清水 みどり 院長の独自取材記事
ReBon Dental Clinic
(四日市市/近鉄四日市駅)
最終更新日:2026/08/13
近鉄四日市駅から徒歩10分、商店街の並びに「ReBon Dental Clinic」はある。爽やかなブルーの空の絵とクリニックのロゴが印象的な同クリニックの清水みどり先生は「患者さんが親しみやすいようなクリニックにしていきたい」と朗らかな笑顔で話す。一人ひとりの患者とじっくり向き合いながら治療を進めていくため、診察台はあえて2台のみ設置。「口腔内を美しく保つことが人々の笑顔につながる」と考える清水先生は、歯科診療を通じて地域の人々の健康を支えることをめざす。そんな清水先生に、クリニックのコンセプトから診療で心がけていることなど幅広く話を聞いた。
(取材日2026年7月22日)
時間をかけて一人ひとりと向き合うクリニック
まず、こちらのクリニックのコンセプトについて教えてください。

当クリニックは、一人ひとりの患者さんをじっくり診るためにつくられたクリニックです。四日市市内の歯科医院の分院として2015年に開院し、私は開院と同時に分院長として、このクリニックで診療を始めました。その後、2024年からは私自身が運営する歯科医院として独立し、現在に至ります。当初から、「車でなくても通うことができ、患者さん一人ひとりとじっくり向き合いながら、ゆったりと診療ができるクリニックにしたい」という思いからつくられた歯科医院です。1時間にお一人の患者さんを診ることを基本とし、診察台も2台だけにしました。2人の患者さんが同時にいらっしゃるときは、歯科衛生士によるメンテナンスと私の診察を並行して行い、それぞれの患者さんに十分な時間を確保しています。開院当初から大切にされてきた考えを現在も大切にしながら診療しています。
先生が歯科医師をめざされたきっかけは何だったのでしょう。
親戚が3人歯科医師をしていたのもあって医療系の仕事に就きたいと考えていたのと、幼い頃から父に「歯は健康の入り口だから絶対大事にしてほしい」と言われてきた影響もあります。父は薬剤師をしていたのですが、歯にコンプレックスを持っていて、「歯科医師になって僕の歯を治してくれたらな」なんて話もしていました。父は「歯は大事」といつも言っていて、私は小さい頃、甘いものをあまり食べさせてもらえませんでしたね。歯科クリニックというとどうしても「怖い」「緊張する」というイメージがあるかと思います。私のおしゃべりな性格も生かして、来ていただいた患者さんにはリラックスして治療を受けてもらいたいと思っています。
こちらのクリニックに勤務されるまでのご経歴をお知らせください。

鹿児島大学の歯学部を卒業した後、津市の出身だったので三重県に戻りました。鈴鹿のクリニックで4年半ほど勤務した後、結婚して千葉で5年勤務しました。フランス人の夫と結婚したので、その後は15年ほど海外に住んでいました。海外に住んでみて、日本人に比べて外国の方は口腔の健康をとても大切にしていることを実感しました。例えば知り合いのフランス人の老夫婦は、郊外暮らしで不便ながらも、車をもう1台増やすより歯の治療を優先していると話していました。歯の健康を人生の中でとても大切なものとして考えていることに驚きましたね。帰国後、再び歯科医師として働こうと考えていたところ、ちょうどこのクリニックが歯科医師を探していたため勤務することになりました。一歯科医師ではありますが、日本でも歯を健康に保ち、きれいにしていくことの大切さを、もっと多くの方に知っていただければと思っています。
きれいな歯が笑顔と健康につながる
普段の診療で心がけていることはどのようなことですか?

