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荒川 英之 副院長の独自取材記事

富士歯科医院

(大和市/高座渋谷駅)

最終更新日:2024/02/16

荒川英之副院長 富士歯科医院 main

小田急江ノ島線高座渋谷駅から徒歩4分の場所にある「医療法人社団奉歯会 富士歯科医院」。閑静な住宅街の中、60年以上の長きにわたり、地域の歯の健康を支え続けてきた。現在は、2代目である荒川邦英理事長と、理事長の息子である荒川英之副院長が診療を行っている。以前は、虫歯や歯肉炎、歯周病などの一般歯科、入れ歯、審美歯科などに対応する「街の歯科医院」というイメージだったが、インプラント治療を専門とする副院長の存在も手伝って、診療の幅が着実に広がっているという。今回は、副院長に、歴史ある歯科医院への想い、そして先進のインプラント治療について詳しく話を聞いた。

(取材日2024年1月19日)

3代にわたり62年もの間、地域を支え続ける歯科医院

まずは副院長が歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

荒川英之副院長 富士歯科医院1

当院は、62年前に私の祖父が開業した歯科医院であり、祖父から父へと引き継がれました。祖父は私が幼少の頃に亡くなりましたので、祖父の診療している姿を見たことはないのですが、当院を承継して地域の健康を守っている父の姿を見て、歯科医師という職業は身近に感じていました。もっとも、歯科医師になろうと道を定めたのは高校生の頃です。進路を決める段階になって、歯学部か、獣医学部か、医療とは違う学部にするか悩みましたが、やはり自分も歯科医師になりたいという気持ちに固まっていったんです。ただ、実は私は猫アレルギーなので、そもそも獣医学部は難しかったかもしれません(笑)。

子どもの頃から知る、富士歯科医院の印象はどのようなものですか?

いわゆる昔ながらの歯医者さんという印象ですね。地域の方が老若男女分け隔てなくお越しになり、家族ぐるみでお付き合いいただける。そんな温かみのある歯科医院だと感じています。現在私は、毎週金曜のみ当院で診療をしているのですが、歯科医師として入ってみて、患者さんに対する印象は少し変わったように思います。例えば、以前は虫歯など一般歯科の治療のためだけに来院される患者さんが多かったのですが、近年は予防のために来院を続ける方が増えてきたのではないでしょうか。時代の変化でもあるのでしょうが、この地域でもメンテナンスに対する意識が広がっていっているような手応えを感じていますね。

2代目であり現在も理事長として活躍されている、お父さまからはどんなことを学びましたか?

荒川英之副院長 富士歯科医院2

同じ歯科医師として当院で診療をするようになり、改めて基本の大切さを学べた気がします。理事長の診断はたいへん適切で、診療に迷いがない。カルテの書き方もわかりやすく、技術面だけでなく、治療と情報管理のそれぞれの土台がしっかりあるからこそ、患者さんに安心して通ってもらえる歯科医院として継続できるのだろうと実感しました。私は歯科医師になったばかりの1~2年目から当院で診療をしていますので、祖父、父と受け継いできたこのような「当院の流儀」を自然に身につけているようが気がしますね。お越しくださる患者さんも、父子とはいえ、考え方もやり方も違うと、不安を覚えると思いますので、そこはとても良かったと感じています。もちろん時代の流れとともに変化をしていかなくてはいけない部分もありますので、アップデートはしていきたいと考えています。

新たに相談が増え始めたインプラント治療

そのアップデートの一つが、インプラント治療なんですよね?

荒川英之副院長 富士歯科医院3

そうです。私は、当院で毎週金曜日に診療をしていますが、それ以外の曜日はインプラント治療を中心に診療する他院に勤務しています。そこでの診療経験をもとに、当院でも1年ほど前からインプラントの診療を開始しました。地域柄、高齢者の方も多いので、入れ歯を安定させるためのインプラント治療もよくご相談いただきます。総入れ歯だとどうしても口の中で入れ歯が動いてしまうなど、歯があった頃に比べて10~20%くらいしか噛む力がなくなってしまうといわれています。また部分入れ歯でも、入れ歯を入れている反対側のほうで噛む癖がついてしまい、その部分の歯が悪くなりやすい。そうなると、今度は前歯で噛むようになるなど、どんどん悪い循環が生まれてくるんです。そうならないためにもインプラント治療は有用なので、気軽に相談していただけるよう、無料相談も受けつけています。

