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河合 依子 院長、佐藤 美乃里 先生の独自取材記事

みゆき歯科

(越谷市/大袋駅)

最終更新日:2020/04/01

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東武伊勢崎線大袋駅から徒歩10分ほどの住宅街にある「みゆき歯科」。子どもから高齢者まで一人ひとりに合わせた歯科治療を展開する「町の歯医者さん」だ。「ずっと自分の歯で食べる、という目標に向かって、一緒に頑張っていくパートナーでありたい」と話すのは、院長の河合依子先生。患者の話を聞き、その生活背景や性格をしっかりつかんだ上で、患者自身が自分の口の健康に興味を持っていけるような、丁寧な診療を行っている。河合院長と佐藤先生に、2017年のリフォームのことや、医院の方針、診療の際に大切にしていることなどをたっぷりと聞いた。
(取材日2017年10月13日)

「歯を失わないように予防できる」と知ってほしい

2017年にリフォームされたばかりなのですね。

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【河合院長】はい。2003年の開院からだいぶたったのもあって、2017年の夏に全面的にリフォームしました。一番こだわったのはユニットで、中を巡る水をすべて滅菌水にしました。口をゆすぐときの水は滅菌水、かつ微温水なので、冷水に比べ痛みを感じにくいと思います。チェアも背中や腰になるべく負担のかからない構造になっているので、より快適に治療を受けていただけるようになりました。あとは院内の動線にもこだわって、レントゲン室に出入り口を2つ設けることで患者さんがスムーズに出入りできる造りにしたり、患者さんに少しでも明るい気分になってもらえるように、待合室・診療室は明るい色合いで仕上げてもらいました。

滅菌について精通しているスタッフさんがいらっしゃると伺いました。

【河合院長】詳しい者が2人在籍しています。安心・安全は医療の根本にあたる重要な部分だと思うので、滅菌には力を入れているんです。一言に「滅菌」と言っても、器具の扱いや、感染症の患者さんの場合と通常の患者さんの場合の滅菌レベルの違いなど、さまざまな要素があります。ですから私たち医者だけではなくスタッフも研修を受講してきちんと取り扱いを学んでおくことは重要だと考えています。
【佐藤先生】滅菌の技術には、専門的に学んでいないとわからないこともたくさんあります。「先輩から受け継いだものをよく理解しないまま続けている」だけで、昔のやり方の繰り返しになってしまいがちなので、しっかりと技術を身に付けたスタッフがいてくれることは心強いですね。

医院の治療コンセプトを教えてください。

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【河合院長】「もう歳だから、虫歯になっても仕方がない」「もう歳だから、歯が1本や2本なくなっても仕方ない」と言われる方が本当に多いのですが、歯の病気は基本的に「虫歯」と「歯周病」の2種類しかないと思っています。そしてそれらは間違いなく、日々のホームケアと定期的に医院に来てもらってのメンテナンスを通して、予防することが可能だと考えています。ただ、予防の仕方を知らないか、知っているけど実行できていないために、歯を失ってしまうわけですね。最近では、口内を健康に保ち、虫歯や歯周病を予防することが、心臓病や生活習慣病の予防につながるというエビデンスも出ています。「口は健康の入り口」ですから、そういうことを含めて自分の口内に興味を持ってもらい、虫歯や歯周病の治療をゴールではなくスタートとして、自身の健康を維持していく。そのためのお手伝いができればと思っています。

患者を知ることが治療の第一歩

患者さんに接する際に、心がけていることはありますか?

