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木村 哲也 院長の独自取材記事

きむらてつや整形外科内科

(目黒区/自由が丘駅)

最終更新日:2019/08/28

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自由が丘駅から徒歩2分。2017年2月に開院した「きむらてつや整形外科内科」は、整形外科と内科の診療と予防医療に力を入れるクリニック。健康寿命をいかに伸ばすかを念頭に、患者のケアを体の内外から行っている。患者の話をしっかりと聞き、訴える痛みを軽減するだけでなく、数年後を見据えた予防医療にあたっている。院内にはベッドが8床あり、機械療法のほかに理学療法士の手による運動療法も取り入れている。水圧によって体をほぐすウォーターベットも設置。「一番の自慢はスタッフ」と答える木村先生に、開業の経緯や診療内容、今後の展望などについて話を聞いた。
(取材日2017年3月2日)

信頼できるスタッフとよりよい医療を提供

自由が丘を開業の地として選んだきっかけは?

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ここはもともと整形外科医院だったんです。前の院長から引き継いで2月に当院を開業しました。私は横浜市内の病院に勤めた後、東京の青山で在宅医療の仕事をする中で開業を考えるようになりました。昔から好きだった街ということもあり、開業するなら自由が丘と決めていました。自由が丘は東横線の中心エリアでアクセスもよく、高級住宅街もあるエリアで商業施設も多く、人が集まりやすいところですよね。自由が丘で整形外科を継承しないかとの話を頂き、すぐに心を決めました。それがまだ去年の11月の話で、そこからあっという間にすごいスピードで開業が決まり、事が進みました。私の中では運命的な話でした。

患者さんの層はいかがですか?

70〜80歳がほとんどかと思ったら、意外と20〜30代の若い方も多く、お子さんの骨折などを診ることもあります。私が以前から診てきた患者さんが来てくださることもありますが、もともとこちらに通われていた地域の方が一番多いですね。前の先生はもう診療されていないので。自由が丘の患者さんは、私の意思が伝わりやすくて向こうからもきちんと伝えてくれる、いわゆるインフォームド・コンセントがしやすいように感じています。また、電気治療だけやってきた方に人の手を使った運動の治療を勧めることもあるのですが、新しいことに躊躇なく反応してくださる方も多いです。

開院にあたって一番こだわられた点をお聞かせください。

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人間的にも医術的にもすばらしいスタッフに囲まれているところです。スタッフは全員、信頼のおける知人づての紹介だったりなど、信頼できる人材で構成されているので自信を持てる部分だと思っています。看護師は私とずっと一緒に仕事をしてきた人ですし、リハビリのスタッフも紹介から私のビジョンと一致する人を面接を重ねて選びました。ここの前の医院からのスタッフも何人かいて、患者さんとすでに信頼関係がある場合もあり、その辺は安心していただけていると思います。スタッフ集めには一番こだわりました。同じ意志というか共感を得て勤めもらっているからか、みんな仲が良いですね。

ロコモとメタボとメンタル、3つの要素に貢献したい

人の手を使った運動療法を加えたメリットをお聞かせください。

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私のめざしているものとして、予防医学、健康寿命への献身があります。日本の平均寿命は延びていますが、「健康寿命(介護なしで過ごせる期間)をいかに伸ばすか?」を一番の目的でやっているため、運動療法を人の手でやることで、体の機能を整えて筋力を付けたり、関節が固まらないようにメンテナンスしていきます。器械や薬の治療に頼るだけではあくまで対症療法だと思うんです。やはり根本的に体の機能を改善させて、寝たきりにならないように足腰のメンテナンスをしていくということが大きな利点ですかね。理学療法士がしっかりやってくれているので、やって良かったという声も多く、通い続けてくれる人も多くいらっしゃいますね。

診療の際に心がけていることは?

当たり前のことですが、「自分が患者だったらどうしてもらいたいか?」ということを考えて、最後まで丁寧に話を聞いて、患部に触ってあげることです。軽症の方であっても手を触れることはほぼ行っています。健康意識の高い方が多く、治したい、良くしたいと来院してくださる方も多いので、私も早く治してあげたいという思いで治療をしています。どんな方とも平等に接して「なんでも相談窓口」になれたらと思っていますね。

整形外科と内科を掲げていらっしゃる医院は珍しいですね。

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3つの柱があると考えていて、1つが「ロコモティブシンドローム」。足腰の老化を防ぐというものですが、これを早めに見つけて治療するのが整形外科として一番大事なところだと。2つめが「メタボリックシンドローム」。内科として内蔵脂肪・血糖・血糖値をコントロールして、動脈硬化を予防して将来的に心筋梗塞や脳卒中を予防します。3つめが認知症などのメンタル疾患。メンタルケアを行うことも健康寿命を延ばす重要なポイントと考えています。このロコモとメタボとメンタル、3つの予防に貢献するのが最終的な目標です。私は整形外科の医師なのでまずロコモを治して予防したいという思いがあり、さらに在宅医療で内科の患者さんを診るようになって、内科の予防的治療を一緒にやっていきたいと思うようになりました。メンタルについては精神科や心療内科の専門的な知識も必要なのでもう少し時間をかけて心療内科というところまで広げられたらと思います。

在宅医療で医療スタイルや患者への向き合い方に変化

得意としている、力を入れている治療は?

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予防医学的な見地からすると転倒骨折予防ですね。骨粗しょう症の検査のデータに基づいて運動療法と食事療法の指導をして、薬で骨密度を上げていきましょうと、そこはこだわってやっていますね。骨粗しょう症は薬だけではなく、食事と運動の3本立てでやっていくことが大切だと思っていて、薬だけだと本人としても効いている実感が如実に現れるわけではないので、なかなか満足感が得られにくいんです。運動だとこれだけ頑張った、体重がこれだけ変わったとか、自覚症状としても感じやすいのでできれば食事と運動療法を充実させていきたいと思っています。

医師をめざしたきっかけは?

祖母が肝臓がんでずっと具合が悪く、いつも病床にいるのを見ていましたから、病気の恐ろしさや元気でいることの大切さはいつも考えていました。もともと人のメンタル面にアプローチすることに興味があり、最初は精神科医になりたいと思っていたんです。ただ医学部に入って研修を行う中で、整形外科の手術後の回復のわかりやすさなどが魅力に感じるようになり、専門としました。実は父がスポーツ整形外科だったのですが、知らず知らずのうちに父の背中を見てというところもあったのかもしれませんね。

読者へのメッセージをいただけますか?

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整骨院やマッサージには行くけれど、医院だと話しにくいという印象をお持ちでしたら、当院はそうではありません。私自身、在宅医療を2年間やったことでプライベート医療として患者さん本人だけでなく、ご家族の方などとも接して行く中でコミュニケーションの仕方などを勉強してきました。ここに来れば心も体も良くなるというふうに貢献していきたいと考えています。繰り返しになりますが自信を持って素晴らしいといえるスタッフたちが当院の特徴です。スタッフ一丸となって、地域の皆さまにより良い医療を提供できるよう頑張っていきたいです。

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