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上野 智史 院長の独自取材記事

うえの歯科クリニック

(一宮市/尾張一宮駅)

最終更新日:2020/05/27

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尾張一宮駅または一宮駅から東へ、車でおよそ15分。駅を背に国道155号線を走り、南小渕交差点を過ぎると見えてくるのが「うえの歯科クリニック」の濃紺の看板だ。開業は2016年12月。車での通院が便利なわかりやすく通いやすい場所で、駐車場は13台分とたっぷり用意がある。上野智史院長にとって、一宮は高校時代を過ごした愛着ある町。歯科衛生士である妻とともにこの地に根を下ろし、地域に親しんでいきたいと考えて、親しみやすい内装、院内バリアフリーやキッズスペースなど世代を問わず利用しやすい設計を実現した。治療においても、歯科医院独特の痛い、怖いというネガティブな印象を改善しようと、さまざまな工夫を行っている。丁寧な話し方に謙虚な人柄が垣間見える上野院長に話を聞いた。
(取材日2017年2月21日)

高校時代に親しんだ町で地域に役立つ歯科医療をしたい

歯科医師をめざされたきっかけと、開業までのご経歴を教えてください。

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出身は岐阜県の大垣市で、私の父も歯科医師として大垣で開業しています。子どもの頃から父の仕事している姿を見ていたので、他の職業については考えたこともなく、歯科医師になるために勉強を重ねてきた感じですね。進学先はこの近くの高校だったので、一宮はなじみのある土地なんです。大学は東京の日本歯科大学で、2003年に卒業後、大学の附属病院で研修医として働き始めました。その後は大阪や名古屋市内の歯科医院、父の歯科医院などで働き、2016年12月に当院を開業しました。父の後を継ぐことも考えましたが、新たに自分の歯科医院を持つと決めた時に高校時代に親しんだ一宮で頑張っていこうと決意し、ここに開業することにしました。患者さんは一宮市内の方が多く、お子さんからご高齢の方まで幅広い世代の方が来院してくださっています。

歯科医院らしくない、フレッシュで明るい雰囲気の院内ですね。

お子さん連れのファミリー層にも通いやすい、親しみやすい雰囲気にしたかったんです。キッズスペースも用意し、予約の段階でご希望いただければ保育士も待機しますので、小さいお子さんが一緒でも落ち着いて治療を受けていただけると思います。この町で20年、30年とこの歯科医院を続けていくことを考え、建物はご高齢の方にも通いやすい平屋建てで院内バリアフリーの設計にしました。駅からは少し離れていますが、地域の皆さんに通いやすいよう駐車場も13台分と余裕をもって用意しています。治療に関わるスペースには滅菌コーナーをあえて患者さんから見える場所に設け、いつも清潔に使用できるよう心がけています。安心して治療を受けていただけるようにこだわりましたね。

診療スタンスや治療方針をお聞かせください。

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歯科医療や歯科医師には怖い、痛いというネガティブなイメージを抱いている方にも安心して治療を受けていただけるように、まずは丁寧にお話しすることを心がけています。当院ではお口の中がきれいに撮れる口腔内カメラを用意していますので、画像を見ながら説明し、患者さんご自身に今の状態を理解していただくことから始めます。そして、患者さんがどういったことを求めて来院されたのかしっかりと伺って、一つ一つ確認しながら治療し、より患者さんの望むゴールに近づくことが目標です。できるだけ痛みの少ない治療を丁寧に進めることで、歯科医療に対するネガティブなイメージも壊していけたらと思っています。

一言「ありがとう」と書かれた患者からの手紙

得意としているのはどんな治療でしょうか?

