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三浦 由雄 理事長、三浦 正博 院長の独自取材記事

みうらクリニック

(安城市/新安城駅)

最終更新日:2019/08/28

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新安城駅より車で約5分の「みうらクリニック」は、大腸・肛門の病気を専門とする三浦由雄先生が、専門病院で豊富な経験を積み2009年に開業した。2019年1月からは消化器内科専門で長男の三浦正博先生が院長に就任、理事長となった由雄先生と2人体制で地域医療に貢献している。「このエリアで大腸内視鏡検査ができるクリニックは少ないので、遠方から来てくださる方もいます」と由雄理事長。正博院長は大腸がん、胃がんの予防には内視鏡検査が有用と考え、「つらくない、苦しくない内視鏡検査を広めたい」として、鎮痛剤を用いて患者の負担をできるだけ軽減する検査法を実施しているという。今後も地域のかかりつけ医として尽力していきたいと話す息の合った2人に、医療にかける思いなどを詳しく聞いた。
(取材日2019年2月7日)

肛門科と消化器内科、それぞれの専門を生かして

開業の経緯やこれまでのご経歴についてお聞かせください。

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【由雄理事長】私は岡崎の生まれで、名古屋大学医学部を卒業して最初に安城市の八千代病院の外科で3年ほど勤務しました。その後は20年以上にわたって豊田市の家田病院で勤務をしていましたが、開業を考えた時に、八千代病院時代からご縁のあった先生にこの場所を紹介され、2009年に開業しました。地域の町医者として風邪などの一般的な内科にももちろん対応しますが、私の専門は外科・肛門科なので、開業してからも内視鏡の検査には特に力を入れてきました。
【正博院長】私は愛知医科大学を2009年に卒業し、豊田厚生病院で初期研修を受けました。その後、同院内科・消化器内科で4年、八千代病院の内科・消化器内科で4年間勤務をし、この度2019年1月に当クリニックの院長に就任しました。

先生方はいつから医師をめざされていたんですか?

【由雄理事長】私には弟がいるのですが、私が7歳の頃、母が弟を出産してすぐに子宮がんの手術をしました。手術は成功し、母は今でも元気ですが、医師の道を意識したのはその時が最初だったのかもしれません。両親の理解もあり、大学進学にあたっては迷うことなく医学部を選び、今に至っています。
【正博院長】私の場合は両親が医師だったので、小さい頃から普段の生活の中で医師という仕事がとても身近な存在でした。両親が患者さんから感謝の言葉をもらっている姿を見て、人のためになる仕事がしたい、という思いで医学部をめざしました。

最近、正博先生へご継承され、新体制になったそうですね。

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【由雄理事長】2019年からは、私が理事長として外科・肛門科を、院長に就任した長男が内科や消化器内科を担当する体制となりました。今までは私一人ですべての患者さんを診てきたので待ち時間が長くなるのが大きな課題でした。息子が一緒に診療してくれるようになってからは、私としても気持ちに余裕ができましたし、何より患者さんにとって待ち時間が少なくなったことは良かったと思っています。もともと当院は内視鏡の検査に力を入れてきましたので、息子の専門が消化器内科ということで、検査も安心して任せられるのもありがたいですね。外科・肛門科と消化器内科という異なる専門をもつ医師がいることで、患者さんを総合的に診療できるというメリットもあると思います。

定期的な内視鏡検査でがんの予防を

この地域の特徴や患者層などについてお聞かせください。

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【正博院長】この地域は自動車関係の会社が多く、若い世代の方も住む活気ある地域ですね。当院の患者さんもお年寄りだけでなく若い方も増えていますが、皆さん人柄がいい方ばかりという印象です。会社の健診で再検査が必要になり来院する患者さんも増えていますね。
【由雄理事長】この辺には大腸の内視鏡検査を行っているクリニックはあまり多くないんです。大腸がんで手術が必要な場合には、患者さんの希望を伺いながら総合病院を紹介するなど、連携をとりながら治療を進めています。

こちらのクリニックで特に力を入れていることは何ですか?