患者さんが何を求めているのかを聞くことを大切にしています。私がいくら歯はきれいなほうがいいと言っても、その人にはその人の価値観であったり、気持ちがあると思うので、できるだけその思いをくみ取りたいと思っています。方針を押しつけるのではなくて、歯は健康にとって重要であることを理解していただいた上で、納得のいく治療をして、笑顔で帰ってもらうのが一番だと考えています。ご高齢の患者さんは「若い時に歯を大切にしておけば良かった」という人が多いです。そういった後悔をなくすためにも、歯をきれいにしておくことは大切です。治療が難しくなったりする前に治療できるよう、当クリニックでは患者さん1人に1時間とって、初診の時には特にじっくり話を聞くようにしています。
口腔内の健康を守るためにどのような診療を行っているのでしょうか?
当クリニックでは、まず患者さんのお話をしっかり伺い、口腔内を検査した上で、一人ひとりに合った治療方法を提案しています。一般歯科と矯正歯科の両方に携わっているからこそ、目の前の症状だけでなく、口腔全体の健康を見据えた診療ができると考えています。例えば歯並びや噛み合わせに問題がある場合には、見た目を整えるだけでなく、長期的な口腔環境まで考えながら治療計画を立てています。また、院内にはCTを導入しており、歯や顎の骨の状態をより詳しく把握しながら診断を行うことが可能になりました。歯のクリーニングやブラッシング指導は歯科衛生士が担当していますが、患者さんの中には歯石取りや治療に不安を感じる方もいらっしゃいますので、診療内容を丁寧に説明しながら進めるよう心がけています。ホワイトニングなど審美面のケアにも対応しており、口元に自信を持つことで笑顔や心の健康につながればうれしいですね。
より良い診療のために取り組んでいることを教えてください。

当クリニックでは、虫歯や歯周病の治療だけでなく、口腔がん検診にも対応しています。口腔がんは早期発見が非常に重要なため、定期的にお口の状態を確認することが大切だと考えています。当院では専用の機器を用いた検査も行っていて、原因がわからない口の違和感で当院を受診された方の検査では、異常を見つけ、口腔がんの早期発見につなげられるよう取り組んでいます。早い段階で発見できれば治療の選択肢も広がるため、「何となく気になる」という程度でも気軽に相談していただきたいですね。また、今年の9月からインプラント治療も開始する予定です。インプラントは失った歯を補うための有用な選択肢の一つですが、まず大切なのは口腔内を健康な状態に保つことです。その方のお口の状態や生活背景も踏まえながら、本当に必要な治療を提案していきたいと考えています。
気軽に話しやすいスタッフと親しみやすい院内の雰囲気
スタッフはどのような方々ですか?

私にとってとても頼りになるスタッフたちです。私もこれまでいろいろな歯科クリニックに勤めてきましたが、ここのスタッフは本当に患者さん一人ひとりのことをよく考えていると思います。患者さんに気持ち良く治療やメンテナンスを続けていただくためにはどうすればいいか、スタッフ同士で意見を出し合って考えることもあります。診療の合間にスタッフと患者さんが楽しそうに会話をされていることも多く、患者さんからも「話しやすい」「親しみやすい」と感じていただいているのではないでしょうか。歯科医院は緊張する場所だと思いますが、スタッフの優しさや親しみやすさによって、少しでもリラックスして過ごしていただけるような雰囲気をつくっていければと思っています。
先生の休日の過ごし方やご趣味について教えてください。
昔は音楽が好きでフルートを演奏していました。ただ、結婚して子どもができてからは、子育てで忙しくなってしまいました。子どもの成長とともに手が離れてきたので、そろそろやっと自分の趣味の時間が持てるかなと思っているところです。今までは子どもと遊ぶのが趣味のようなものでしたからね。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。

繰り返しになりますが、歯は健康への入り口なので、歯が痛くなってからではなく、普段から定期健診などで気軽に来ていただきたいです。それによって、その方の全身的な健康を支えることができればと思っています。虫歯や歯周病だけでなく、口腔がんの検診も行っています。また、お口の症状だと思っていたものが、実は全身の病気のサインであることもあります。例えば、下の歯や顎の痛みが心臓病に関連しているケースや、原因不明の発疹が口の中の金属によるアレルギーだったケースもあります。お口の健康を診ることは全身の健康を考える上でも非常に大切なのです。不定愁訴でお悩みの方も、ぜひ一度ご相談ください。それから、英語とフランス語での診療にも対応していますので、海外の方にも安心して来院していただければと思います。
自由診療費用の目安
自由診療とはホワイトニング/1万1000円~
口腔がん検診/5500円
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

