歯を残すための根管治療で
いつまでも自分の歯で噛めるように
新大久保礒田歯科医院
(新宿区/新大久保駅)
最終更新日:2024/11/21


- 自由診療
根管治療とは歯の根っこの部分の治療のことで、歯内療法ともいわれる。これは、虫歯や外傷によって歯の神経にもトラブルが生じた時、歯を抜いてしまうのではなく、残すために行う治療だ。専門的かつ高度な技術を必要とする治療であり、トラブルの再発を防ぐためにも、専門とする歯科医師に治療してもらうことが望ましいといわれている。今回は、大学病院で歯内療法を専門的に学び、精度の高い治療を行っている「新大久保礒田歯科医院」の礒田浩太院長に、根管治療の現状や自身の治療について話を聞いた。
(取材日2017年4月12日/情報更新日2024年11月8日)
目次
マイクロスコープを用いた精密な根管治療で、患者の歯を1本でも多く残したい
- Q根管治療とは、どのような治療なのですか?
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A
▲1回目の治療がとても重要と話す礒田院長
根管治療は歯を残すための治療のことで、2種類あります。1つは、虫歯によって歯髄と呼ばれる神経組織まで腐敗が及んだ場合に行う治療。病巣を取り除いて根管を清潔にし、充填物として薬剤を詰めて歯を保存します。その後、かぶせ物を製作するなどして噛めるようにします。もう1つは再根管治療といって、2回目以降の根管治療のこと。根管治療を行ったとしても細菌がゼロになるわけではないので、後に再感染を起こすことがあるのです。腫れたり、噛んだ時に痛みがあったり、ひどくなると膿が出てくることもあり、その処置のために再び根管治療が必要になります。再根管治療を防ぐには、1回目の治療がとても重要になります。
- Q保険診療と自由診療とでは、どのような違いがありますか?
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A
▲高度な設備をそろえることで、精度の高い治療が可能に
日本の保険診療の範囲では、材料や設備、時間などに制限があるため、特に根管治療のような精密な治療においては、精度の高い治療が難しい現状があります。一方、アメリカなど海外では自由診療が一般的です。その分、患者の医療への意識が高く、根管治療においてはその分野を専門とする歯科医師が担当するのが主流。そのため、再治療になるケースが少ないといわれています。日本でも自由診療であれば、歯科医師の判断や技術によって使用する材料の選択肢を増やせますし、マイクロスコープをはじめ高度な設備が使えるなど、海外と同水準の治療の提供が期待できます。
- Qこちらのクリニックにおける根管治療の特徴を教えてください。
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A
▲時間をかけ、再治療のない治療をめざす
再治療がないような精度の高い治療をめざしているので、基本的に自由診療です。マイクロスコープを用い、1回1時間から1時間半かけて治療を行います。マイクロスコープ下では20倍ほどの拡大視野が得られるため、肉眼では見えない病巣もしっかり取り切れるのが強みですね。従来は勘に頼らざるを得なかった部分の汚れもピンポイントで除去し、できる限りクリーンな状態にできます。また、歯科用CTを用いて病巣の位置や取り残しを確認しているのも特徴。CTでは3次元の画像によって見えにくい位置の虫歯も確認できるので、精密な判断につながります。
- Q礒田先生は、歯内療法を専門にされていると伺いました。
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A
▲大学病院等でさまざまな症例に対応
当院に赴任する前は、日本歯科大学附属病院で歯科保存、歯内療法を専門に行ってきました。直前まで助教として、現在は非常勤講師として学生の指導にも力を注いでいます。大学病院では、難しい症例も多かったですから、当院でもさまざまなケースに対応できると思います。例えば、手術をした根っこの先端部分が再感染し、大きな膿のかたまりができてしまった患者さんや、根管に穴が開いているといった、通常は抜歯になるようなケースもありましたね。そのたびに「何とか保存できないか」と考え、うまく治療を進められた時はうれしかったです。人工物よりも自分の歯のほうがしっかり噛めますし、将来的に周囲の歯に負担をかけずに済みますから。
- Qどのような歯でも残せるのでしょうか?
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A
▲残せない場合も納得のいくまで、説明してくれる
絶対に治るとか、どんな歯でも残せる、とは言えません。以前、「何年も治療をしているけれど良くならない」という患者さんがいらっしゃって、マイクロスコープで歯の中を確認したところ、見えない部分が割れてしまっていました。こういうケースでは、抜歯になりますね。ただ、マイクロスコープの画像を患者さんにも見ていただくと、現状がはっきりわかりますので、患者さんも納得しますよね。原因がわからないままだと、治療がむやみに長引いてしまいます。それを防ぐための診断ツールとしても、マイクロスコープは非常に有用だと思いますので、ぜひ一度ご相談していただけたらと思います。
自由診療費用の目安
自由診療とはマイクロスコープを用いた根管治療/7万7000円~(※CT撮影費等は含まず)、CT/1万1000円〜
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。