入れ歯の患者さんがインプラント治療を受けるメリットを教えてください。

入れ歯が不安定なことで噛む場所が移動し続けてしまい、歯全体が悪くなることを防ぐ役割を期待できます。インプラントは、その防波堤のようなイメージですね。しっかり噛むことが望めれば、そもそも噛む場所を移動させなくても良いですし、一部の歯だけで噛むことによりかかる負荷を分散できるでしょう。また総入れ歯の場合は、入れ歯自体を固定させるために、入れ歯を引っかける支柱としての役割を期待できます。固定力が上がって入れ歯がずれることが少なくなれば、噛みやすくなることが見込め、さらに擦れによる痛みの軽減も図れるでしょう。長く入れ歯を使っている方は入れ歯のほうが慣れている場合もあるとは思いますが、入れ歯を使い始めて間もない方や、違和感を抱いている方にとっては、快適さを追求できる一つの選択肢と言えるのではないでしょうか。

2年前に院内設備を刷新したと聞きましたが、それもインプラント治療強化のためですか?

荒川英之副院長 富士歯科医院4

インプラント治療のための設備も含まれてはいますが、総合的に設備強化をしました。エックス線の検査機器を入れ替え、CT、口腔内カメラ、口腔外バキュームなどを新調しました。加えて、インプラント治療関連の道具も一式備えるようにしています。インプラント体をフリーハンドで入れる歯科医院も少なくないと思いますが、それだとやはり挿入位置のズレによるトラブルのリスクが否定できないんです。ですので、当院は、CTなどのデータをもとに患者さんそれぞれの顎骨の状態を緻密に計算し、その人に合ったマウスピース状のガイドを作ります。それにより適切な場所にインプラントを入れることが望めるのです。こうした設備を活用し、安全に治療を行えるように配慮しています。

コミュニケーション密度を高め、患者にゴールを見せる

患者さんの安心感を守るために、常に工夫を重ねていかれているのですね。

荒川英之副院長 富士歯科医院5

設備的な工夫も大事ですが、何よりコミュニケーション面での工夫は常に大切にしています。そもそも歯科医院にお越しになる患者さんは、恐怖心や不安を抱えていらっしゃいます。初診の人はもちろん、何度か通っている人でも、怖さを拭いきれているかと聞かれれば「NO」という答えでしょう。その恐怖心を取り除くために、初診からいきなりハードな治療をしないとか、仮に緊急性が高く麻酔を打つにしても、声かけを重ねて安心してもらえうように努めるなど、患者さんの反応を見てこまやかにコミュニケーション方法を選択するようにしています。一番良くないのは、治療が終わっていないのに、「怖いから」という理由で来れなくなってしまうことなんですよね。

通い続けてもらえるように、副院長が大事にしていることはどんなことですか?

めざすゴールや、そこまでの見通しを想像しやすくして差し上げることです。治療がどのように進んでいき、どの時点で終了する見込みかというのは、患者さん本人にはわかりにくいものです。歯科医師がそこをお伝えせずに通っている状態というのは、患者さんにとってはいわば、暗中模索でしょう。ですので、必要な期間や最終的にめざすゴールをちゃんとお見せし、患者さんがコースアウトしないよう丁寧にナビゲートすることが大事だと考えています。私は、「何か問題が起きたら歯医者に来て」というアプローチはしたくないんですね。それだと一度治療しても、今度また違うところが駄目になって、問題を繰り返してしまいやすい。だからこそ、治療した後は、今度は予防という意識で新しい道筋を見せていくように心がけています。

最後に、読者へメッセージをお願いいたします。

荒川英之副院長 富士歯科医院6

「なるべく早く痛みを取りたい」「なるべく早いタイミングで治療を終えたい」と皆さま思われているはずです。当院でもそのお気持ちに寄り添っていきたいと考えています。そこをめざすためには、歯科医院として、歯科医師として成長していくことも私たちの使命。個人的には、休日もできるだけ時間を作ってインプラント治療の最新資料を読んだり、セミナーに通ったりなど自己研鑽をしています。高いクオリティーで、より良い治療をめざしてまいりますので気になることがありましたら、いつでもお訪ねくださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/1本:33万円

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