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当院は歯科・小児歯科を標榜しており、予防歯科・高齢者歯科・審美歯科・歯周病治療やドライマウスの治療など幅広く扱っています。基本的なスタンスとして専門にこだわることなく、オールラウンドな治療をめざしています。ただ、高齢者歯科については、勤務医時代に訪問歯科診療などで携わってきた年数が長いため、詳しい部分が多いかもしれません。ご高齢になると、その患者さんを総合的に診た場合に、どこまでの治療が安全であり必要なのかを十分に把握する必要があります。もちろん、患者さん自身のご要望もよく聞かせていただいた上で、治療にあたります。当院は開業したばかりでまだ治療の幅が広くないのですが、今後は噛み合わせ治療や矯正治療・インプラント治療・施設や個人宅への訪問歯科診療など患者さんに喜んで満足していただける治療を模索し、技術を磨いていきたいと考えています。

高齢者歯科について詳しく教えてください。

日々のお手入れをしっかりしていて虫歯になりにくい方でも、加齢に伴って歯茎や唾液の状態が変化します。例えば高齢になると唾液の量は減り、サラサラした状態だったものがだんだん粘っこくなっていきます。病気などを境にお口の中の環境が急速に悪化する方も少なくありませんし、飲んでいるお薬によって唾液の量が少なくなり、虫歯ができやすくなる場合もあります。そうならないためにも、基本的には3ヵ月から半年くらいのスパンで検診を受けていただければと思います。また、歯科医院でできる治療のすべてが患者さんのご自宅でできるわけではありませんし、積極的に声かけするなど、ご家族とのコミュニケーションも大切です。

印象に残っているご経験をお聞かせください。

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訪問歯科診療に携わっていた頃、入れ歯治療で伺っていた患者さんなのですが、脳血管障害で半身まひになっていたんですね。歯磨きどころか話すのもひと苦労というご様子でしたが、ある時、その方から「ありがとう」と一言だけ書かれたお手紙を頂いたんです。ゆがんだ文字の形から一生懸命書いてくださったのが伝わってきて、ペンを握るのも大変なのに……と感激し、今でも大切にしまってあります。また、先日子どもの患者さんから手づくりのバレンタインのチョコを頂きました。お母さんと一緒に通院されていたのですが、少しでも歯科医院に対して良いイメージを持ってほしいと頑張っていたので、これもうれしかったです。開業前に父の病院で働いていた時、患者さんと父のコミュニケーションを見てうらやましいと思ったことがありましたが、僕自身も患者さんから「ありがとう」「症状が良くなりました」とお声をいただけると、その度にうれしくなります。

納得のいく治療・積極的な予防で、自分の歯を大切に

休日はどんなふうに過ごされていますか。

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休みが少ないこともあり、趣味をつくるのが難しく、今のところ無趣味なんです(笑)。最近は、2人の子どもたちと遊ぶのが息抜きになりますね。仕事柄、健康管理は特に大切だと思いますので、休日であっても早寝早起きで生活のリズムは崩さぬように心がけています。歯の手入れももちろん丁寧にしているつもりで、歯ブラシやデンタルフロス、マウスウォッシュを使いますし、歯科衛生士さんにクリーニングしてもらうこともあります。

読者へメッセージをお願いします。

技術の進歩で義歯やかぶせ物、詰め物の品質が向上し、先進的な医療ではインプラントなど失った歯の代わりになる物はできていますが、やはり自分の歯が一番ストレスなく噛めるものです。ですから、少しでもご自分の歯を長持ちさせることができるように、ご自身のお口の中の状態に関心をもって、歯科医院に足を運んでいただきたいですね。最近は歯ぎしりや噛み合わせを気にされている患者さんも増えていますが、歯が削れてしまうと知覚過敏や慢性的な痛みがでてくることもあります。歯にトラブルがあると誰でも口元を隠してしまいがちですが、納得のいく治療や検診でお口の悩みを解消していただき、おいしく食べて気持ち良く笑っていただければと願っています。

今後の展望を教えてください。

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予防歯科の重要性が広く認識されつつありますが、この地域の患者さんについては、まだまだ虫歯治療や義歯治療などの必要な方が多いかなと感じています。ですから、まずは患者さんの症状を改善する治療を行い、その後は歯科検診の重要性や歯磨きの大切さを理解していただくことで、少しずつ予防にも力を入れていければと考えています。また、日々の歯ブラシによって歯茎のコンディションがどう変わっていくのかも画像で見てもらえれば、患者さん自身にとっても良いモチベーションになると思います。そして、患者さんが気持ち良く気兼ねなく通えて、スタッフや僕とも同じ方向を向いて治療に取り組んでいける、そんな歯科医院をめざしていきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックインレー/4万円~(税抜)

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