですね。でも50代以上で始められる方もいらっしゃいます。年齢はあまり関係なく、何歳でも思いついた時が始め時だと思います。

こちらの歯科医院では子ども向けのイベントを行っているそうですね。患者さんの層を教えてください。

【沼田先生】患者さんの層としては、半数近くはお子さんです。その親御さんを含めると7割ぐらいになりますね。あと、土曜も夕方5時まで診察しているので、平日仕事している方がその時間帯に来られることも多いですね。長久手市や日進市には、十五夜の日だけは軒下に飾ったお月見団子を子どもたちが盗って食べてもいいという、古くから伝わるお月見の風習があるんです。ところが今は、長久手市でも学区によってやっているところとそうでないところがあって、うちの学区ではやっていないんです。今の子どもたちは学区を越えて塾に通ったりしていますから、やっているところの子どもだけがお菓子をもらっていたりするとかわいそうでしょう? だったら当院でやったらいいんじゃないかと思って始めました。スタッフみんなでお菓子を買って用意しておくんです。多い時は150人近いお子さんが来ますよ。

最後に、今後の展望についてお考えを聞かせてください。

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【沼田先生】将来的には、一人の患者さんに対してさらに時間をかけた診療ができるようにしたいですね。理想を言えば、当院だけでなく日本中の歯科医院がそうなってほしいと思います。若い時は考えもしないかも知れませんが、年を取ったら「一番の楽しみはおいしいものを食べること」という人はとても多いんです。それを実現するためにも、もっと予防歯科の大切さを知ってほしいと思います。定期的に美容院や理髪店に行くのと同じように、半年に1回は定期検診を受けていただけるようになるといいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

【矯正歯科】検査・診断(歯型採取、エックス線検査、口腔内写真、顔の写真ほか、必要と考えられる精密検査)/3万円、矯正料金/40万~120万円、処置・管理料金/4000~6000円 【審美歯科】オールセラミック冠・ジルコニア冠/12万~15万円

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