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【河合院長】虫歯・歯周病の予防には生活習慣の改善が不可欠ですが、一人の人の生活習慣を変えるのは並大抵のことではありません。まずは毎日何を食べているかとか、そういうところをお話しできる段階まで持っていくこと、心を開いて話をしてもらいやすい環境をつくることが第一ですね。
【佐藤先生】歯科治療は患者さんの生活スタイルや性格と非常に密接な関係がありますが、いきなりそこには踏み込めないので、まずは世間話をするような感じでお話しすることを大事にしています。私は結構雑談が多いのですが、おじいちゃんやおばあちゃんはそれだけでも喜ばれたりするんですね。お天気の話とか、本当にたわいもないことなんですが、それがきっかけで患者さんが自分のことを話してくれたり、話が広がっていくこともあります。話をする中で、「この患者さんはこういう性格なのかな」というのも見えてきて、それが治療方針づくりにも役立っています。

カリソルブ(薬剤で虫歯部分を溶解し取り除く治療法)も取り入れられているのですね。

【河合院長】削らず虫歯治療ができるので、虫歯治療が苦手なお子さんや歯科への恐怖心が強い大人の方によい方法だと思います。ただ、削った場合に比べて時間がかかるので、誰にでもお勧めできるわけではないですね。とはいえ「求められているのにできない」はつらいので、さまざまな需要に応えるためにでき得る限り多くの引き出しを用意しておきたいと思うんです。
【佐藤先生】院長が仰るとおり全員に役立つものではありませんが、適応する患者さんもおられるので、カリソルブを提供できることに意味はあると思います。患者さんが納得される治療をしていきたいので、今後も日々の勉強や研修を通して、引き出しを増やしていきたいです。

こちらの医院で導入されている「バクテリアセラピー」とはどんなものでしょう?

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【河合院長】ヨーロッパで新しく誕生した予防医学で、腸内細菌など体の中の細菌のバランスを整えることで、体質改善をめざす細菌療法の一種です。具体的には、善玉菌をサプリメントで摂取するのが基本となりますね。
【佐藤先生】もともと人の体に住んでいる善玉菌を摂取する、ということになるので、体に優しい療法といわれています。気になるという方は、ぜひご相談いただければと思います。

自分の歯で食べるために一緒に頑張るチームでありたい

先生方が歯科医師になったきっかけを教えてください。

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【河合院長】実は最初は興味がなかったのですが、歯科医師である兄からしつこく「歯科医師になったほうがいい」と言われ続けたのがきっかけですね(笑)。最初は「女性歯科医師ということで不安がられるのではないか」という思いがあったんですが、逆に女性だからと安心してもらえることもあり、女性であることのメリットも感じています。それに、患者さんが痛くなく、怖くなく治療を受けられるよう気を配るのは女性のほうが得意かなと思いますので、細かい表情の変化などにも気づけるように常に意識しています。
【佐藤先生】私は祖父と父が歯科医師だったんですが、自分の仕事に誇りを持ち毎日楽しそうに働く父の姿を見ているうちに、自然に歯科医師への道を選んでいました。やはり手に職があるのは強みですし、社会に貢献していることが生きがいにもなるので、歯科医師になってよかったなと思います。

休日はどんなふうに過ごされていますか?

【河合院長】やはり子どもがメインになりますね。私がもともと田舎育ちなこともあり、子どもにはできる限り自然に触れていろいろなことを体験し、「まずやってみよう!」という好奇心を持ってもらいたいので、キャンプなど自然と触れられる場所に出かけていくことが多いです。
【佐藤先生】私も家族3人で出かけることが多いです。行き先はショッピングモールなどがほとんどですが、お天気のいい日は近くの公園に遊びに行ったりしています。

最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

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【河合院長】受け皿は広いほうかと思いますので、歯で悩んでいることがあればぜひ一度来てみてほしいと思います。お口の悩みは口だけの問題だと思われがちですが、笑顔に自信がなく人前に出るのが恥ずかしいなど、さまざまな悩みにつながっているもの。お話しいただければ、何かしらの解決の糸口を見つけられると思うので、歯科医院という枠にとらわれず、気になることがあればご相談ください。
【佐藤先生】定期的に美容院に行くように、生活の一部として通ってもらえる場所になれたらと思います。歯科医師と患者ではなく、「自分の歯で一生食べていく」という目標達成をめざして一緒に頑張るチームでありたいですね。「治療が終わったら歯科医院通いは終わり」ではなくて、良い状態をキープするためのスタートだと思って、二人三脚を続けていければと思います。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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