【正博院長】理事長からもお話があったとおり、内視鏡検査に力を入れています。「つらくない、苦しくない内視鏡検査を広めたい」というのが私の思いですね。大腸がんというのは内視鏡の検査をして早期に発見すれば治療が可能な病気、つまり、予防できる病気です。そのためには、内視鏡検査をしっかりと受けてもらうことが大切ですが、その妨げとなっているのが「大腸の内視鏡検査はつらい、苦しい」という患者さんのマイナスイメージです。当院では、できるだけ患者さんがつらくならないような検査を心がけています。検査の技術向上のために研鑽を続けることはもちろん、鎮痛剤(麻酔)を使って眠っている間に検査をするという方法を取っています。これは胃がんの検査も同様です。

検査機器にもこだわりがあるとお伺いしました。

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【正博院長】経鼻ではなく通常の経口のファイバーを使った内視鏡を使用することですね。高画質の観察が可能で、小さい病変でも早く発見することができるメリットがあります。患者さんは検査時は眠っているため、口からの検査でも負担が少ない状態でお受けいただくことができます。また、大腸内視鏡検査では、空気を挿入して腸内を見やすくしながら検査を行うのですが、これを体内で吸収されやすい送気ガスに変えることでおなかが張りにくくなるようにしました。それによって大腸と胃の両方を同じ日に検査できるようになったので、気になる方はぜひ一度ご相談いただきたいです。あとは、おなかの中をしっかり見れるようなエコーや動脈硬化をみるための首の動脈エコー、院内採血の機械も新しく取り入れました。

地域のかかりつけ医として社会貢献に努める

スタッフさんとはどのように連携されていますか?

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【由雄理事長】ここに勤めていて良かった、と皆が思ってくれるような環境をつくることを心がけています。良いスタッフがそろっていないと診療できませんからね。開業当初からずっと働いてくれているスタッフもいて、何も言わなくてもサポートしてくれるので本当に助かっています。
【正博院長】そういう意味ではこちらで働き始めたばかりの私よりもスタッフのほうが先輩です(笑)。2019年1月からウェブ予約システムを導入し、診療の待ち時間や待ち人数がウェブ上でも、受付に設置したパネルでも確認できるようにしました。今までなかった取り組みで、ご高齢の方はパソコンやスマートフォンを使い慣れていないことも多いので、スタッフにも協力してもらってご家族の方にお声がけすることもあります。そのほか、検査前の声かけや些細なコミュニケーションなど、皆さん楽しんで働いてくれているようでこちらもうれしいです。

今後の展望をお聞かせください。

【由雄理事長】内視鏡検査を中心として、地域社会に貢献していきたいというのが一番です。そして、スタッフはもちろんですが、患者さんにも「ここを受診して良かった」と思ってもらえるようなクリニックにしていきたいと思っています。
【正博院長】定期的な内視鏡検査で早期に病変を発見し、胃がん、大腸がんをなくしたいということです。内視鏡検査についてはマイナスイメージをお持ちの方が多いと思います。ですが、実際に胃がんや大腸がんになってからの治療は大変です。病気になってから後悔するようなことがないよう、今からできる検査はしっかりと受けていただきたいです。そのために、胃と大腸の検査を同日に行うことで来院回数を減らしたり、検査待ちの期間を軽減できるよう工夫をしています。今後は、不定期ではありますが、月1回日曜日にも検査日を設けて、少しでも多くの方に検査を受けていただけるようにしたいです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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【由雄理事長】肛門科はなかなか女性は受診しづらいと感じる声を聞くこともあります。当院では、女性スタッフとともに優しく丁寧に対応していますので、気になることがあったら、まずはご相談ください。
【正博院長】胃カメラ、大腸カメラを含めて、内視鏡検査を安心して受けていただけるような環境を整備していきたいと思っています。内科の分野でいくと、生活習慣病でお悩みの方も多いと思います。生活習慣病は長期の通院治療が必要となるため、主治医と患者さんとの信頼関係がとても大事です。些細なことでも相談しやすいような環境をつくり、患者さんと二人三脚でいい関係を保ちながらうまく治療を進めていきたいと考えています。地域のかかりつけ医として皆さんの健康づくりにこれからも貢献していきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

内視鏡検査/胃:1万5000円、大腸:3万円、胃・大腸:4万5000円
(※症状があったり、ポリープ切除を行ったりした場合は保険診療適応)

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