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かなもり眼科クリニック

かなもり眼科クリニック

金森 章泰 院長

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「緑内障の患者を最後まで責任をもって診る」と力強く話すのは、緑内障の手術を数多く手がけてきた「かなもり眼科クリニック」の金森章泰(かなもり・あきやす)院長。大学病院勤務時代から緑内障の臨床研究や手術に携わってきたスペシャリストだ。アクセスのしやすい明石駅前に、2017年に同院を開業した。大学病院での外来の経験をもとに、緑内障を中心とした診療を行っている。「緑内障とは気長に根気強く付き合いましょう」と話し、患者の苦労にとことん向き合う姿勢が印象的な金森院長に、緑内障治療への強い思いや今後の展望などを聞いた。
(取材日2019年9月30日)

緑内障の日帰り手術を手がけ、患者を最後までサポート

―クリニックの特徴を教えてください。

当院の特徴は、大学病院と同レベル以上にこだわった緑内障の診療を行い、緑内障日帰り手術にも対応していることです。私自身がこれまで、十数年にわたり神戸大学附属病院で緑内障の臨床研究や手術に数多く携わらせていただき、この分野において専門的な知識と経験を積んできました。これらの経験を生かした専門性の高い緑内障治療を提供しています。手術室も大規模病院と同等の空調システムを導入、無菌状態を保てる環境を整え感染予防に努めています。白内障手術においても手術室の環境は大切です。その他大人の斜視手術も日帰りで行っています。大学病院勤務時代は、大がかりな研究をしないといけない場合もあり、どうしても外来の時間が限られていましたが、当院では患者さん一人ひとり時間をとって診療できますから、最後まで責任を持って診ることをめざしています。緑内障の患者さんを最後までサポートし、日常生活を支障なく送ってもらうことが目標です。

―緑内障はどのような病気なのですか?

目の奥の神経が障害され、視野が狭くなる病気で、眼圧の上昇が病因の一つです。発症してもしばらくは自覚症状がないのが怖いところですね。残念ながら治ることは期待できず、眼圧を下げることを目的に、点眼薬やレーザー、手術などによる治療を行い、進行を抑えることをめざしていきます。40歳以上の20人に1人が緑内障だともいわれていますが、もっと若い人や近視が強く頭痛や冷え性がある人などにも見られます。失明するかもしれないと不安になる人もいますが、軽症の場合も多く、きちんと診断を受けて自分がどのレベルにあるのかを認識することが、治療への第一歩です。当院では、結膜炎などの軽い症状で来られたものの、検査で緑内障が見つかって早期に治療を開始できた方などもいらっしゃいます。

―これまで印象に残っている出来事はありますか?

大学病院で勤務していた頃はお子さんを診ることも多かったです。中には乳児や小学生くらいの時に緑内障が見つかって、私が手術を担当した患者さんもいらっしゃいます。その後成長され、今では結婚し、お子さんを連れていらっしゃることも。また、私と同年代の方を手術することもあります。働きざかりの年代ですが、無事に仕事に復帰されたとお聞きした時は本当にうれしいですね。緑内障の手術をしても治すことは期待できず、進行を抑えることしか望めません。そして、ある一定の確率で合併症が起きるリスクもあるとされているのです。そんな中、私を信頼いただき、一緒になって手術を乗り越え、長くお付き合いをしていただけるのが一番の喜びです。医師冥利に尽きますね。



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