「片頭痛は何科に相談すればいい?」
内科で受けられる頭痛の診療
松岡醫院
(世田谷区/千歳船橋駅)
最終更新日:2024/12/12


- 保険診療
慢性的にズキンズキンと痛む片頭痛や、パソコン作業後、気象の変化、月経前などさまざまなきっかけで現れる頭痛は、日々の生活に支障を来すつらい症状だ。脳神経内科ではそんな頭痛の専門的な治療を受けられるが、ハードルが高く感じる人もいるだろう。脳神経内科と内科を標榜する「松岡醫院」は、地域のかかりつけ医に風邪や腹痛、花粉症などを相談するように、頭痛の症状を診てもらえるクリニックだ。院長の松岡正敬先生は、脳神経内科の医師として長年大学病院や総合病院、診療所に勤務してきた経験豊富なドクターで、「町のお医者さん」をめざして開業。「どんな症状でもどんな方でも、気軽にご相談ください」と語る院長に、幅広い対応を心がける同院の特徴から、頭痛治療の流れまでじっくりと話を聞いた。
(取材日2024年8月20日)
目次
片頭痛や緊張型頭痛の専門的な治療も気軽に相談できる。医療の窓口として幅広い悩みに応じる内科クリニック
- Qこちらのクリニックの特徴を教えてください。
-
A
▲患者がリラックスして話せる雰囲気づくりを大切にしている
長年の診療経験から幅広い症状に対応できます。かかりつけ医として風邪や腹痛などの内科症状から、生活習慣病の管理、研鑽を積んできた脳神経内科の分野まで広く診ています。さまざまな病院や他の診療科の医師とのネットワークもあり、患者さんの症状に適した医療機関へ迅速に紹介できることも当院の特徴です。医師になって40年たち、それだけ人脈も築いてきていますので、何でもご相談に来ていただきたいです。そのために話しやすい雰囲気づくりにもこだわり、患者さんとの会話を大切に診療を行っています。
- Q具体的には、どのようなご相談が多いですか?
-
A
▲頭痛を専門的に扱い、大本の原因を探る
夏の暑い時期は熱中症の方がとても多いですね。他にも屋外と室内の寒暖差から体調を崩される方や、風邪などの感染症の方も多くいらっしゃいます。スマートフォンやパソコンなどを長時間使用し、肩凝りの延長線上に起こる緊張型頭痛の症状も近年増えています。当院はご家族皆さんで来てくださることが多く、各予防接種や花粉症、禁煙などのご相談にも対応していますし、「ここなら診てくれるそうですね」と来てくださる方もいます。頭痛や物忘れ、めまい、しびれなどは脳神経内科の医師としての長年の経験に基づいて診察できますが、一般内科にかかるように気軽にご相談にいらしてください。
- Q片頭痛に関するご相談も多いと伺いました。
-
A
▲頭痛による痛みのコントロールが図れるようになってきたという
世田谷区は片頭痛を専門に診療できるクリニックが少ないこともあり、インターネットで検索していらっしゃる方がとても増えています。当院では幅広く診療するかかりつけ医としての役割を担う中で、これまでの経験を生かし、片頭痛の治療にも取り組んでいます。頭痛の原因は多岐にわたり、寝不足や二日酔い、骨のゆがみなどの整形外科的な要因の他に、女性の場合は生理やホルモンバランスの乱れが関係しているといわれていますが、片頭痛の原因ははっきりとわかっていません。しかし、医療の進歩により、痛みの解消をめざすためのさまざまなアプローチ方法が開発され、痛みのコントロールが見込めるようになってきています。
- Q治療はどのように進めていくのでしょうか。
-
A
▲片頭痛の発症抑制を目的とした注射も行っている
まずはしっかりと診察を行い、ストレスや運動不足といった頭痛の原因に迫り、具体的な解決に取り組みます。片頭痛の場合は従来の投薬治療に加え、症状の程度に応じて片頭痛発作を予防するための抗CGRP抗体製剤の注射薬も用います。緊張型頭痛については、鎮痛剤で痛みのコントロールを図り、再発を繰り返すようであれば予防のための薬を飲んでいただくこともあります。お薬を使用する場合は、通院してある程度継続して飲んでいただくことが必要です。頭痛は精神面に起因することも多く、うつ病や統合失調症が原因の場合は、精神科の受診をお勧めすることも。CT検査などの必要性もきちんと見極め、しかるべき医療機関への紹介も行います。
- Q頭痛以外の症状でも相談していいのでしょうか。
-
A
▲丁寧に診察し、必要に応じて専門医療機関を紹介する
もちろんです。どんな症状でもどんな方でも、地域に根差したクリニックとしてお役に立てるよう努めています。可能な限り当院で診させていただきますが、詳しい検査が必要な場合や、別の専門の医師による診察が必要とあれば、ネットワークを駆使して迅速に連携を取っています。今は情報へのアクセスが容易で、胃腸はここ、心臓はこっちと患者さんご自身でクリニックを選択されている方も多いようですが、一人の医師に何でも相談し、必要に応じて専門の医療機関につないでもらうほうが、結局は最短で適切な診療を受けられるのはないでしょうか。当院もそういった窓口の一つとして、些細なことでも気軽に相談できる場所でありたいと思っています。